シュテファン寺院はモザイク柄の屋根が見どころ!ユニークな建築様式も必見

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トラベルパートナー: YUKI

青森県出身のYUKIです。世界遺産が大好きで、以前はよく一人で旅に出ていました。今まで訪れた国は約30ヵ国。現在は海外に住んでいて、時間がある時は夫と一緒に旅に出ています。メインで書いている記事は出身地の青森県、アメリカ、それと世界遺産を有する国々です。

ウィーン旧市街でもひときわ目立つ大きな建物です

世界遺産の街として知られるオーストリアのウィーン。音楽や芸術と共に、歴史的建造物でも有名な街です。中でもシュテファン寺院はウィーンのシンボルとして、観光客から人気を集めています。ウィーン観光には絶対外せないシュテファン寺院の見どころと、周辺スポットをまとめました。

シュテファン寺院は世界遺産の街に建つシンボル

ウィーンの有名な観光名所

オーストリアにあるシュテファン寺院は、ウィーン旧市街地のほぼ中心地に位置しています。非常に大きな建物をした教会で、日本ではシュテファン寺院と呼ばれる事が多いのですが、シュテファン大聖堂というのが正式名称です。

遠くからでもよく目立ち、街のシンボルでもあるシュテファン寺院。待ち合わせなどでもよく使われている、有名な観光名所の1つです。

世界遺産に登録された旧市街にある

シュテファン寺院のあるウィーン旧市街地は、2001年に世界遺産として登録されました。周辺には歴史的建造物が数多く立ち並び、街を散策するだけでも楽しめます。

ウィーン旧市街地一帯はリングと称される、世界で最も美しい大通りがあります。博物館やオペラ座・劇場といった昔からの建造物が多数保存されているため、見どころが盛りだくさん。昔からの建物をそのまま活かしてアパレルショップが店舗を構えるなど、都会的な要素もモダン建築にうまく融合しています。

施設により料金が異なる

各施設を見学する際は、入場料金にも注意。祭壇などがある寺院は、メインの部分は無料で見学できても、別のエリアは有料の場合があります。

シュテファン寺院は、階段で上る南塔・エレベーターで昇る北塔・地下のカタコンベと、それぞれに有料のガイドツアーが組まれています。有料エリアすべてに入場できるお得な共通チケットもあるので、事前に予定を立てておくとスムーズです。

シュテファン寺院見学で気を付ける事

シュテファン寺院は宗教施設なので、寺院に入場する際は極力肌の露出を控えた服装を心がける事。もちろん、大声を出すなど騒ぎ立ててはいけません。ミサの最中でも塔への入場が認められていますが、寺院内部の見学は柵のうしろからとなります。

有名な観光スポットであるがゆえに、観光客の出入りが激しく、寺院入口付近には少し強引な客引きも存在します。相手にしないか、興味がない事をしっかりと伝え、トラブルを回避しましょう。

2つの様式が混ざったオーストリア最大のゴシック教会

迫力ある外観全体をカメラに収めるのは難しい

シュテファン寺院は、約300年という長い年月を費やし完成しました。建築期間に比例して建物は大きく、ゴシック様式の教会としてはオーストリアで最も大きい建物です。

教会の塔としては、世界で3番目に高いとされる南塔は、その高さが137mにもおよびます。全体像をカメラに収めるのは難しいほど大きいので、広角レンズを使用するなど、撮影には工夫が必要です。

2つの建築様式が混ざっている

さまざまな建築様式があるヨーロッパの歴史的建造物ですが、シュテファン寺院は主にゴシック様式が用いられています。ゴシック様式は12世紀半ば頃に花開いた建築様式で、シュテファン寺院は一部ロマネスク様式も採用しています。

10世紀後半に取り入れられていたロマネスク様式は、比較的シンプルで地域によって異なるスタイルを持つ建築様式です。シュテファン寺院西側の正面にあるファサードはロマネスク様式で、ほかのゴシック様式の外観との違いが楽しめます。このファサードは13世紀に作られた場所で、シュテファン寺院の中で最も古い場所となります。

ユニークなデザインに注目のモザイク柄屋根

ほかの寺院では見かけない珍しいデザインの屋根

シュテファン寺院の屋根は、10色のタイルで彩られたカラフルなデザインが特徴的です。北塔と南塔からは、カラフルなタイルのモザイク柄屋根を、間近で確認する事ができます。

モザイク柄に装飾された屋根は、ほかの寺院や教会ではあまり見かけない珍しいもの。訪れた際は屋根のユニークなデザインにも注目です。

屋根の一部にあるオーストリアとウィーンの紋章

シュテファン寺院の屋根の一部には、オーストリアの国章が描かれています。同時にウィーンの紋章もあり、紋章の下には1950という数字が。この数字は第二次世界大戦の被害で、火災によって消失した屋根を修復した際にその年を刻んだ数字です。反対側の屋根には、オーストリア・ハンガリー帝国を統治していた、ハプスブルク家の紋章・双頭の鷹が描かれています。

