新川公園はかつての野球場の名残を残す緑豊かな公園

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出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。

JR桐生駅からも近く、街中にあるのにてんで閑静な公園だんべ

群馬県東部、栃木県との県境桐生市にある新川公園。周辺には市立図書館や市役所があり、JR桐生駅からも歩いて行ける距離とアクセスも良好ですが、市街地にあるとは思えないような緑が多い閑静な公園です。

広々とした芝生広場がメインの公園では年間を通してさまざまなイベントも開催されており、桐生市民からも親しまれる存在となっています。新川公園の楽しみ方や、公園で定期的に開催される人気のイベントなどについてご案内していきます。

広々とした芝生がある新川公園

群馬県桐生市の市街地にある新川公園。JR桐生駅からも歩いて行けるほど近く、周辺には市立図書館や市役所のほか多数の学校があります。

公園の中心にはまん丸の形の広々とした芝生が広がり、子どもたちからお年寄りまで幅広い世代に愛されている公園です。

公園の前身は新川球場

新川公園の前身は、新川球場という野球場。1927年に桐生中学校(現在の桐生高校)が初めて甲子園に出場した際に、これを記念してつくられました。

近年では群馬県でも、健大高崎高校、前橋育英高校そして桐生市の桐生第一高校など、甲子園を沸かせる強豪校が出てきていますが、当時は甲子園に出場するだけで球場をつくってしまうほどのフィーバとなったのでしょう。

公園に設置された桐生高校野球部の稲川東一郎監督を称える石碑が、当時球場があったことの名残となっています。

公園の三方が通りに面している

野球場として長らく活躍した後、1987年に老朽化のため新川球場は解体されました。かつては巨人戦などの大きな試合が行われた球場も年月には勝てず、球場跡地は新川公園として整備されて現在は市民の憩いの場となっています。

公園は広々とした円形の芝生広場を中心に、北側をコロンバス通り、東側を新川橋線、南側を新川南線の三つの通りに囲まれたつくりです。

公園の西側には図書館・中央公民館

北側・南側・東側が道路に面した新川公園ですが、公園の西側には桐生市立図書館・中央公民館とその駐車場があります。

新川公園にもお手洗いはありますが、市立図書館のトイレにはおむつ替えのベッドもあるので、赤ちゃん連れの方にも安心です。

正門があるのは新川橋線に面した公園の東側

新川公園の正門は、新川橋線に面した公園の東側にあります。

こちら側には、乗り合いタクシー「おりひめバス」の停留所も。道を挟んだ向かいに見える立派な建物は、スポーツの強豪校としても名高い樹徳高校の校舎。

かつては川が流れていたコロンバス通り

公園の北側が面しているコロンバス通り。植込みのツツジが美しいです。かつてこの地を流れていた新川を埋め立てて作られました。

コロンバスという名前は、桐生市の提携都市であるアメリカジョージア州コロンバス市に由来。

公園には入り口がたくさん

新川公園は三方を道路に面しているせいか、正門の他にも野外ステージ入り口・稲荷町入り口・滝入り口・コロンバス通入り口といった入り口が多数。

いずれの入り口にも車止めが設置されており、車やバイクのほか自転車の乗り入れも禁止されています。

野球場の名残を残す芝生広場

広々とした芝生が敷地の大半を占める新川公園。野球場の名残を残す開放的な芝生広場では、近くの保育園の子供たちが遊んでいることも。

かつては野球場でしたが、現在は公園内で野球やサッカーなどのスポーツをすることは禁止されています。

公園の一角にあるコンビネーション遊具

芝生広場が公園の真ん中に広がっているので、遊具の数は少なめ。滑り台が三つくっついた形のコンビネーション遊具のまわりを、牛や馬など動物のスプリング遊具が取り囲むように、公園の一角に設置されています。

ベンチがたくさん設置されている

新川公園は、ベンチや東屋などの休憩施設が多いです。芝生広場や遊具がある広場の周りを取り囲むように多数のベンチが設置されているので、ゆったりと過ごすことができます。水飲み場も3か所に設置。

レトロな雰囲気のパーゴラ

こちらは芝生広場と遊具のある広場の間にあるパーゴラ。石でできたパーゴラや水飲み場、公園に設置された昭和を彷彿とさせる街灯のせいか、レトロな雰囲気を感じます。

滝入り口にあるシンボルハウス

公園の滝入り口から入ると目の前に見える宮殿のような形をしたこの建物は、新川公園のシンボルハウス。ハウスの中で休憩もできます。

下はシェルターと呼ばれる地下通路になっているので、子どもにとってはわくわくする遊び場です。

夏場には水遊びもできる

今シンボルハウスがあるコロンバス通り沿いには、新川球場時代にはプールが設置されていました。

その名残でしょうか、シンボルハウスの周辺には夏場には水が張られて、水遊びが楽しめます。水深も30㎝ほどと浅いので、小さな子どもでも安心です。

様々なイベントも開催

イベント用の野外ステージ

公園には野外ステージも設置されており、フラダンスのステージ、八木節のイベント、コスプレの撮影会などのイベントも開催されています。

桐生市堀マラソンの受付地点・発着地点にもなっているので、公園の周辺をランニングしている方も。

芝生で寝転ぶイベント

新川公園で定期的に開催されている「Base on the green」というイベントも人気。

「公園の広い芝生(green)で寝転ぼう」を合言葉に、芝生広場にはテントが張られて、飲食店も多数出店しています。夜になって明かりが灯った様子も綺麗です。

新川公園へのアクセス

自動車を利用する場合

北関東自動車道太田藪塚ICから、県道68号線を経由して約20分で到着。新川公園の専用駐車場はなし。桐生駅からほど近く、公園の周辺は保育園・中学校・高校に囲まれているので、子どもの飛び出し等にはご注意ください。

電車を利用する場合

JRの最寄り駅は両毛線桐生駅。桐生駅南口から新川公園までは、徒歩で約8分。東武鉄道の最寄り駅の新桐生駅から新川公園までは、徒歩で約20分。

JR桐生駅と東武鉄道新桐生駅間を走るおりひめバスは、新川公園に停車します。JR桐生駅北口からバスに乗車し、停留場新川公園までは約1分です。

住所|〒376-0022 群馬県桐生市稲荷町1番1号
営業時間|随時
定休日|なし
電話|0277-46-1111(桐生市役所都市整備部公園緑地課公園管理係)
公式サイトはこちら

まとめ

近隣を渡良瀬川が流れ、市役所や市立図書館、市民文化会館などの行政の施設が立ち並ぶ中に位置する新川公園。JR・東武鉄道・上毛電気鉄道の駅からも近い市街地にありながらも、のんびりとした時間が流れる閑静な公園です。

新川公園では年間を通して様々なイベントも開催されており、特に定期的に開催されている「Base on the green」は活況。広々として気持ちのよい公園の芝生広場を利用して、市内外のお店がコーヒーやお菓子、パンなどの食べ物を販売しており、桐生市を盛り上げようと活気が感じられます。

桐生駅から歩いて行ける距離にあるので、ぷらっと街中散歩の途中に立ち寄っても気持ちよく過ごせる公園です。