鍬山神社は秘密にしておきたい紅葉の名所。因幡の白うさぎを探してみよう

トラベルパートナー: ASAHI

兵庫県出身。 関西を中心に、たまーにアジアの情報を発信します。 気ままな日帰り一人旅とノリノリ親子旅が母になってからのお気に入り。 悠久の歴史と自然まとえるスポット探して日々さすらっております。 親子で遊べる場所もご紹介~

ウサギが一匹ウサギが二匹‥さて全部で何匹でしょう?

鍬山神社は神話時代の社伝が残る由緒ある神社の一つです。地元住民からの信仰は今も厚く、秋に開催される亀岡祭にはたくさんの人が訪れます。紅葉の穴場スポットとして、じわじわ人気が高まりつつある鍬山神社の楽しみ方をじっくりご覧ください。

鍬山神社は知る人ぞ知るモミジの名所

鍬山(くわやま)神社は京都の奥座敷である亀岡市にあり、創建1300年と長い歴史を誇る神社。社名の由来は社伝の神話時代まで遡ります。保津峡を肥沃な土地へと開墾するために使用した鍬が、山積みになったようすからきているとのこと。

地元ではモミジの名所として有名ですが、観光客でごった返すことがないので、京都ながらも落ち着いて紅葉を楽しめるスポットです。境内周辺は水路や池があり、豊かな水のせせらぎが鍬山神社の趣を深め、新緑や紅葉シーズンはより一層魅力的な姿に。

一瞬戸惑う入り口付近

第一の鳥居を目印にしよう

 

鍬山神社で初めに目にする建造物は第一の鳥居で、境内から少し離れた道路沿いに建立されています。ぱっと見、神社が見当たらず、参道らしき道もないので戸惑うかもしれません。鳥居の奥にちゃんと神社と駐車場がありますので安心して進んでくださいね。

鍬山神社へ向かう一般道に面した位置に第一の鳥居が構えています。道路の造りが、少々不思議な分岐点なので、おそらく間違えません。コミュニティーバスの停留所は、この鳥居の前なので下車しやすいでしょう。古くからの住宅街にポツンと建っていますが、徒歩の方は鳥居をくぐって参道とおぼしき道路をズンズン歩いていきましょう。

駐車場にもモミジ

鍬山神社の駐車場は、第一の鳥居を左手に見ながら通り過ぎ、秒単位で右手に入り口が見えてきます。山の傾斜に合わせて3段ほどの無料駐車場があり、自動車30台が停められる広さです。駐車場周辺からモミジがちらほら増えてきますので、少しずつ境内への期待感が高まってきますね。

水のせせらぎ音が心地よい

駐車場近くの水辺にも祠

鍬山神社は第一の鳥居を少し歩くと、心地よい水のせせらぎ音が聞こえてきます。流水の近くまで降りられる水路もあるので、水に直接触れることもできますよ。駐車場のそばには祠がいくつかあり、一般道らしき道でも参道であることを思い起こさせます。「解藤泉」との刻印が石垣に混じっている祠には水路がつくられているので、奥では泉が湧き出ていたのか想像が膨らみますね。

境内中央付近には小さな水路あり

参道脇を流れる水路は境内から続いており、境内の上下を分けるようにして水が流れています。本殿へと続く橋のそばには階段が設けられているので、暑い時期などは涼をとりに水辺まで降りるといいかもしれませんね。

いよいよ鍬山神社の境内に

第二の鳥居までさらに歩いていこう

第二の鳥居が見えるまでは少しばかり距離がありますが、気にせずどんどんあるき続きましょう。参道にはモミジや燈籠がならんでいて、神聖な場所へといざなってくれる雰囲気がありますよ。やがて右手に朱色の鳥居が現れます。大きな狛犬や燈籠が一緒に出迎えてくれますよ。鳥居をくぐると右手は摂社のエリアとなっていて、左手には社務所やお清めの水盤があります。まずは水盤へ向かいましょう。

