英彦山神宮は彦山権現様とも言われ霊場として栄えたスポット

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出身は福岡。福岡を中心に、九州の記事も書いています。 自然が好きで、山や海に行っては風景を楽しんだり、地元の美味しいお店を探した後は、温泉に入ってリフレッシュ。美術館や博物館めぐりも趣味のひとつで、出会いや発見には毎回ワクワクしています。 近場なら一人旅、県外なら主人とのドライブを楽しんでます。

歴史ある英彦山神宮!奉幣殿までは歩いてもスロープカーでも登れるので行ってみよう!

福岡県の田川郡にあり昔は霊場としても栄えていた英彦山神宮。英彦山の中腹に泰幣殿がありそこから山頂を目指すことが出来ます。様々な伝承がある英彦山神宮の基本情報やアクセス方法など詳しく解説いたします。

英彦山とはどんなところ

英彦山は昔から神の山として信仰されていた霊山であり、御祭神が天照大神の御子、天忍穂耳命であることから日子山と呼ばれており、嵯峨天皇の詔によって日子の2文字を彦に改められ、1729年には霊元法皇の院宣により英の1字を賜り英彦山となりました。

重要文化財である奉幣殿は、江戸時代まで九州九国総鎮守英彦山霊仙寺の大講堂でしたが、1616年に初代小倉藩主細川忠興によって再建され、以降山伏が参集する様々な祭典が行われる主殿として使われていました。

現在も響きわたる梵鐘

福岡県指定文化財である英彦山神宮の梵鐘は、肥前鐘の特徴があり1300年代に玉屋般若窟にかけられていましたが、1594年に豊前の領主である毛利久八郎吉勝が英彦山霊仙寺に寄進したものです。

現在も神幸祭の時鐘や除夜の鐘として鳴り響きます。日本の三大修験の一つとしても知られる英彦山、頂上の標高は1199m、銅鳥居から始まる石の階段には手すりがあるので安全に上る事も出来ますが、雨の日の後は滑りやすく石造りだったり砂利だったりと足場も変化するので歩きやすい靴やスニーカーがお勧めです。

日本の三大霊山の一つである英彦山山頂の上宮までは、下宮から歩くと約一時間半かかります。途中の中宮には宗像三女神が祀られており、神々しい杉林を眺めると、休息時間は心がさらに落ち着きます。

春になると桜やシャクナゲ、5月中旬には珍しいクリンソウ、秋にはキンモクセイなどの花が咲く為四季を感じることが出来、池の中には亀やマルマルとしたコイやニジマスが泳いでいるので階段を上ってきた疲れを一瞬で忘れさせてくれる存在となっています。

当英彦山神宮御龍神神水は修験行者が入峰時に必ず水筒に入れ飲用又はお守りとして用いていました。最近では不老長寿の御神水としている参詣者も多く、その水源は岩の間より流れる圓通の瀧。

英彦山は神の信仰に仏教が習合され、英彦山権現様として栄えましたが、明治維新の神仏分離令により英彦山神社となり、昭和50年6月24日、天皇陛下のお許しを得て、全国第三番目の神宮に改称され英彦山神宮になりました。

泰幣殿を参拝した後は、横階段から上り山頂を目指すことが出来ます。下津宮、中津宮を経て英彦山頂上に上宮があり、石や材木で山道が整備されていて、勾配は厳しいですが登りやすくなっています。

上宮に行くには登山のスケジュールや日没時間を考慮しつつ、近くにはコンビニがない為それなりの服装や持ち物の準備が必要です。

結界である石の鳥居

石製の肥前型鳥居であり1663年に佐賀藩主鍋島光茂が寄進建立したといわれます。泰幣殿の横にある石の鳥居は行者界と菩薩界を分ける結界として、上部にある産霊神社木鳥居までを弥勒菩薩の修行する浄土としたと言われます。

また、菩薩界に49の修行窟があり、英彦山山伏では厳しい修行を行われたとも伝えらえています。

青銅製銅鳥居

1637年、佐賀藩主鍋島勝茂によって建立された鳥居の高さ7m、柱の周囲は3m余りもある胴の太い青銅製、その鳥居正面の英彦山の扁額は1729年に霊元法皇によって下賜されたものです。

1939年に国指定重要文化財に指定され、柱は青銅製の円筒6個を積み重ねてできている為うっすらとその形が分かります。

英彦山の扁額は、1729年に霊元法皇の勅命を受けて京都から運ばれて架けられ、この頃から英彦山と称されるようになったといわれており、それ以前はどのような扁額が架けられていたかは分かっていません。

この鳥居はかつて彦山町の付近にあり、1686年頃に現在地に移された際に、柱輪各1個をはずしたため総高が低くなり、遠くからでも存在感はありますが全体的に小さく感じられます。

