さきたま古墳公園で巨大古墳群を見て歴史を感じながらお散歩しよう

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トラベルパートナー: MAI

埼玉県出身の主婦です。 主にアジア圏を中心に記事を書いています。 独身の頃は弾丸格安ツアーで、海外諸国を周っていました。 よろしくお願いいたします。

東日本最大の古墳群がある公園として有名だよ!

埼玉という県名が生まれた場所、さきたま古墳。日本で最も大きい円墳や、民家が建っていた場所に復元させたという古墳など、見どころも満載。歴史と文化を楽しみながら学んでみてはいかがでしょうか。

さきたま古墳公園とは

大きな古墳が9基もある

さきたま古墳公園は埼玉県行田市の市街地から南東へ約1キロメートルほどの場所に位置しており、大きな古墳が数多くある事で有名。約1300~1500年ほど前に建造された古墳が、大きなものだけで9基も残されています。

誰が葬られているのかは定かでないものの、武蔵の国に大きな勢力を持って支配していた人たちなのではないかと言われています。

2基だけしか発掘されていない

さきたま古墳公園内で発掘されたのは、稲荷山古墳と将軍山古墳のみ。その他の古墳は、周囲で調査が行われただけで発掘までには至らなかったのだとか。瓦塚古墳や鉄砲山古墳の周囲からは調査の際に大量の埴輪や土器類が見つかっているので、発掘すれば新しい発見となるかもしれません。

埼玉県という名の発祥地

さきたま古墳は、県名埼玉が生まれたところでもあり、実際に今でも行田市埼玉という住所が存在しています。さきたま史跡の博物館の前には、昭和62年4月に建てられた埼玉県名発祥之碑という石碑も。石碑の文字は、当時の埼玉県知事であった畑和さんの手によって書かれたものだそうです。

さきたま古墳公園の個性ある古墳たちを紹介

日本で最も大きい円墳、丸墓山古墳

丸墓山古墳は、さきたま古墳群の中で最も高い約19メートル。直径は約105メートルもある日本で最も大きい円墳です。頂上からの眺めはもちろん最高で、遠くまで見渡す事ができます。

そして頂上に登ったらぜひ見てほしいのが忍城。このお城は、豊臣秀吉の小田原征伐の際、石田三成によって水攻めにあったお城でもあるとされています。

丸墓山古墳は桜の名所

丸墓山古墳の周辺には、桜の木が集中しています。特に頂上の桜の美しさは、息をのむほど素晴らしいと好評です。直径20メートルほどの広場には、桜の古木が5本植えられていて、かなりの太さに圧倒されるほど。天気が良い日には、山頂の桜が宙に浮いているように見えるため、幻想的な雰囲気が広がります。

国宝が発掘された稲荷山古墳

稲荷山古墳は全長約120メートルの前方後円墳で、5世紀後半頃に造られたと言われています。発掘調査が行われた1968年には、2つの埋葬施設とたくさんの副葬品が出土したそう。115文字が刻まれている金錯名鉄剣が発見されるなど、稲荷山古墳から発掘された出土品は全て国宝に指定される事となりました。

稲荷山古墳の頂上

他にも馬具や鉄の斧などの武器、中国の影響を感じさせる大きい鏡や帯金具、糸魚川の翡翠で作られた、まがたまなどが発見。その多くが国宝に指定されています。頂上には礫かくの実物大の絵を描いた模型が置かれ、多数の副葬品と共に描かれています。

歴史価値の高い古墳は、歩いているだけでも肌で歴史を感じる事ができますよ。

将軍山古墳の中は展示館がある

古墳内に展示館が設置されている将軍山古墳は、古墳の中に入れるのが魅力の1つ。初めて横穴式石室を採用した古墳としても知られており、実物の横穴式石室を見学する事ができます。実際はテレビの画面越しから見る事になりますが、寝そべっている様子を見ると不思議な感覚になりますよ。

