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- 北海道・札幌市出身。ハネムーンで世界一周しました。国内外問わず、一眼レフカメラで絶景を撮るのが趣味です。東南アジア、南米、ハワイを中心に記事作成をしています。
イースター島と聞いてまず思い浮かぶのはモアイ像ではないでしょうか。太平洋にぽつりと浮かぶイースター島は未だに謎に包まれた部分の多いミステリアスな島。そのミステリアスさこそがイースター島の魅力といっても過言ではありません。ここでは、イースター島の見どころを余す事なくお伝えします。
イースターについて
太平洋にポツリと浮かぶ火山島
イースター島はチリ領に属しており、首都のサンディエゴからは約3700kmほど離れています。広い大地という意味を持つラパ・ヌイ、が現地での呼び方。島にいくつも点在しているモアイ像は10世紀ごろに造られたといわれていますが、詳しい事はよく分かっていません。
イースター島の由来とは
現地で使われている言葉は東ポリネシア語。ラパ・ヌイは広い大地を意味しており、イースター島の呼び名です。オランダの軍人であるヤーコブ・ロッヘフェーンが1722年のイースターの日に見つけたのでこの名前になりました。正式な名前はパスクワ島。
モアイ像は未だに謎が多い事も魅力の一つ
10世紀ごろに造られたと考えられているモアイ像ですが、その目的は今でも謎のまま。これほど大きな像をどうやって運び建てたのか、さまざまな謎が残されているのです。モアイが自分で歩いて今の場所に立った、という噂も。同じ方角を向いて建てられている事から、儀式的な意味があったのではと考えられています。
必見のモアイ名スポット
アフバイウリのモアイ像
モアイ像があるのはハンガロア村から約10分ほどの場所。ハンガロア村は観光の拠点となる村です。アクセスしやすい場所にあるので気軽に見学へ行けるでしょう。実物のモアイ像は写真や映像とは大違い。迫力満点の姿に圧倒されてしまいます。美しい夕陽が見られるスポットでもあるので、モアイ像と夕日が織りなす風景を楽しんでください。
目が入っているモアイを探してみよう
いくつものモアイ像が点在していますが、中には目玉を持つものも。もともと目があったといわれていますが、災害などでなくなったといわれています。目玉を持つモアイ像を探しながら島を巡ってみるのもまた楽しいかもしれません。
ビーチにもモアイ像が
計7体ものモアイ像を見る事ができるアナケナビーチ。アフ・ナウ・ナウというエリアにビーチはあります。並んでビーチに立つモアイ像はインスタ映えも間違いなし。ぜひ写真を撮影しておきましょう。帽子のような石をかぶっているのも特徴。
最も迫力満点のスポット
観光のハイライトとなるのがアフ・トンガリキに並ぶ15体ものモアイ像。その姿は壮観で見ごたえも抜群。かつて津波で多くの像が破壊されましたが、日本のクレーン会社が1990年代に復元しました。遠近法を駆使し、像と一緒に並んで見えるような写真をとるのがおすすめ。
おすすめインスタ映えスポット
見事なサンセットにうっとり
島には高層ビルなど高い建物がないため、どこからでも美しいサンセットを眺められます。海の向こうに沈みゆく夕陽とモアイ像が織りなす風景は感動もの。インスタ映え間違いありません。アフバイウリに立つモアイはハンガロア村からもほど近いので足を運びやすいです。
自然豊かな動物たち
モアイ像ばかりに注目しがちですが、島内にはさまざまな可愛い動物も。シェパードやラブラドルレトリバーなど、放し飼いにされた犬の姿をあちこちで目にします。人気の高い観光地とあって、ほとんどの犬は人間に慣れています。牛や馬なども放し飼いされているので、動物と一緒に写真を撮るのもおすすめ。
変わり種のモアイ像
島内ではいろいろなモアイ像を見る事ができます。中には下半身があるモアイ像もあるので、ぜひ見つけてください。正座をしているモアイ像は日本人としてどこか親しみを感じます。こちらもSNS映えする事間違いなしでしょう。ラノ・ララクという観光地で見られます。
発掘途中のモアイ像
モアイ像の中には地中に埋まっているものも。それを発掘しようとしていた形跡を見てとる事もできます。どうしてモアイ像が横たわっているのか、地中に埋まっているのかは未だに謎。とてもミステリアスな感じがします。
島の上手な回り方
ツアーに参加しよう

観光の拠点となるハンガロア村にはツアーデスクを持つ会社があります。事前予約しておけば、島内を効率よくツアーで巡れるのでおすすめ。基本的にガイドがつく事が多いので、名所の解説を英語で聞きながら巡る事ができます。
レンタルバイクで周る

バイクをレンタルして自由気ままに島を観光するのもおすすめ。ただ、国際免許証がないと無理なので注意が必要です。また、島内は舗装されていない道が多いので、事故などを起こさないように気を付けてください。島のレンタカー屋は保険が使えないので、海外旅行保険に加入しておきましょう。
レンタサイクルも選択肢の一つ

免許がなくても乗れるレンタサイクルはおすすめ。オフロードを走る事になりますが、島の風を一身に受けながら観光ができます。体力に自信があるのならぜひレンタサイクルを。のんびりと自転車をこぎながら島内の観光を楽しんでください。
おすすめの食事処
ここであえて絶品日本食を
なんと、イースター島に日本居酒屋があります。お店は甲太郎という名前で、定食や寿司、日本の漫画などをそろえています。アメリカ人の気さくな店主が店を切り盛りしており、かつて大阪で料理修業の経験があるのだとか。日本語も話せるので、ぜひコミュニケーションをとってみましょう。もちろん味は折り紙つきです。
Address | Av. Hotu Matua , Hanga Roa, Easter Island |
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Hours | PM6:00〜10:00 |
Closed | なし |
Tel | なし |
Web |
イースター島へのアクセス
飛行機でのアクセス
イースター島への直行便はないので、タヒチを経由して向かいます。就航している便がかなり少ないので、事前に調べておきましょう。チリの首都サンティアゴからだとアメリカを経由してアクセスします。ただ、かなり長時間のフライトとなるので注意が必要です。
まとめ
ミステリアスな魅力が満載のイースター島へ、ぜひ観光に足を運んでみましょう。テレビや写真でしか見た事のないモアイ像を間近で見られるのはとても貴重な体験です。ミステリーハンターになった気分で島内を散策してください。もしかしたらまだ誰も知らないモアイの真実にたどり着けるかも。