松戸神社は松戸の由来にもなった水戸徳川と縁の深い由緒正しき神社

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トラベルパートナー: Fuzuki

千葉県出身。主に国内のお出かけスポットや観光スポットが得意です。メインは千葉県、東京都、神奈川県などの関東地方とよく訪れる宮崎県です。他にも国内であれば多くの観光スポットに訪れます。旅行は家族と訪れることが多く、博物館や歴史に関するスポットを巡るのが好きです。家族や友達と楽しめるスポットを中心にご紹介できればと思っています。

「松戸」は松戸神社で小碓皇子が待ち合わせ場所として利用したことが由緒なんだって!

多く参拝者が訪れる松戸神社は、様々な伝説の残る場所でもあります。地元ではお宮参りや七五三などの大切な行事も執り行い、多くの家族に愛されています。歴史的にも貴重な奉納品を拝むこともできるため、歴史が好きな人にも参拝してほしい神社です。

水戸徳川家とも縁の深い松戸神社

千葉県松戸市に位置する松戸神社は、駅からもほど近い場所に位置する由緒正しい神社です。

江戸時代、将軍家である徳川家は鷹狩りを趣味としている者も多く、現在の千葉県はよく鷹狩りの場所に使われていたとされています。この松戸神社も水戸徳川家である徳川光圀にまつわる伝説や小話が残されています。

必勝や家内安全に御利益のある神社

松戸神社の主祭神は、古代日本の歴史においても伝説の英雄として知られる日本武尊です。

日本武尊は熊襲征伐や東国征討を見事にやり遂げたことから、日本で最も強い男という意味を持つ日本武の称号を与えられたと伝えられています。

この功績から日本武尊の御神徳は必勝とされており、受験などの勝負事にご利益があるとして、松戸神社を含め日本全国で崇拝されています。また家内安全にもご利益があるとされており、松戸神社では神前結婚式も執り行っています。

約400年もの歴史ある由緒正しき神社

松戸神社の創建は1626年と伝えられており、約400年もの長い歴史を持つ由緒正しい神社です。

しかし、松戸神社の創建されたこの地は古くから逸話が残されており、主祭神である日本武尊が小碓皇子と申されていた時に、この地に陣営を構え、待ち合わせ場所として使った伝説が残されています。

そのため、この地を「待つ郷」と言い、そこから待つ土という名に変わり、現在の松戸の地名の由来となったと言われています。

徳川光圀が鷹狩りの際に訪れた場所

松戸神社は水戸徳川家の徳川光圀が趣味の鷹狩りを行うために訪れた場所としても知られています。松戸神社の大銀杏の樹にいた白鳥へ鷹を飛ばそうとしたところ、鷹がまったく反応せず、自身の弓も動かず折れてしまったという話が残されています。

この出来事から徳川光圀は弓矢を松戸神社に奉納し、神様に謝り帰ったと伝えられており、この時の弓とされる弓矢は現在も拝殿に掲げられています。

松戸神社に参拝するならここは必見!

松戸神社には参拝に訪れたら忘れずに参拝して欲しい拝殿や末社、さらに貴重とされている建築物や絵画なども多く拝見することができます。

元々御神宝や古文書など多くの貴重な品々が奉納されていましたが、1739年に起こった大火災によりすべて失われてしまいました。

貴重な品々や奉納されたもの、さらに彫刻など、見どころが多い松戸神社へ参拝する際は、必ず神社の礼儀を忘れずに参拝しましょう。

まずは四神の彫刻が施される手水舎へ

神社の境内に足を踏み入れたら、まず進むべき場所は拝殿の斜め前に位置する手水舎です。拝殿に行く前にまず手水舎で自身を清めるため、神社の作法の通りに柄杓で水を掬い、手や口を清めます。

また松戸神社の手水舎には、朱雀、玄武、白虎、青龍の四神の彫刻が施されていますので、ぜひ清める際に見ておきましょう。

約150年前に再建された拝殿

最初の拝殿は約400年前に松戸神社が創建された際、同時に拝殿も建設されたものが始まりです。しかし、1739年に大火災に遭い、奉納された貴重な品々と共に消失してしまいました。

その後、元の御嶽大権現という名称から、1863年に社号を松戸神社に改称し、それと共に現在の拝殿も再建されています。松戸神社という名称が社号として認められたのは、その後と伝えられています。