広々とした寺院内部はゴシック様式の天井が特徴的

広々とした内部は厳かな雰囲気に包まれている

天井が高く広々として開放感のある、シュテファン寺院の内部。かつて寺院の中では、モーツァルトの結婚式や葬儀が行われたといい、ゴシック様式特有の重厚な雰囲気が漂っています。

シュテファン寺院内の見学は、ミサの最中以外は自由です。広々とした寺院内部にはベンチなどもあるため、時間をかけてゆっくりと見学するのがおすすめです。

ゴシック様式の天井に注目

幾何学的な模様が非常に美しい天井は、リブ・ヴォールトと呼ばれるゴシック様式特有のデザイン。天井付近に広い空間をもたらすため、アーチを平行に押し出した形状を取り入れているのが特徴です。そのおかげで寺院の中は天井まで高く吹き抜けて、開放感があります。

中央祭壇や周辺の祭壇も要チェック

柵で囲われた中央祭壇付近は、有料で見学できるエリアとなっています。無料エリアからも見学する事はできますが、間近で見る事ができる有料エリアでは、さらに迫力倍増。ハプスブルク家の地下墓所があるカタコンベや中央祭壇のほか、キリストと聖母マリアの生涯を描いた祭壇もあわせて見学しましょう。

旧市街の歴史的建造物やウィーン発祥のスイーツもチェック

天井のフレスコ画が美しいペーター教会

シュテファン寺院周辺にも、魅力的なスポットがたくさんあります。寺院からは歩いて約5分の場所に、ペーター教会があります。ペーター教会はウィーンで2番目に古いといわれ、天井のフレスコ画が有名です。

ペーター教会は、バロック建築の巨匠であるルーカス・フォン・ヒルデブラントによって建築された教会です。建物自体はこぢんまりとしていますが、見ごたえは充分。また、日本語のパンフレットが置かれているので安心です。

住所| Peterspl. 6, 1010 Wien, Austria
営業時間|AM7:00-PM8:00(月曜日から金曜日)、AM9:00-PM9:00(土日祝日)
定休日|なし
電話|43-1-5336433
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ハプスブルク家が650年住んでいた王宮

シュテファン寺院から徒歩約10分の場所にもまた、大きな歴史的建造物があります。王宮またはホーフブルク宮殿と呼ばれるその建物は、約650年に渡ってハプスブルク家が住んでいたとされ、驚く事に2,500以上もの部屋があります。

また、エリザベート皇妃の私生活に焦点をあてたシシィ博物館では、エリザベート皇妃の愛用品などを見る事ができ人気です。

住所| Michaelerkuppel, 1010 Wien, Austria
営業時間|AM9:00-PM5:30(9月から6月)、AM9:00-PM6:00(7月と8月)
定休日|なし
電話|43-1-5337570
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ザッハートルテ発祥の地・カフェザッハー

ウィーン観光に訪れたら、おいしいスイーツもあわせてチェック。日本でも有名なザッハートルテは、実はウィーン発祥のスイーツです。お客さんで常に長蛇の列ができているカフェザッハーは、ザッハートルテを最初に作ったというお店。

常に混み合う店内は、高級感あふれるデザインの内装が素敵です。お土産にはカフェザッハーの制服を着たテディベアなどもあり、併設されたギフトショップでショッピングも楽しめるようになっています。

住所| Philharmoniker Str. 4, 1010 Wien, Austria
営業時間|AM8:00-AM12:00
定休日|なし
電話|43-1-51456661
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シュテファン寺院へのアクセス

電車でのアクセス

シュテファン寺院までは、電車で移動します。ウィーン市内をカバーしている地下鉄の1号線もしくは3号線に乗車し、シュテファンシュプラッツ駅で下車します。シュテファンシュプラッツ駅からは、徒歩約1分で到着します。旧市街の中心にあり、シュテファン寺院を基点として、旧市街散策を楽しむのがおすすめです。

住所| Stephansplatz 3, 1010 Wien, Austria
営業時間|AM6:00-PM10:00(月曜日から土曜日)、AM7:00-PM10:00(日祝日)
定休日|なし
電話|43-1-515523530
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まとめ

オーストリアのウィーン観光といえば、シュテファン寺院が有名です。歴史的建造物が数多く建ち並ぶウィーンの中でも、シンボル的存在として君臨するシュテファン寺院。迫力のある大きな建物と美しい建築様式は、見る人の心をわしづかみにします。周辺の観光スポットやウィーン発祥のスイーツを楽しみながら、旧市街地を散策するのがおすすめです。