青龍寺は山と海に囲まれた修行の聖地!朝青龍を鍛えた石段に挑戦

公開日:2019/4/18 更新日:2019/12/27

トラベルパートナー:トラベルパートナー: kana
徳島県出身。徳島県を中心に、四国と住んだことがある大阪府、愛知県の記事を書いています。旅行は夫か母、友人などとの二人旅がメインです。神社仏閣や歴史が好きなので、そのスポットにまつわる豆知識をふまえて見どころをご紹介します。
「修行の道場」土佐の札所も終盤、聖地の雰囲気が感じられるお寺やき

かつて大相撲の横綱、朝青龍が足腰を鍛えたといわれる170の石段がある青龍寺。高知県の土佐市にあるお寺で、弘法大師にまつわる伝説もあるお寺として知られています。先述したように、元横綱朝青龍が足腰を鍛えるトレーニングをしていた場所でもあり、それがしこ名の由来にもなっているのだとか。

ここでは、青龍寺の概要やたくさんある見どころ、アクセス方法などについてまとめてみました。

青龍寺は急な石段がそびえる聖地

四国八十八ヶ所霊場の一つ

四国八十八ヶ所霊場の36番札所となっている青龍寺。高知県土佐市に建っており、太平洋に突き出ている半島に位置しています。かつて、唐から弘法大師が独鈷を投げ、この場所に落ちてきたという伝説が伝わっています。

朝青龍のしこ名の由来となったお寺

青龍寺の石段はとても急な事でも有名。170段もある石段はそれぞれの段差がバラバラなので、余計に上りにくいという一面があります。大相撲の元横綱として大活躍した朝青龍は、この石段で足腰を鍛えるトレーニングをしていたのだとか。青龍寺でトレーニングをしていた事で、朝青龍というしこ名になったそうです。

1200年間渡し船でしか行けなかった場所

海峡に隔てられた横浪半島に建つお寺。かつて陸路で訪れる時には、かなりう回をする必要がありました。弘法大師も渡る時には渡し船を使ったといわれています。また、大師のお供がこの地に残り、そのあと渡し船の船頭をしていたのだとか。昭和48年に宇佐大橋が完成し、それによって訪れやすくなりました。

絶景の海に囲まれて

日本ではないような絶景

高知におけるスポーツの名門校、明徳義塾高校のすぐ近くに青龍寺はあります。土佐市の市街地や高知市には宇佐大橋を渡るしかないため、立地としては不便。その代わりといっては何ですが、日本ではないような美しい青い海の景色を堪能できます。

ヴィラサントリーニで外国気分

日本ではないような風景ですが、実は高知県です。これは、ヴィラサントリーニという青龍寺のすぐ近くで営業しているホテルからの眺め。サントリーニの近くに青龍寺奥の院があるため、訪れる時には目印となるでしょう。

Address 〒781-1165 高知県土佐市宇佐町竜599番地6
Hours 9:00-21:00(電話受付時間)
Closed 不定休
Tel 088-856-0007
Web http://www.villa-santorini.com/

青龍寺は見どころがいっぱい

青龍寺の御本尊は波切不動明王

不動明王を御本尊とする青龍寺。別名、波切不動明王とも呼ばれています。唐から弘法大師が帰国しようとした時、荒れていた海を切り開いて救ったといわれる不動明王。現在でも、漁師をはじめとして海で仕事をしている方たちから信仰されています。



弘法大師の師匠を祀るお堂

中国風の飾りがある不思議なお堂が納経所の奥にあります。恵果堂と呼ばれるお堂で、唐における弘法大師の師、恵果阿闍梨を祀っています。恵果阿闍梨のお墓も青龍寺の境内にありますよ。

修行の聖地

かつては修行の地でもあった青龍寺ですが、滝行をしていたといわれる滝が現在でもあります。本堂に行くまでの階段の途中に、滝と不動明王があるので見ておきましょう。滝の周辺は苔が生えており、歴史を感じる事ができます。

