かつうら海中公園で水深8mの世界へ!美しい魚・雄大な海を満喫

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トラベルパートナー: mika

兵庫県姫路市出身、神奈川県横浜市在住の2児の母です。兵庫県・神奈川県とその近郊を中心に、地元目線・郷土愛を交えて、各スポットを最大限に楽しめる情報をお伝えします。ワイワイ家族旅行も、一人でまったりする旅も大好きです。

海の中に展望室!澄んだ海に暮らす魚たちが目の前に!

千葉県勝浦市のかつうら海中公園は、水深8mの海底で泳ぐ魚を間近に、気軽に見ることができる楽しいスポットです。展望塔へ続く橋から観る雄大な海岸、海底深く続く螺旋階段等、冒険気分で楽しむ千葉・外房の海の旅へ出かけてみませんか?

外房の海を海の中から楽しめるかつうら海中公園

美しい外堀の海に立つ不思議な建物

真っ青な海に向かってのびる橋。その先の海に立つ、まるで秘密基地のような真っ白な建物…
千葉・外房の観光ガイドを見ていると、ひときわ印象的なその美しい光景。
「あっ、見たことある!」と、記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、千葉県勝浦市にあるかつうら海中公園です。写真の施設はメインとなる展望塔。美しい外房の海を、文字通り海中から見ることができる貴重な施設なんです。まさに、非日常への探検気分になる楽しい海の旅に、早速出かけましょう!

展望塔への道のりも楽しい

磯遊びの浜から冒険に出発!


かつうら海中公園は海の中に立つ展望塔が有名ですが、付近の浜一帯で自然が生み出す様々な海の光景が楽しめて、海を知り楽しめる施設も充実しています。公園の広さは14.5haにも及ぶとのこと。

海中公園の展望塔の入口となるチケット売り場のすぐ横には、磯遊びできる浜が拓けていて、海とふれあうことも。こんな風に気軽に海へ出られるのは、楽しくていいですね。今回は4月末に訪れたので、潮干狩りをする人でいっぱいでしたよ!
さぁ、いよいよ展望塔に向けて出発です。

可愛いお魚のオブジェと記念写真を


チケット売り場付近からの歩道トンネルを抜けると、なんとも可愛いお魚のオブジェが私たちを迎えてくれます。

ちょっとひょうきんな表情をした写真は、まさにインスタ映え?大人も子供も列をなして並び、可愛いピースサインから、魚に負けないひょうきんなポーズで写真を撮る人も。ここだけでも、楽しい雰囲気を味わうことができました。

橋から見る海岸は大迫力!


魚のオブジェを後にすると、今度は展望塔に続く橋を渡っていきます。
個人的にはこの橋から見える景色の美しさは、このあと海中を観た時の感動に並ぶほどのものだったので、しっかり堪能してほしいと思います。

この地域の特徴であるリアス式海岸の美しさ、そして長い年月をかけて風化され、むき出しになっている大迫力の地層。波が削り取って出来た洞窟も見えて、思わずワクワクします。

ちなみに、最初に通ってきた歩道トンネルも、リアス式海岸の突出した部分を通り抜けるためのトンネルだったわけなんですね。

美しい房総の海に立つ展望塔

浜から展望塔まで続く橋は総延長195m、海上部分が85mあります。少しずつ曲がってのびる橋に沿って海岸の景色を巡ると、橋の最後はまっすぐに展望塔へと続く部分に出ます。ここの景色も絶景のひとつです。

海岸の沖合い60mに立つ、高さ24.4mの展望塔がいよいよ目の前に…
すでに橋は、海の上を歩いているような場所にあります。展望塔に向けて、このまっすぐな橋を歩いていくにつれて、期待に胸が高鳴ります。

いよいよ水深8mの世界へ

螺旋階段を下って海中の世界へ

いよいよ展望塔の中へ!待ち受けるのは長い螺旋階段です。その段数、96段!外から見て海に立つ円筒の部分が、螺旋階段になっているわけなんですね。

途中「ここから海中」という表記にワクワクが高まります。ちなみに筆者は8kgの赤ちゃんを抱っこひもして降りましたが、幅にゆとりのある階段で、苦は感じず、思ったよりあっという間に着いた印象でした。

ベビーカーが使えなかったり、階段がつらい場合などは、途中何箇所か休憩できるベンチがあるので、無理せず休みながら降りてくだいね。

窓の外には魚がいっぱい!

海中の展望室をのぞくと、そこには魚がいっぱい。目の前をたくさんの魚が泳いでいきます。ここで観られる魚は90種類以上!色鮮やかな魚・珍しい魚もいて、ずっと観ていたくなります。自分まで魚になったような感覚です。

日本の海にもこんなにたくさんの魚がいるんだなと、新鮮な発見ができました。
展望窓から魚が見える姿は、「水族館の水槽部分が本物の海になった」イメージです。

展望塔は昭和の一大プロジェクト

海中展望室の全体はこんな風景になっています。24個ある窓から魚を観ることができ、高い窓・低い窓が交互になっているので、大人も子供も観やすく、壁・パンフレットには、魚の説明がたくさんあります。

この海中展望塔、なんと1980年に造られたものとのこと。昭和の時代にこんなにすごいものが造られていたことにも驚きです。

しかも何と塔体を神奈川県川崎市で作って、勝浦まで16時間かけて船で運び、水深8mの海底にクレーンで据え付けたのだそうです。悪天候等が重なり、設置は大変な苦労があったとのことです。壮大なプロジェクトだったんですね。

魚が多く集まる場所をチェック


ところで、海底にこんなにたくさんの魚が集まってくるのには、ちょっとしたワケがあります。実は、展望室の窓の外にエサの箱を置き、そこに魚たちが寄ってくるんです。

写真のような箱に魚が来たら、観ている私たちにとってもチャンス!早く気付いた魚が一匹寄って来たかと思ったら、一気に多くの魚が寄って来ます。多くの魚を観たいなら、エサ箱を探すといいですよ!

