千ヶ滝のハイキングコースを歩き手つかずの自然のパワーを感じる

トラベルパートナー: Yoshino

出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。

階段を使って滝のすぐ下に降りても行けるんな

長野県の軽井沢にあり、軽井沢一の落差を誇ると言われている千ヶ滝。手つかずの自然の中にありながらも滝壺までのハイキングコース「せせらぎの道」が整備されているため、お子さん連れや犬を連れた人の姿もよく見かけます。

ハイキングコースにはハルニレやミズナラなどの背の高い木々が立ち並び、自然の中で森林浴も楽しめます。ハイキングコースの魅力や、コースの詳しいポイントについて紹介していきたいと思います。

セゾン現代美術館の脇道がハイキングコースの起点

長野県の中軽井沢にある千ヶ滝は軽井沢一の落差20mを誇り、滝の付近には星野リゾートや千ヶ滝温泉などがある人気の観光地です。

近くにあるセゾン現代美術館は千ヶ滝までのハイキングコースの起点となっており、滝までは歩いて約1時間30分の距離になります。コースの起点から自動車で千ヶ滝の駐車場まで行くことも可能。

背の高い木に囲まれた散歩道を行く

ハイキングコースの起点から、約3.km先の千ヶ滝を目指す。道の両脇には背の高い木がそびえ立ち、緑に癒されます。ここを通る自動車は、すべて千ヶ滝に行くor帰ってくる車です。自動車で行く場合は車がすれ違うにはギリギリの道幅なので、スピードを出し過ぎないように注意が必要。

千ヶ滝駐車場から続くせせらぎの道

千ヶ滝駐車場に到着。自動車の乗り入れが可能な地点はここまで。駐車場から千ヶ滝までの道の入り口には、清潔に手入れされたトイレもあります。

セゾン現代美術館から千ヶ滝駐車場まではそれほど傾斜のない道でしたが、駐車場から千ヶ滝までは急な上り坂の多い険しい道が続く、1.5kmのコースです。

ハイキングコースはクマ出没注意

せせらぎの道は山の中にあるので、野生生物が生息しています。クマ出没注意の看板や、ハチの巣に注意の看板が立っていることからも分かるように、野生生物との遭遇には気を付けてください。

トレッキングシューズを履き、手にはトレッキングポールを持ち、ナップサックにクマ除けの鈴をつけているも旅行者も見かけます。

ミズナラやコナラなどの木々に囲まれた道

道の入り口にあるせせらぎ橋を渡って、人の手の入っていない豊かな自然に溢れたせせらぎの道へ。

整備された歩道の脇には、ミズナラやコナラや松の木が立ち並んでいます。目立った木には木の名前が書かれたボードが掛かっているので嬉しいです。

足元に咲く小さな花

せせらぎの道は背の高い鬱蒼とした木々に囲まれており、春にも花の姿は少なめですが足元を見ると小さな菫が咲いていました。

また、手つかずの自然の中にはウグイスやミソサザイなどが生息しています。野鳥の美しい声が頻繁に聞こえてきます。

道の途中にある水遊び場

千ヶ滝までの途中にある水遊び場。小さな滝や飛び石もあるので、子供たちは夢中になりそう。

水深も足首程なので深くはなく流れもゆるやかですが、水は冷たく水底には石があるのでマリンシューズを用意していくことをおすすめします。

整備された道

せせらぎの道は木でできた遊歩道が整備されているので、足元も良く歩きやすいです。平成9年から平成11年にかけて整備された道は、自然災害の防止を目的とし人と自然に優しい設計となっています。