青龍寺の御朱印

参拝をしたあとには御朱印もいただいておきましょう。山のふもとに納経所があります。迫力がありデザイン性も高い御朱印なので、ぜひいただいておきたいですね。隣の建物はかつて納経所だったところで、ここではお札やお守りなどを購入可能。

修行の道場の真骨頂はここから

高知県は四国霊場の中でも修行の道場

四国霊場の中でも修行の道場といわれている高知県。東西に延びる長い県土には16ものお寺がありますし、室戸岬から足摺岬まで、端から端に移動しなくてはなりません。16のうちほとんどのお寺は東にあり、残りの3つのお寺が西の端に点在。かなりの距離を移動する事になります。

37番札所岩本寺

青龍寺から50キロメートルほど離れた場所に次の札所があります。ここは青龍寺と違って平地に建っているので、参拝するのも楽です。境内にはお遍路さんにありがたい大きな宿坊が。お遍路さんから人気のあるお寺のようです。

岩本寺といえば絵天井

本堂で見る事のできる絵天井が岩本寺の特徴。本堂を改築する際、全国から575枚の絵が集まりそれを天井に飾っています。さまざまなデザインの絵があり、中にはマリリンモンローやかわいい猫の絵も。お寺とのミスマッチ感が何とも言えませんね。

Address 〒786-0004 高知県高岡郡四万十町茂串町3-13
Hours 7:00-17:00
Closed なし
Tel 088-022-0376
Web http://www.88shikokuhenro.jp/37iwamotoji/

38番札所金剛福寺

岩本寺から金剛福寺まではおよそ100キロメートルの道のりとなり、これは四国霊場においても最長の距離となります。四国の最南端となる足摺岬に位置しており、観音菩薩が住む補陀落という世界にもっとも近い場所なのだとか。

Address 〒787-0315 高知県土佐清水市足摺岬214-1
Hours 7:00-17:00
Closed なし
Tel 088-088-0038
Web http://www.88shikokuhenro.jp/38kongofukuji/


39番札所延光寺

高知県で最後となる札所が延光寺。金剛福寺からは50キロメートルほどの道のりです。愛媛県宇和島市に近い宿毛市に建つお寺。高知県では終盤に近付くにつれ海に近い札所が連続しますが、最後となるお寺は内陸に建っています。

Address 〒788-0782 高知県宿毛市平田町中山390
Hours 7:00-17:00
Closed なし
Tel 0880-66-0225
Web http://www.88shikokuhenro.jp/39enkoji/

弘法大師と亀

金剛福寺と延光寺には、亀にまつわる伝説があります。金剛福寺は、弘法大師が亀を呼び寄せて対岸の岩に渡り修行を行ったといわれており、延光寺は龍宮の亀が鐘楼を背負ってやってきたという伝説が。実はこの鐘楼は現存しており、国内で7番目となる古さといわれています。

青龍寺へのアクセス

車でのアクセス

高知自動車道の土佐インターからだと車で20分ほどの道のりとなります。約20台を収容可能な駐車場があり、無料で利用できるところと有料のスペースに分けられています。駐める時には注意してくださいね。

電車・バスでのアクセス

JR高知駅からとさでん交通バスに乗車しましょう。60分ほどでスカイライン入口停留所に到着します。バス停からは3キロメートルほどの道のりを歩く事になるので、訪れる時には車がおすすめ。高知は鉄道網もそれほど発達していないので、観光にはマイカーやレンタカーのほうが圧倒的に便利です。

Address 〒781-1165 高知県土佐市宇佐町竜163
Hours 7:00-17:00
Closed なし
Tel 088-856-3010
Web http://www.88shikokuhenro.jp/36shoryuji/

まとめ

かつて横綱朝青龍がトレーニングをし、しこ名の由来にもなったといわれる青龍寺。大相撲ファンの方にもぜひおすすめしたいスポットですね。見どころもたくさんあるお寺なので、高知観光に訪れた時にはぜひ足を運んでみましょう。

お寺のある横浪スカイラインはとても気持ちのいい場所なので、ドライブするにもおすすめ。潮風を感じながら、のんびりとワインディングをドライブしてみましょう。