水原華城で朝鮮時代にタイムスリップ!壮大な城跡を歩こう

公開日:2019/5/16 更新日:2019/9/30

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Ayumi
和歌山出身。現在台湾・台北にワーホリ中のアラサーです。かつて韓国・ソウルにもワーホリ経験ありで台湾、韓国をメインに記事を書いてます。台湾ではワーホリ中に短い旅行日程ではなかなか行けない場所に行っておこうと奮闘中です。
いろんなドラマのロケ地にもなっている場所だよ

韓国の首都ソウル郊外にある人気の観光地と言えば、水原華城。世界遺産にも登録され、建築技術の高さと実用性をあわせ持つ理想的な都市として誕生しました。4大門や水門・美しい景観など、見どころいっぱいの水原華城おすすめのポイントをまとめました。

韓国の世界遺産・水原華城とは

水原華城は韓国の首都ソウルにある城郭建築遺跡です。美しい景観で知られる宮殿・昌徳宮とともに、ユネスコ世界文化遺産に登録。観光スポットとしても人気が高く、約5.7kmに渡って続く城郭は、水原市の中心を囲むようにして建っています。

朝鮮王朝第22代・正祖が父を悼んで作ったという水原華城は、戦乱や朝鮮戦争で破壊された過去もありますが、現在は修復され多くの人が見学に訪れています。

水原華城4大門は欠かせない観光スポット

道路に突然現れる南側の八達門

水原華城で絶対押さえておきたいスポットは、東西南北に置かれた4大門です。4大門の1つで、南の正門にあたるのが八達門。煉瓦で積み上げた半月型の甕城が、門の周りを囲んでいます。右側にある煉瓦には、建築関係者の名前を確認する事ができます。

修復作業の際には城周辺が栄えた事で、商店などが妨げとなり、城とは繋がらず独立した形となりました。4大門の中では特に夜景が美しいスポットとしても有名で、観光客を中心に人気です。

水原のシンボル西側の華西門

西側に位置する華西門は、片方が半月型に解放された、八達門の甕城とは異なる形をしています。長い歴史の中で被災する事もなく、もともとの形が残っている西の守りの門。

華西門は宝物第403号に指定され、指定文化財として保護されています。また、華西門をモチーフにしたデザインが、水原市のマークに使用されています。

正門の北側の長安門

観光スポットとなると、現在では八達門がメインに扱われる事が多いのですが、実は正門として実際に使われていたのは北側の長安門。長安門は首都を意味する門で、人々の平和を願って建てられました。当時は王が首都から水原に入る際に、長安門を使用していたため、非常に重要視されていた門です。

美しく復元された東側の蒼龍門

蒼龍門は華城の東門で、比較的華西門に形が似ています。朝鮮戦争では完全に破壊された蒼龍門ですが、1975年に華城城役儀軌の記録に従って復元されました。

蒼龍門の目の前は広場になっていて、撮影しやすいのもポイント。ほかの門に比べると、周辺には静かな道路しかないため、落ち着いた雰囲気で見学する事ができます。蒼龍門の外側から内側に入る事もでき、門の上からは水原市内全体を見渡せます。

4大門だけじゃない見どころ満載の華城

川にまたがる華虹門

華虹門は川の上に作られた城門で、水原川にまたがって建っています。かつては、敵の侵入や川の氾濫を食い止める水門としての役割を担っていました。アーチが7つある城壁の中の石橋で、橋の上に建つのは楼閣です。

7つの水門から溢れる水しぶきが、虹のように見える事で華虹門という名前が付けられました。

韓ドラ好き必見の華城行宮

華城行宮は華城の中央に位置する、人気観光スポット。王が地方行幸の際に宿泊した宿を行宮といい、いわゆる王様の別邸にあたります。華城を設立した正祖は、行宮をいずれ水原へ遷都しようと計画していたので、御所としての機能も備わっています。

機能面や規模においても非常に優れていた華城行宮ですが、現在では「イサン」「雲が描いた月明かり」といった、人気ドラマのロケ地として有名です。

装飾が美しい訪花随柳亭

訪花随柳亭は見張り台として使用されたと言われていますが、ほかの施設に比べると華美できれいな装飾が特徴的です。小高い丘の上に建っているため、周辺の景色を楽しむ事ができ、王の東屋としての役割もあったと伝えられています。