海上からの展望も見ごたえたっぷり

展望塔上部の展望室からの海の絶景


海中の展望を楽しんだら、96段の螺旋階段を登ってくることになります。お楽しみが終わって、戻る上り階段が辛い…なんて、ネガティブにはならないでくださいね。上った先には、展望室からの素晴らしい眺めがあるんです。

上る途中「頑張って!あと16段だよ!」という貼り紙にも背中を押されながら、あとひと踏ん張りすると、海上の展望室に到着。まさに海の上を飛ぶ鳥からの目線。真下は広大な太平洋。黒潮と親潮がまじる房総の海の景観は圧巻の一言です。

先人の漁の知恵にも注目

いわしの追い込み漁のしかけを見よう

海の絶景を見つつしっかり休憩して展望塔を後にし、先ほど来た橋を戻るときには、来るときあまり見なかったであろう、橋の下の景色にも注目してみてください。

四角く掘ってある場所が点在していますが、これは昔の漁業の名残でいわしの追い込み漁に使われていた場所なんです。漁船でイワシの群れをこの四角いいけすに追い込んで捕まえたそうです。

イワシは、マグロ・カツオ漁のエサとしても使われたそうで、餌いわしの商いが栄えたそうですよ。小さいいけすは、エビの漁に使われていたそうです。

売店・レストランでちょっと一息

ホテル三日月のレストラン三日月亭・お土産が充実した売店

かつうら海中公園のチケット売り場のある管理センターの2階には、千葉の有名な宿泊施設ホテル三日月が経営するレストラン三日月亭があります。

おすすめ料理は新鮮な海鮮丼!オーシャンビューの美しい景色の中で楽しいお食事ができます。1階のチケット売り場隣の売店は、海産物やお土産等の豊富な品揃え。名物の勝浦タンタンメンや、勝浦のキャラクターの「カッピーまんじゅう」等が人気です。

海について学べる施設がいっぱい!

房総の海をもっと知ろう!海の資料館


かつうら海中公園のチケット売り場まで戻ってきたら、磯遊びの浜のすぐ近くにある海の資料館に立ち寄ってみてください。無料で入ることができて、勝浦の海の生き物、地層、昔ながらの漁等を様々な資料を通して学ぶことができます。

知りたいことのボタンを押すと解説の動画が流れたりして、展望塔で観てきたこととリンクさせると、なるほど!とわかることもたくさんあります。併設して軽食スペースや、お手洗・コインロッカーもありますよ。

見ごたえたっぷり!海の博物館


もう一つ、是非とも立ち寄って欲しいのが、隣接する海の博物館です。この博物館は、千葉県立中央博物館の分館になっています。

常設展示・特別展示があり、常設展示では、房総の海を、東京湾、内房、外房、銚子・九十九里浜の4つに分けて比較したりと、大人も子供も新鮮に感じる、海を学べる展示が充実しています。

実際に触って体験できる展示もあります。
面白かったのは色々な魚の肌。ザラザラ、ツルツル等の質感を触って確かめたら、つまみをあげると何の魚の肌なのか、答えがわかります。

貝殻を手にとって目で観察してから、拡大カメラで画面に表示させてもっと詳しく観察できるコーナーも楽しいですよ。

住所|〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾123
営業時間|AM9:00-PM4:30(入館PM4:00まで)
定休日|毎週月曜日、年末年始(臨時開館・臨時休館はHP参照)
電話|0470-76-1133
公式サイトはこちら

かつうら海中公園へのアクセス

電車・タクシーでのアクセス

JR東京駅から京葉線・特急わかしお号で約90分で勝浦駅に到着します。
勝浦駅からタクシーを使うと約7分で、かつうら海中公園につきます。
勝浦駅から電車を乗り換えて最寄りの鵜原駅まで乗車した場合、鵜原駅から徒歩約15分で、かつうら海中公園につきます。

車でのアクセス

千葉市方面からの場合、国道16号線で市原へ、国道297号線で大多喜・勝浦方面、勝浦より国道128号線で西へ向かうと、かつうら海中公園につきます。
所要時間は90分程度です。

東京湾アクアライン方面からは、圏央道・市原鶴舞ICを下車し、国道297号線で大多喜・勝浦方面、勝浦より国道128号線で西へ向かうと、かつうら海中公園につきます。所要時間は90分程度です。

住所|〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾174
営業時間|AM9:00-PM5:00(受付PM4:30まで)
定休日|年中無休(荒天の場合閉館可能性あり)
電話|0470-76-2955
公式サイトはこちら