石階段の途中にある顕揚坊庭園跡

明治維新後に山内の玉屋谷からここに転住してきた坊で、江戸時代から神道系の山伏として神幸祭や御田祭などを司祭していました。

お屋敷内の庭園は雪舟を慕った室町時代末期の禅僧雪村の築庭と言われていますが、現在は柵がある為中に入ることは出来ません。

山内では茶の栽培をしていたので茶室や庭園が設計されており、また間仕切りは杉の板戸を多用したのでそれに書画を描く達人と言われる多くの人々が英彦山に集まったようです。

歴史を感じる福寿坊跡

中世末の祭祀記録にある古い坊です。英彦山での坊とは山伏の家、又はその家に住む山伏のことを言い、福寿坊は江戸時代初期まで天台宗系の山伏だったがそれ以降は幕末まで神道系の山伏となり、神幸祭や御田祭などを司祭しました。

山伏たちが帰依した修験道は神仏習合の宗教だったため、神道系山伏・仏教系山伏のどちらにも転向が可能だったと言われています。

日本最大級のスロープカー

スロープカーには時刻表もあり、運行間隔は10分から20分で年中無休、足に自信のない方や、子供さんなどはスロープカーがお勧めです。

スロープカーからの眺めは最高で、シャクナゲ、ヤマブキ、ハナカイドウなど四季折々の景色を楽しみながら神駅まで進み、英彦山神宮や英彦山山頂を目指すことが出来ます。

スロープカーは炭鉱やみかん畑など、山で作業するときに山に登るトロッコからヒントを得て作られたそうです。

英彦山にあるスロープカーは日本でも最大級であり、開業は2005年10月、銅鳥居近くにある幸駅から花駅そして終点の神駅とつづき、その全長は849m、車内のガイドさんの説明も聞き入ってしまうほど面白いです。

今まで歩いてしか行けなかった英彦山神宮奉幣殿までの道のりをどなたでも気軽に楽しみながら行けるようになりスロープカーに乗ると約15分で着きます。バリアフリー対応であり車いすやベビーカーのままで乗ることが出来、安心してご参拝もできます。

住所|〒824-0721 福岡県田川郡添田町大字英彦山1487
営業時間|8:40~17:10(最終乗車は16:40)
定休日|なし
電話|0947-85-0375
公式サイトはこちら

自然の中にあるラピュタファーム

梨狩り・ブドウ狩り・いちご狩りなど季節の果物の収獲体験ができ、自社農園では有機栽培した野菜を中心に、地元の食材で作った料理とデザートのバイキングランチを楽しめる場所です。

レストランでは約60品の料理、約40種類以上の野菜や果物を利用し、そのほとんどを園内産か地元産の食材です。空気も美味しく、豊富なメニューは季節野菜がメインのヘルシー料理、料理人のこだわりや人の温もりを感じることが出来るレストランです。

駐車場近くの入り口ではヤギがお出迎えしてくれ、敷地の中央に豚のばーす君や犬などもいて子供さんにもよろこぶ素敵な場所です。

また調味料についてもミネラルを含んだ喜界島のザラメ・無添加の菜種油・元気卵など、どれも体に優しい調味料ばかりです。

庭にはコテージがあり、甘く柔らかい筑穂牛のバーベキューも頂くことが出来ます。ラピュタファームのランチバイキングは、新鮮な地元野菜や、厳選した体にやさしい調味料を利用しており赤ちゃんの離乳食としても安心な素材が使われています。

住所|〒827-0001 福岡県田川郡川崎町大ヶ原
営業時間|平日(11:30から14:45) 土日祝(11:30~15:45)
定休日|月曜、木曜日 (祝祭日は営業し翌日振替休、木曜日は振替休なし)
電話|0947-47-4000
公式サイトはこちら

英彦山神宮へのアクセス

車でのアクセス

・福岡市方面より国道201号線、八木山峠経由し約1時間30分

・北九州市方面より国道322号線、田川市経由にて約1時間

・九州自動車道の小倉南インター・八幡インターより約1時間

・大分自動車道の杷木インター・日田インターより約1時間

電車でのアクセス

・JR添田駅より添田町バス彦山方面行きに乗車し、約30分で銅の鳥居にて下車

住所|〒824-0721 福岡県田川郡添田町英彦山1
営業時間|24時間
定休日|なし
電話|0947-85-0001
公式サイトはこちら

まとめ

農業生産や鉱山、工場の安全の守護神、勝運の神様として古来より崇敬されている英彦山神宮、松柱神事・産業安全祈願大祭・御神幸祭など多くの神事もあるので是非ご家族揃って行ってみてください。

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