海に立つ電柱を眺める!長部田海床路で心安らぐひと時を

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トラベルパートナー: Tomoki

日本国内をメインに、一人旅をするのが好きです。特に関東地方と九州地方が好きでよく行きます。とても寒がりなので、冬はあまり旅行しませんが、春〜秋にかけては活発になります。桜や新緑・紅葉の名所の写真を撮るのにハマっています。

休みの日は長部田海床路に行くばい

熊本県宇土市にある長部田海床路は、海の中に続く電信柱が特徴的な海床路です。干潮時になると道は全く見えなくなり、海の中に浮かぶ電柱たちがなんとも不思議な空気を醸し出します。満干の差が激しいため、同じ場所でも全く違う景色が広がるその空間に、魅了される事間違いなしです。それでは、長部田海床路についてご紹介していきましょう。

海の中に電柱が立っている不思議な光景

長部田海床路は、海の中に等間隔に電柱が立つなんとも不思議な光景を楽しめる場所です。電柱は延々と続いており、何本もの電柱が向こう岸まで並んでいます。海と電柱というこの光景は、日本中でもなかなか見られる場所もなく、国内には片手で数えるほどしかない珍しいものといわれています。

漁師さんのために敷かれた道だった

長部田海床路はもともと、漁師さんのために用意された道でした。この辺りには干満の差が激しい場所があったため、ここで働く彼らが夜の航海で迷ってしまわないための目印として作成されました。年月が経った現在でも、この道は漁師さんたちに使用されており、夜の間もこの周辺をたくさんの船が通っていきます。

あのCMにも使われた事がある

長部田海床路は、大分むぎ焼酎二階堂のCMの舞台として全国的に放映された場所としても有名です。CMを見た人々の間でこの不思議な光景が話題となり、現地へと足を運ぶ人が増加しました。CMでは夕暮れ時の美しい風景が映し出されています。その景色は見る人の心を打ち、多くの人の旅情をかき立てました。

干潮・満潮時で見える景色が全然違う

道が続く面白さ 干潮時の光景

干潮の時間になると、長部田海床路の電柱の土台部分が完全に姿を現します。潮が満ちている時とは全く違い、向こう岸へと延々と道が続いていく光景をしっかりと見ることができるのもこちらの醍醐味です。その光景を見ていると、マジックの種明かしの現場を見ているかのような気分にすらなってきます。

一面の美しい海 満潮時の光景

満潮の時間になると、今度は電柱の土台がすっかりと海水に覆われてしまい、地面を見ることができません。そして、CM撮影に使われていたような美しい光景を目にすることができます。その姿をしっかりと写真に収めて帰りたいという方は、満潮時刻の約1時間前後に足を運び、カメラの準備やセッティングをしておくのがおすすめです。

熊本地震を乗り越えて元の光景に戻った

長部田海床路もまた、2016年に起きた熊本地震の影響が大きい場所でした。地震の際にはこの電柱らも何本も倒れかけてしまったため、美しい特徴的な景色は見るも無惨な光景へと変わり果てたといいます。しかし復興が進むにつれ、多くの電柱が元の姿へと戻ってきました。

おすすめの時間帯は夕暮れ〜夜

長部田海床路を訪問するのに、特におすすめの時間帯なのが夕暮れ〜夜にかけてといわれています。夕暮れ時になると見られる、夕焼けのオレンジ色と電柱のハーモニーが何とも美しい光景です。そののち、日が暮れてから30分〜1時間の間に徐々に暗くなってきた中に立つ電柱の姿が際立っていき、これまた美しい光景が広がります。

あの有名な山も見ることができる

長部田海床路へ行くと、長崎県にある雲仙普賢岳も臨むことができます。県こそ違いますが、実はこちらの海岸と雲仙普賢岳との距離は、約30kmほどしかありません。運がいいと、熊本港と島原を結んだフェリーに遭遇できることもあります。

長部田海床路と併せて訪れたい御輿来海岸

思わず写真が撮りたくなる御輿来海岸

長部田海床路から西へ約5kmほど行った場所に、御輿来海岸という海岸があります。この海岸は若者たちの間でSNS映えする絶景スポットといわれており、近年注目を集め始めています。写真だけでなく本物の姿も美しいので、ドライブで行く際には特に一緒に立ち寄りたい場所です。

夕焼けが美しい場所

御輿来海岸が人気となっている秘密は、何といっても夕陽の美しさにあります。晴れた日になると、ここからは長崎県島原地方に向かい沈んでいく美しい夕陽を眺める事ができます。ただ、夕陽の観賞は天候に左右されるので、事前に天気予報をチェックした上でカメラ持参し、足を運んでください。

360度違う景色を楽しめる

御輿来海岸の周辺には、360度さまざまな景色が広がっています。熊本市の金峰山や長崎の雲仙普賢岳、そして日本海をぐるりと一周見渡すことができます。同じ場所に立っていながらも、見る角度によって全く違う景色が楽しめるのが何とも魅力。遠くまで広がる景色を見ていると、地球の丸さも実感できること、間違いなしです。

住所|〒869-3174 熊本県宇土市下網田町
営業時間|終日
定休日|なし
電話|0964-22-1111
公式サイト|なし

地元の名産品を味わえる宇土マリーナにも行こう

綺麗な海を臨める宇土マリーナ

御輿来海岸からさらに2kmほど西へ進むと、宇土マリーナという道の駅があります。そこからは真っ青に広がる海はもちろん、熊本市の山々や雲仙地方の景色が見渡せます。美しいその景色は御輿来海岸と同様、心打たれることでしょう。

道の駅では地元の名産品に舌鼓

宇土マリーナは、道の駅として設置されているため、近海で獲れた海産物や野菜・果物などを数多く販売しています。ここに来れば地元の名産品が安く手に入るおすすめの場所です。まずは試食をしてみて、お好みの一品を見つけてください。

暑い日にはかき氷を食べに行こう

宇土マリーナ内にgengoyaというかき氷屋さんがあります。こちらのお店ではボリュームたっぷりの、見た目も華やかなかき氷を堪能できます。フレーバーも数多く用意されているので、暑い日にはお好みの味のかき氷を味わい、一休みしていってください。

住所|〒869-3173 熊本県宇土市下網田町3084−1
営業時間|AM9:00 - PM6:00
定休日|なし
電話|0964-27-1788
公式サイトはこちら

長部田海床路へのアクセス

電車での行き方

JRあまくさみすみ線 住吉駅にて下車し、そこから徒歩約20分の場所です。

バスでの行き方

宇土駅前から三角宇土駅線に乗車し、長部田バス停にて下車、そこから徒歩3分となります。

住所|〒869-0401 熊本県宇土市住吉町3125−1
営業時間|終日
定休日|なし
電話|0964-22-1111
公式サイト|なし

まとめ

長部田海床路は、海の中に浮かぶように立つ電柱が続く不思議な海床路です。満干の差が激しいことから、柱の地面が見えたり隠れたりと、時間帯によって全く違った景色が楽しめます。その不思議な景色は、有名なCMにも使用されるほど。また、海の景色が美しいのはもちろんですが、周囲に広がる雲仙普賢岳や、海を渡るフェリーの姿など、情緒たっぷりの風景を楽しんでいってください。