川口自然公園は自然豊かな住宅街のオアシス

公開日:2019/4/23 更新日:2019/6/9

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Yoshi
出身は山形県、埼玉県に長くいたため、自然溢れた埼玉県の良さを紹介するのが得意です。歴史や原風景が好きで、観光地の人気店のチェックは欠かしません。ヒッチハイクや車中泊等、様々な旅の経験をしてきました。仲間と車中で語りながら楽しく旅先へ行くのが好きです。
大都市の賑わいを離れ緑の中でのんびり過ごそう

埼玉県南東端に位置する川口市は、さいたま市に次いで県内第2位の約60万人が住む中核市です。荒川を挟んですぐ南は東京都で、通勤通学の人々が連日往来するまさにベッドタウン。超高層マンションや大型住宅が建ち並ぶ大都市となりつつありますが、その市街地には都会の喧騒が信じられない、のどかな川口自然公園があります。子供も大人も日常生活を忘れて出かけましょう。

川口自然公園はさまざまな鳥の声にあふれる

川口自然公園に一歩入ると、あちこちから野鳥の声が聴こえてくるでしょう。すぐ横には水路が流れており、野鳥はもちろん昆虫や水生生物のすむ環境も整って、住宅街とは思えないほど自然豊かな場所。人々が安全に楽しむためのルール看板も表示され、子供も大人も集まってくる公園です。

川口自然公園では子供たちが遊び大人たちが語らう

思い切り遊べるアスレチック遊具

こちらは園内に設置されたアスレチック。左右両側のカラフルな滑り台に登り棒などが組み合わされた複合遊具で、小さな子供たちには大人気です。管理人室が近くにあるので問題ありませんが、安全のためご両親が見守ってあげましょう。駐車場付近からよく目立つ公園のシンボル的存在、周辺は広場なので走り回ってもOKです。

川口自然公園にはいろいろな昆虫がいる

子供といっしょならば捕虫網や虫かごがあるといいでしょう。こちらは夏から秋にかけてさまざまな昆虫が姿を現し、特に夏休みの宿題や自由研究にはもってこいの広場です。説明看板を見ながら昆虫を手に取って名前を調べるのも、友達と見せあいっこするのもよし。でも最後はお礼をこめて逃がしてあげましょう。

平日は近所の人々が集う憩いの場に

川口自然公園は地元の人々にとってはまさに憩いの場。昼間には常連さんたちが集い、楽しい話や世間話に花が咲きます。ここは野鳥が多く見られたり、釣りのできる池があったり、緑の中を散歩できたりの公園。足繁く通えばカメラ友達に釣り友達、ウォーキング友達の輪が広がるかもしれません。自然の中にゆったりと時間は流れ、平日であれば子供も少なく大人の語らう場となっています。

実にユニークなデザインの水道

公園内には数ヶ所の水道がありますが、中でも特徴的なのはこの水道でしょう。なぜか両腕を差し出して水を掬うかのようなデザイン、撮影すればインスタ映えしそうですね。アスレチックの横にあって、子供が手足を擦りむいた時はすぐに洗う事ができ、もちろん飲む事もできる清水。ベンチが設置されているのでゆっくり休憩しましょう。

美しい野鳥の姿を追うカメラマン

川口自然公園にはさまざまな野鳥が生息しており、バードウオッチングに訪れるのもいいでしょう。とりわけ園内にある池では、独特の声を響かせるオオヨシキリや美しいカワセミなど、普段お目にかかれない鳥たちに出会えるかもしれません。その姿を捉えようと、大きなレンズ付きのカメラを構える人々が集います。

自然を満喫できる木の散策歩道

園内をさらに入ると、そこには木の散策歩道があります。野鳥や昆虫を観察しながらゆったり歩く事ができる他、ザリガニを狙って釣り糸を垂らす人の姿も。また湿地となっている場所では、今は数少なくなったメダカが見られるでしょう。ススキやアシ原につづく木道を見ている限り、とても川口市内とは思えない別世界に来ているかのようです。



散策歩道から外周路へ進めば

さらに足を延ばせば敷地内を一周する事ができます。ここには季節の花が咲き、湿地には小動物をあさる野鳥が見られ、もっと自然を感じるでしょう。この散策歩道や湿地帯を「尾瀬ヶ原のようだ」と言う人もいるほど、都会の喧騒を離れた非日常感に包まれています。

