岡本太郎記念館で個性的な岡本芸術を堪能!アートを浴びよう

公開日:2019/4/23 更新日:2020/1/6

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Kei
東京都出身。おもに東京から気軽に行ける場所を紹介。また、海が好きで、一年に一度は海のある場所へ旅行する。日本中の水族館に行くのが夢。美術館や博物館には一人で行きたいが、旅行は家族や友達と一緒に楽しみたい。
驚きあり、感動あり。不思議な魅力いっぱいの美術館へ行ってみよう

東京都南青山に位置する岡本太郎記念館。ここはかつて、岡本太郎氏が実際に住んでいた場所です。太陽の塔で有名な彼についての知識を深められる事間違いなし。ここでは、その見どころを詳細にお伝えしていきます。

岡本太郎記念館ってどんなところ

南青山にある岡本太郎の美術館

岡本太郎記念館は、東京都南青山に位置する美術館です。岡本太郎は1911年に生まれ1996年に亡くなりました。彼は、1970年の大阪万博のシンボルであった太陽の塔や芸術は爆発だと言い放った事で有名です。この記念館では、そんな岡本太郎の絵画や彫刻を見学できます。

この記念館は、1954年から1996年まで岡本太郎が実際に家兼アトリエとして使用していた建物。

ネット割特別券を入手しよう

エントランスを入るとすぐに作品が右手に見えてくるのですが、まずは受付で入場料をきちんと払いましょう。記念館の中は撮影OKとなっており、あとから見返す事もできるようになっています。

公式ホームページで、ネット割特別券を入手できるので、プリントアウトして入場料を払う際に提示しましょう。携帯電話の画面を見せるだけでは割引が適用されないので、プリントアウトを忘れないようにしてください。

ビビッドな2階の展示室

入った瞬間から引き込まれる

2階には常設展と企画展の部屋が設けられています。常設展では、岡本太郎が制作した絵画や彫刻が飾ってあり、スクリーンには映像が映し出されています。写真に写っているのは、現在は兵庫県のホテルにおかれている繚乱という銅でできた作品。

作品をひとつずつじっくり見よう

展示室の壁は赤色に染められており、非常に刺激的です。岡本太郎の芸術の世界に紛れ込んでしまったような不思議な空間が広がっています。展示されている作品には解説が添えられているので、きちんと読んで作品への理解を深めましょう。

写真の上部に写っているのは、海辺の太陽と名付けられた作品です。学校にうまくなじめていなかった岡本太郎にとって、太陽との会話は彼の生活において非常に重要な役割を果たしていたようです。

大きなモザイクタイル

これは、1952年に創作された群像という作品です。伊奈製陶(現・株式会社LIXIL)から絵を描いてみないかという提案を受け、油絵の作品である群像をモザイクタイルで再現しました。油絵の具で描かれたものと、モザイクタイルで作られたものでは趣が少し異なるので、実際に見ていただきたいです。

岡本かの子文学碑

これは、川崎にある二子神社にある岡本かの子文学碑の誇りという作品です。岡本かの子は、岡本太郎の母であると同時に、文学者でした。かの子は生前多摩川が大好きで、この絵はかの子が多摩川の土手に立って、身をひるがえしている場面をモチーフに太郎が描いたものです。

柔らかな光が差し込む1階



ご本人登場にちょっとびっくり

1階には、岡本太郎のフィギュアが設置されています。スーツを着ているため、本物の人だと勘違いしてしまい、少し驚くかもしれません。1階の展示室は2階の刺激的なものとは異なり、自然光が入り込む穏やかな雰囲気。そのため、また新しい気分で作品を楽しめます。

たくさんの鮮やかな色が駆使されているのに混沌としておらず、それぞれの色がうまく調和しているのが彼の絵の個性であり、優れた点です。

数々の名作を生んだ仕事場にお邪魔

1階の奥の方へ進んでいくと、岡本太郎の仕事場を見学できます。部屋の中に足を踏み入れる事はできないのですが、入り口から彼の仕事部屋がどのようなものであったかを見渡す事は可能です。部屋の上の方にも作品が飾られているので、見上げてみてください。