参拝する際に忘れてはいけないのが、拝殿の向かって左上に掲げられている弓矢です。この朽ちた弓矢は徳川光圀が白鳥に放とうとし、折れてしまったと伝えられている弓矢で、目の前で起きた出来事を恐れ、奉納された弓矢として拝殿に掲げられています。

見落としがちなポイントですが、松戸神社の歴史を感じられるポイントですので見落とさないようにしましょう。

市有形文化財に指定された絵画のある神楽殿

境内の拝殿から見て向かって斜め左に位置する神楽殿は、普段は扉が閉められているため中を見ることはできませんが、行事が執り行われる際には開かれるので要チェックです。

行事が催される時は、実際に神楽殿の壇上でお神楽が奉納される様子や獅子舞が奉納される様子を間近で観ることができます。

神楽殿が開いた際に見るべきポイントは奉納はもちろん、それだけではなく中に飾られている絵画が重要です。

奉納された杉戸絵と36面の天井絵は松戸市有形文化財に指定されるほど貴重なもので、迫力のある杉戸絵や繊細に描かれた天井絵は明治中期の美術品として、大切に保管されています。

火防や災害除けの神様が祀られる秋葉神社

拝殿から向かって左側に位置する秋葉神社は、末舎ながら毎年6月に例大祭が執り行われる重要な末社です。

秋葉神社には火之迦具土大神が祀られており、火防や災害除けの神様として全国的に崇められています。こちらの末舎にも明治の江戸火消しの奉納額があり、当時の火消しの様子が描かれています。

百度石でお百度参りを行おう

松戸神社の拝殿前には、意外と見落としがちですが百度石が設置されています。百度石とは、お百度参りを行う際に本殿との行き来をする目印となる基点です。

お百度参りは拝殿の神様に100回お参りをすることで願いが叶うと言われており、呪術的な意味で行う場合は夜間に行うともいわれています。

この百度石から拝殿までを100往復しなければいけないため、百度石にかけられている小判を使って、現時点で何回お参りしたかを数えることができるようになっています。

水筒を持って名水をいただこう

百度石の奥に龍神さまと呼ばれる御神水が流れる小さな滝のような場所があります。この御神水は100%天然水のため、飲み水として使用することができ、地元の人々も自分の水筒やペットボトルを持ち寄りいただいています。

境内の敷地から汲み取った天然水のため、神様の御利益を授かることができると考えられています。参拝に訪れる際は、ぜひ水筒を持参し神様の御利益を授かりましょう。御神水をいただく際は必ず一礼してからいただきましょう。

松戸神社は四季を感じられるスポットとしても人気

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松戸神社は四季を感じられるスポットとしても地元では人気が高い場所です。特に春になると境内や神社周りの桜の木が満開になるため、桜を楽しめるスポットとして多くの人が参拝に訪れます。

夜に訪れると拝殿の灯りと桜を楽しめるため、他の夜桜スポットとは違う雰囲気の夜桜を楽しむことができます。

春の桜だけでなく、秋になるともみじが赤く色づき紅葉を楽しめます。赤や黄色に色づいた樹々が境内全体を覆い尽くすため、広くはない敷地ではありますが、風情を感じます。

紅葉のシーズンには七五三で参拝する家族も訪れるため、時期によっては他の季節より賑わうこともあります。

松戸神社へのアクセス

電車でのアクセス

松戸神社は松戸駅からほど近い場所に位置しているため、電車でアクセスする場合はJR常磐線・新京成線の松戸駅を利用します。松戸駅で降りたら西口から駅を出て、徒歩7分で到着します。

車でのアクセス

車でアクセスする場合は、松戸ICを下り7分ほどで到着します。大通り方面に車専用入口があるため、そちらを利用しましょう。

また境内には20台駐車可能な駐車場も完備されています。駐車場は無料で利用できますが、正月時期と祭礼時期は利用できないので注意しましょう。

住所|〒271-0092 千葉県松戸市松戸1457
営業時間|なし
定休日|なし
電話|047-362-3544
公式サイトはこちら

まとめ

松戸神社は地域全体を指す松戸という地名の由来になった場所であり、水戸徳川家とも縁の深い歴史残る神社です。春や秋にはその季節ならではの楽しみ方もできるので、その時期に参拝することをおすすめします。