遊歩道の道幅が狭い箇所もあるので、すれ違う人とはゆずりあいながら行きましょう。

道の脇に流れる渓流

せせらぎの道の横には千ヶ滝から続く渓流が流れており、美しく澄んだ水の中にはイワナも生息しているとのことです。

滝に近づくにつれて渓流の幅が広く流れも豊かになり、千ヶ滝のそばにいることがわかります。

東屋で休憩

せせらぎの道の途中には、歩き疲れた足を休める東屋やベンチがいくつかあります。

木でできたあたたかみのある東屋に腰を下ろして、渓流のせせらぎや鳥の声に耳をすませてリラックス。

千ヶ滝まで約500mの地点

千ヶ滝駐車場から千ヶ滝までは約1.5㎞ということですが、体感距離的にはそれほど長くは感じません。

ただ、道はきれいに整備されているとはいえ、後半につれ傾斜のきつい箇所が体力を消耗します。なかなか急な遊歩道であるにもかかわらず、犬を連れた人が多いことに驚きました。

落差20mの千ヶ滝

へとへとになりながらようやく千ヶ滝に到着。滝の幅は2mと狭いですが、落差20mの滝壺から流れ落ちる水は迫力があります。

秋には紅葉と一緒に眺める千ヶ滝も美しく、人気の景勝地です。

滝の落下地点へ下りていくことも可能

滝の落下地点までは、階段で降りていくことが可能。滝の下から見る流れ落ちる水の様子も、また違った迫力が。

落下地点の水は下流の水遊び場の水よりも冷たくて、ずっと浸していると手がしびれました。水しぶきや水の流れが強くないので、こちらで犬を遊ばせている人も見かけます。

国道146号線にあるハルニレテラス

千ヶ滝から国道146号線へ出た道沿いにあるハルニレテラス。軽井沢を本拠地とする星野リゾートが手掛け、名前の通りハルニレの木立に囲まれており、ウッドデッキで繋がった小さな街というのがコンセプトの施設。

レストランやクラフトギャラリーなど16のおしゃれなショップが立ち並び、休日は車を停めるのも大変な人気のスポットです。

沢村の天然酵母のパン

ハルニレテラスの中でも人気のお店はベーカリー&レストラン沢村。天然酵母を使ったリーンなパンからリッチなパンまで、旨みのつまったおいしいパンの虜になってしまいます。

レストランでは、パンと一緒に野菜を沢山使ったお食事やワインもおすすめです。沢村の営業時間はベーカリーがAM7:00-PM9:00、レストランがAM7:00-PM10:00(ラストオーダーはPM9:00)。

住所|〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
営業時間|店舗により営業時間は異なる
定休日|年中無休
電話|0267-45-5853 (代表電話)
公式サイトはこちら

千ヶ滝へのアクセス

自動車を利用する場合

上信越自動車道軽井沢碓氷インターチェンジから千ヶ滝までは、約40分。中央自動車道須玉インターチェンジから千ヶ滝までは約45分。

カーナビで千ヶ滝の住所を調べて行く際には、ハイキングコースの入り口となるセゾン現代美術館の住所を入力すると良いでしょう。

電車を利用する場合

最寄り駅は、しなの鉄道しなの鉄道線中軽井沢駅。中軽井沢駅から千ヶ滝駐車場まではタクシーで約20分。

中軽井沢駅からバスを利用する場合は停留所千ヶ滝温泉で下車し、セゾン現代美術館前のハイキングコースの入り口までは徒歩で約10分。

住所|〒389-0100 長野県北佐久郡軽井沢町
営業時間|随時
定休日|なし
電話|0267-42-5538(軽井沢観光会館)
公式サイトはこちら

まとめ

ハイキングコースは木でできた遊歩道が整備されていて歩きやすいので、装備は普通のスニーカーでOK。人の手が入っていない自然の中に設置された遊歩道のそばには千ヶ滝から続く渓流が流れ、松・コナラ・ミズナラなどの背の高い木々が覆いかぶさるように林立しているので、夏でもひんやりとした空間です。

滝の落差は20メートルを誇り、白いしぶきをあげて流れ落ちる様子が美しい千ヶ滝。手つかずの自然の中にありながらも、少し行ったところにはセゾン現代美術館や星野リゾートなどの人気の観光地がある点も魅力。自然のパワーに癒されつつランチやショッピングを楽しみたい人にも、千ヶ滝はおすすめの景勝地です。