その場で多くの有名な作品の数々が創作されたのかと思うと来てよかったと思えるでしょう。

企画展も随時開催

企画展・太陽の芸術

岡本太郎記念館では、岡本太郎とジャズや岡本太郎の東北といった代の企画展が行われてきました。写真にあるのは、2019年2月から6月に行われている太陽の芸術 岡本太郎のパブリックアートという企画展において展示されていた太陽の塔です。企画展は常時みられるものではないので、情報を事前にチェックしておきましょう。

岡本太郎の作品はいろいろなところに

この写真も企画展・太陽の芸術で撮影した一枚。壁一面にずらっと岡本太郎による作品を撮影した写真が並べられていてその数の多さに驚きます。岡本太郎が公共のスペースに多くの作品を残したのは、彼が芸術は民衆のものという確固たる信念を抱き、それを実行したからです。

屋外の展示も

太陽の塔は見逃さないで

岡本太郎の作品が展示されているのは館内だけでなく、屋外にも所狭しと置かれています。2階のベランダからちょこんと除いている太陽の塔は、なんとも愛くるしい存在。照明ではなく、自然光に当たる事によって、なんだか作品がのびのびしているような印象を受けます。

太陽が輝いている

この作品は、1980年代後半に作られた若い太陽です。岡本芸術は太陽をテーマにしたものが多く、この作品はまさに岡本太郎の真骨頂といえる作品の一つです。庭に設置されている作品のタイトルや説明が書いてある場所は、入り口付近にあたるので、詳しく知りたいという方はチェックしてみましょう。



緑と融合するアート

手前にある色彩豊かなオブジェは、座ることを拒否する椅子です。この作品は特に人気があり、ミュージアムショップではこれをモチーフにしたiPhoneケースのような商品が販売されるほど。

奥に見える作品は、めばえです。高さ120メートルを誇る大規模な作品として、大型のレジャー施設に建設されるという計画が進んでいましたが、その計画は結局実現しませんでした。

芸術鑑賞のあとは

カフェでひとやすみ

a Piece of Cakeというカフェは、岡本太郎記念館に入るとすぐ左手にあります。入場する前にカフェに入れるので、作品を見る前にくつろげます。ドリンクのほかにはケーキが楽しめ、テラス席も設けられているので、天気のいい日にはおすすめ。

Address 〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
Hours 11:00am~6:30pm(ラストオーダー6:00pm)
Closed 毎週火曜日・年末年始 ※公式サイトの営業日カレンダーを確認のこと
Tel 03-5466-0686
Web http://www.sasser.ac/apieceofcake/

美術館めぐりの気分なら根津美術館

根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた経歴を持つ初代根津嘉一郎(1860-1940)によって集められた日本や東洋の古美術品の保存・展示をしている美術館です。この美術館がオープンしたのは1941年の事。

現存している本館は、2009年に隈研吾氏がデザインしたものです。ここは岡本太郎記念から歩いて3分ほどの場所にあるので、美術館巡りに最適です。

Address 〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
Hours 10:00am-5:00pm ※入館は4:30pmまで
Closed 毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日)・展示替期間・年末年始
Tel 03-3400-2536
Web http://www.nezu-muse.or.jp/

岡本太郎記念館へのアクセス

電車でアクセス

東京メトロの銀座線・半蔵門線・千代田線のいずれかに乗車し、表参道駅で降りてください。表参道駅からは、歩いて8分ほどで到着します。

バスでのアクセス

バスで行く場合は、都営バス渋88系統の渋谷駅前行き・新橋駅前行きに乗車し、南青山六丁目というバス停で降りてください。そこからは歩いて2分ほどで到着です。駐車場がないので、公共交通機関を利用することをおすすめします。

Address 〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19
Hours 10:00am-6:00pm ※最終入館は5:30pmまで
Closed 毎週火曜日(ただし祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/4)、保守点検など臨時休館あり(公式サイトで確認すること))
Tel 03-3406-0801
Web http://www.taro-okamoto.or.jp/

まとめ

岡本太郎記念館では、彼の数々の作品を眼前にする事ができます。芸術は爆発だ、この言葉に表れているように個性的な岡本太郎のセンスに心動かされます。ぜひ一度足を運んで、岡本太郎の世界に足を踏み込んでみてください。