訪花随柳亭から見える龍池には蓮が浮かび、龍池の反対側には山が連なります。美しい景色とともに、歴史的建築物を楽しめるスポットです。

武将気分を味わえる東将台

蒼龍門近くにある芝生広場で、韓国弓道の体験ができるのが東将台。子供を中心に、大人まで楽しめる体験プログラムが用意されています。9:30~17:30(11月~2月は16:30まで)の間で、30分ごとにスタートする体験プログラム。東将台で韓国弓道にチャレンジし、武将気分に浸るのがおすすめです。

願いの叶う孝園の鐘

八達山の頂上に建つ孝園の鐘は、家庭と国の平安を祈願し、正祖の孝の精神を称えるために作られました。孝園の鐘は鐘つき体験ができるスポットで、願い事をしながら3回鐘をつくと、その願いが叶うと言われています。鐘をつく際は、順番に1回ずつ「親の恩恵」に感謝し、「家族の幸せ」と「自分の将来」について願うのが正しい方法とされています。

季節で表情を変える水原華城

水原華城は城壁の周辺を歩いて散歩するのがおすすめです。春になると桜の花が咲き誇り、城跡とのコントラストが楽しめます。美しくきれいな風景は、絵になると、地元住民も訪れる事の多い憩いの場です。

水原華城周辺の八達山エリアには、もみじが多く秋には紅葉が楽しめます。韓国は日本よりも涼しい気候となるため、山一面が赤や黄色に染まるのは少し早め。10月頃には紅葉の見頃を迎える八達山で、ハイキングするのもおすすめです。

移動も楽々の華城御車

華城御車は華城の各スポットを1周する事ができるので、広範囲に広がる敷地内を移動するのに大変便利です。錬武台(東将台)からのみ乗車する事が可能で、各スポットに下車していくシステムになっています。

オーディオシステムを利用すると、日本語で解説を聞く事ができるので、イヤホンを持参すると良いでしょう。

上空からの華城もおすすめ

水原華城を観光する方法は、地上だけではありません。フライング水原という気球に乗れば、上空から水原華城を見下ろす事ができます。東側蒼龍門の駐車場を出発地点とし、最大でも150mほど上空まで上昇します。

日中のみならず夜まで運行しているため、ライトアップされた水原華城を見る事ができる人気のアトラクションです。

Address 水原市 八達区 南水洞 3-1, 蒼龍門駐車場
Hours 平日11:00~21:00、週末,祝日10:30~21:30(気候などで変更の場合有り。訪問前要確認)
Closed なし
Tel 031-247-1300
Web http://www.flyingsuwon.com/

ヨンポカルビで水原カルビを堪能

水原華城をはじめ周辺観光をする際に、あわせて楽しみたいのがグルメです。水原といえば水原カルビが有名で、華虹橋から近いヨンポカルビという焼き肉店が有名です。地元住民からも支持されているヨンポカルビは、マッコリとカルビの組み合わせを楽しむお客さんで賑わいます。

名物・水原カルビと一緒に頼みたいのが、カルビタン。あっさり味のカルビタンは、カルビたっぷりのおすすめメニューです。

Address 水原市八達区北水洞25-4
Hours 11:00~22:00
Closed 旧正月、秋夕の連休時
Tel 031-255-1337
Web なし

水原華城へのアクセス

バスでのアクセス

水原華城へ向かう場合は、バスを利用して八達門へ行くのがおすすめです。

電車でのアクセス

水原華城まで電車を利用する場合は、ソウル市内から地下鉄江南駅を目指し、3000番で乗車したあと八達門で下車すると到着します。水原駅を利用する場合は、11・13・36・39番から乗車し、八達門で下車します。

Address (八達門)水原市八達区正祖路780
Hours 4大門観覧(3月~10月)9:00~18:00、(11月~2月)9:00~17:00
Closed なし
Tel 031-228-2765
Web http://japan.swcf.or.kr/

まとめ

水原華城は韓国にある城郭建築遺跡で、ソウル郊外にある有名観光スポットです。世界遺産にも登録されている歴史的建造物で、4大門をはじめとした見ごたえのあるスポットがたくさんあります。ドラマのロケ地としても有名で、ソウル観光から少し足を伸ばして、韓国の歴史に触れるのもおすすめです。