バリアフリートイレも完備し安心

駐車場とアスレチックの近くには、バリアフリー完備のトイレがあります。よく清掃されており、スロープも付いているので入りやすいでしょう。また女性用トイレにはベビーシートも設置されているので、安心して使用できます。

平日も混み合う公園無料駐車場

川口自然公園には30台以上可能な無料駐車場がありますが、平日も利用者が多いため大変混雑します。市の中心部からやや離れた場所にあるため、マイカーでアクセスする人が多いのでしょう。車椅子用スペースは1台のみとなっています。

緑の木立ちを望む休憩所

園内の池近くにある休憩所はやや年数が経っていますが、スペースはかなり広くだれでも自由に使う事ができます。屋根が付いているので、夏の暑い日などにはありがたい存在。緑を愛でながらここでお弁当を広げるのもいいでしょう。

ネームプレートを見ながらの自然観察

緑豊かな川口自然公園では数多くの樹木が見られます。幹に取り付けられた解説プレートを見ながら散策しましょう。図鑑を持参すればさらに自然観察も充実するはず。手で実際に触れてみれば、感触も温もりも樹木それぞれに違う事がわかるでしょう。

川口自然公園の周辺施設にもぜひ行ってみよう

大崎公園内にある子供動物園

川口自然公園から車で約5分・徒歩約25分の距離にある大崎公園。ここには小さな子供向けの動物園があり、動物たちと実際にふれあう事ができます。ヒツジにレッサーパンダにアメリカアカリス、クジャクにフラミンゴもいて子供たちには大好評。入園は無料で芝生でお弁当を広げたり、隣接する公園の大型滑り台やアスレチックで遊んだりするのもいいでしょう。

Address 〒336-0974 埼玉県さいたま市緑区大字大崎字稲荷前3156-1
Hours 10:00-16:00
Closed 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)と12月29日から1月3日。
Tel 048-878-2882
Web https://www.city.saitama.jp/004/001/003/001/p002130.html


フルーツパーク浦和組合の新鮮なブドウ

3つの農家が協力運営するフルーツパーク浦和組合。2,700坪におよぶブドウ&ナシ園は入場無料で品数豊富に量り売りされており、おみやげにおすすめです。また野菜類も販売しているので、地元の人々と会話をはずませながら買い物を楽しみましょう。8月から9月限定での開園ですが、川口自然公園からは車で3分・徒歩15分の距離なのでぜひ立ち寄りたいスポットです。

Address 〒336-0965 埼玉県さいたま市緑区間宮766
Hours 9:00-16:00(8月上旬から9月中旬)
Closed 開園期間中の月・火・木・金曜日とお盆期間(祝日は開園)
Tel 080-5027-2289(開園日のみ通話可能)
Web https://www.stib.jp/info/data/fruitpark.html

川口自然公園へのアクセス

公共交通機関での行き方

JR武蔵野線または埼玉高速鉄道線の東川口駅が起点となります。同駅前南口から国際興業バスの東川05・差間循環に乗車し約10分、川口自然公園バス停で下車。ここから南西方向へ徒歩約200mで到着するでしょう。バス本数は1時間に3本程度です。

車での行き方

主要道路からやや離れた場所にあるので、カーナビに埼玉県川口市差間沼内または川口自然公園と検索しましょう。東には東北自動車道と県道105号線(さいたま鳩ヶ谷線)、北には国道463号線、南には川口市道幹線50号線がそれぞれ通っています。

川口自然公園駐車場(無料)は9時にオープンし、3月から10月は18時、11月から2月は17時でクローズとなります。前述のとおり平日でも利用者が多く混雑するため、なるだけ早い時間での来園がおすすめでしょう。

Address 〒333-0816 埼玉県川口市差間1355
Hours 9:00-18:00(3月から10月)、9:00-17:00(11月から2月)。
Closed 年中無休
Tel 048-242-6337(川口市公園課管理係、土日祝日と年末年始は定休)
Web https://www.city.kawaguchi.lg.jp/kanko_ibento/shinainokoen/13080.html

まとめ

人も緑も豊かな川口自然公園は、まさに大都会のオアシス。ビル群のむこうには鳥が歌い虫が歩んでいます。そして川口市内とはとても思えないあの湿地帯には、夏の初めにはホタルが飛び交うのです。子供も大人もいっしょになって遊び語り、探索し研究もできる街の中の公園へ、ぜひ足を運んでみませんか。