手洗い池の前方にある水盤

お清めしようと手水舎をきょろきょろと見渡しましたがありませんでした。よくよく見ると水盤に手洗いの池とあります。境内の橋の左手にありますので、見落とさないよう参拝前に立ち寄りましょう。池や植栽が美しい背景となって、通常の手水舎とは異なる独特の雰囲気を醸し出しています。

境内にはたくさんの神さまが

ずらりと建ち並ぶ境内神社

鍬山神社にはたくさんの神さまが祀られていて、境内は祠だくさんです。どんな神さまがいらっしゃるのか確認するだけでも楽しいので、境内をぐるりと散策してみましょう。

境内には10ほどの神様が祀られていて、さまざまなご利益に期待できます。天満宮や愛宕神社、弁財天社などが所狭しと建ち並んでいますよ。安産石も祀られており、石をさすって安産祈願すると無事の出産にご利益があるそうです。竹に囲われていますが、安産のためにも身を乗り出してさすってくださいね。

さらに鳥居が

拝殿左手には神輿庫があり、更にその奥には鳥居があります。奥宮かなと思って鳥居をくぐってみましたが、奥は通行止めとなっていました。空気感が異なるエリアなので、時間のある方はちらっと覗いてみましょう。

鍬山宮と八幡宮の2つの本殿

鍬山神社のご祭神は、大己貴命(おおなむちのかみ、大国主命)と誉田別尊(ほむだわけのみこと、応神天皇)で、本殿がそれぞれ別にあります。鍬山宮と八幡宮の2つなので両方お参りしましょう。江戸時代の再建から現在の双子のようなスタイルだそう。両ご祭神は仲が悪いらしく、揉めないようにと間に池がつくられています。垣の隙間から覗けますので、ぜひ池をチェックしてくださいね。

いよいよ本殿にお参りを

本殿の美しさにウットリ

鍬山神社の本殿は拝殿からもう一段上にあり、気分的には本殿前で参拝する印象です。垣があるとはいえ、拝殿の様子をうかがいやすい構造になっています。彫刻など、軒下の美しい神社建築の様式をチェックしてみるのもいいでしょう。遠慮がちに覗き込んでみてくださいね。

本殿裏手も散策しよう

鍬山神社は本殿裏手も散策ポイントで、情緒感ある風景を楽しめます。一部ですがモミジのトンネルをくぐれますよ。京都の路地裏気分を味わえる裏通りです。鍬山宮と八幡宮の間の池は、こちらの裏手からの方が見やすいでしょう。

神の使いのウサギを探してみよう

鍬山神社にはウサギのモチーフがたくさん隠れています。ご祭神の大己貴命は、またの名を大国主神(おおくにぬしのかみ)。神話「因幡(いなば)の白兎」でご存知の方も多いように、大国主神の神使はウサギです。本殿だけでなく社務所などにも隠れウサギがいますので、たくさんのウサギ探しを楽しみましょう。

鍬山神社でモミジ散策を楽しもう

あずま屋でしみじみ鑑賞

鍬山神社はモミジの美しさが素晴らしく、亀岡市の片田舎に位置するにも関わらず、紅葉シーズンにはたくさんの参拝者が訪れます。境内の駐車場方面では、池とモミジの趣深い光景を楽しめますよ。散策路兼用のあずま屋には景色を楽しめる工夫が凝らされています。

どこからでも見ても美しいモミジ

鍬山神社は境内のどこからでもモミジを楽しめます。参道や社殿越し、池の周囲などお気に入りポイントをぜひ探してみましょう。紅葉のシーズンだけでなく新緑のモミジも生き生きとしておすすめです、

鍬山神社へのアクセス

車での行き方

京都縦貫自動車道 篠ICより約11分で到着します。

電車・バスでの行き方

JR亀岡駅より鍬山神社前までコミュニティーバスで約20分ほどです。

住所|〒621-0856 京都府亀岡市上矢田町上垣内22-2
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0771-22-1023
公式サイトはこちら

まとめ

京都で紅葉狩りを楽しみたい方は鍬山神社へ足を運びましょう。有名観光地とは異なり、亀岡のゆったりとした環境で眺める風景は、きっと旅の素敵な思い出となります。因幡の白うさぎのような可愛いうさぎも探してみてくださいね。