将軍山古墳の上には数年前まで民家が

さきたま古墳群の中でも比較的新しいのが将軍山古墳。6世紀の後半頃に造られたとされています。実はこの古墳、昭和の終わり頃まで古墳の土を削り平らにした土地に民家が建っていたという時期が。そこで1991年に土地を買い取り、整備を始めて6年がかりで復元作業を完了させました。

さきたま古墳公園に来たなら、はにわ作りを体験してみよう

さきたま古墳を眺めながらはにわ作り

入場料無料で楽しめるはにわの館では、粘土代を払えば、はにわか土器を作る事ができます。初心者の方でも、指導員が丁寧に教えてくれるのでご安心ください。なかなか普段使う事のない轆轤(ろくろ)を使ったり、オリジナルのものが作成できる貴重な体験が待っていますよ。

世界に一つだけの可愛いはにわ

子供でも簡単に参加できるので、はにわを好きなキャラクターに変身させるという遊びも可能。受け取りは約1ヶ月後となりますが、完成から3ヶ月は預かってもらう事ができます。完成品は有料で郵送してもらう事もできますが、せっかくの思い出が割れてしまうのは残念なので、直接取りに行く事をおすすめします。

住所|〒361-0025 埼玉県行田市埼玉5239-2
営業時間|9:00~16:30
定休日|月曜日、祝日の翌日、年末年始
電話|048-559-4599
公式サイトはこちら

さきたま古墳公園でのランチ

公園内にレストハウスが2ヶ所ある

園内にはレストランや売店などの施設がないので、事前に購入してきたものや、持参したお弁当をレストハウスで食べましょう。レストハウスは屋根付きなので、暑い日や日差しが強い日でも安心。もちろん天気が良ければ外でレジャーシートを広げてお弁当を食べたり、日光浴を楽しんだりもできますよ。

愛宕山古墳近くの軽食さきたま

さきたま古墳周辺には、いくつかの食事処があります。軽食さきたまでは、この地域の名物であるフライとゼリーコロッケが食べられます。絶品のフライは揚げ物ではなく、チヂミのような焼いたもの。そして銭フライと呼ばれていたコロッケがその名を変えて誕生したというゼリーコロッケもぜひお試しください。

住所|〒361-0025 埼玉県行田市埼玉
営業時間|11:30~20:00
定休日|火曜日
電話|048-559-3770
公式サイト|なし

つけ汁うどん専門店、元祖田舎っぺさきたま古墳店

新レストハウスの道路を挟んだ向かい側にあるつけ汁うどん専門店は、本格的なうどんをリーズナブルな価格で食べられる人気店。おすすめは元祖いなかっぺが発祥のメニューきのこ汁うどんです。モチモチとしたうどんの食感と、あっさりとした汁のバランスが絶妙ですよ。

住所|〒361-0032 埼玉県行田市佐間1502-3
営業時間|11:00~15:00
定休日|なし
電話|048-559-2610
公式サイトはこちら

さきたま古墳公園へのアクセス

電車でのアクセス

JR高崎線吹上駅からは、朝日バス佐間経由行田車庫行きに乗車し、産業道路バス停で降車して徒歩15分。JR高崎線行田駅または秩父鉄道行田市駅からは、市内循環バス先たま古墳公園前で降車して徒歩約2分。徒歩で行かれる際には、JR高崎線北鴻巣駅で降車し、さきたま緑道で約4.5キロメートルの道のりとなります。

車でのアクセス

東北自動車道羽生ICから北西へ約12キロメートル。駐車場は2ヶ所あり、どちらも無料で利用できます。混雑時など停められなかった際には、行田市が運営する観光用の無料駐車場をご利用ください。ここから徒歩でさきたま古墳へ。

住所|〒361-0032 埼玉県行田市佐間
営業時間|なし
定休日|なし
電話|048-559-1111
公式サイトはこちら

まとめ

歴史ある古墳を存分に楽しめるさきたま古墳は、埼玉県という地名の発祥の地であるというのもちょっと意外ですね。難しそうな文化を楽しみながら学べる公園には、ご家族で訪れてみるのも良いかもしれません。ポカポカ陽気のお出かけに、ぜひ足を運んでみてください。