偕楽園は藩主の想いが表現された日本庭園だ!

公開日:2019/5/21 更新日:2019/10/7

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出身は山形県、埼玉県に長くいたため、自然溢れた埼玉県の良さを紹介するのが得意です。歴史や原風景が好きで、観光地の人気店のチェックは欠かしません。ヒッチハイクや車中泊等、様々な旅の経験をしてきました。仲間と車中で語りながら楽しく旅先へ行くのが好きです。
公園の散策はまるでタイムスリップしたかのようだよ!

偕楽園は、日本の古き良き時代を感じられるスポットとして人気があります。日本三名園の一つに数えられる庭園で、今でも多くの観光客を魅了し続けている庭園。ゆっくりと時間が流れるような空間に身を置くだけで、気持ちも自然と穏やかになれるでしょう。ここでは、偕楽園の魅力や見どころ、アクセスの仕方などについてまとめてみました。

日本の古き良き時代を感じよう

日本三名園の一つに数えられる日本庭園で、今でも多くの観光客を魅了し続けています。未曾有の大災害となった東日本大震災によって、偕楽園・弘道館は大きな被害を受けることになりましたが、その後募金によって1憶4500万円あまりの義援金が集まります。その義援金を使って復旧しました。

偕楽園の見所を紹介

水の音心地よい吐玉泉(とぎょくせん)

高さ3mの落差から落ちる滝は、落ちる水のが音がとても心地よいです。天然の滝ではなく、周囲の湧水を集めて上から落とす、というシステム。江戸時代末期の茶の湯にも使われていたといわれている水で、貴重なもの。水質検査で安全は確保されているようですが、飲み水としては推奨していません。

一際目立つ太郎杉

吐玉泉のすぐ横に立つ大きな木。樹齢は推定で800年といわれており、長きにわたってこの地で人々を見守り続けてきた巨木です。近くには二郎杉跡がありますが、こちらは太郎杉。過去にはほかにも杉があり、それぞれに名前が付けられていたのだとか。樹齢800年ということで威厳も感じますし、神聖な空気さえ漂っています。

どこか懐かしい孟宗竹林の光景

かつて斉昭が弓の材料とするため、京都から竹を移したのが始まりだといわれています。何となく昔懐かしい雰囲気が漂っていますし、日本昔話を見ているような気分に。木漏れ日が差し込む日にはより幻想的な空間に早変わりします。

時代を感じる表門

偕楽園における正門。松材を使用した立派な門で、黒くなっているため黒門と呼ばれています。昭和20年に戦災に巻き込まれますが、焼失することなく生き残りました。幾度にわたって修理は行われているものの、創建当初の建造物として高い価値を誇ります。

景観を失わないトイレ

広々とした敷地内にはいくつものトイレが設置されているので安心。表門の近くにあるトイレならオムツ交換用のスペースも設けられているので、小さなお子さんと一緒に訪れている家族も安心できるでしょう。トイレは中もとてもキレイに掃除されていますし、建物の造りそのものも景観を壊さないようなデザインとなっています。

時期はずれの季節も良い梅林

時期になるとたくさんの梅の花が敷地内を彩る偕楽園。まるで梅の花のトンネルのようになる梅林散策道は観光客からも高い人気を誇っています。人気があるのは梅の時期だけでなく、緑のトンネルになっても魅力は変わりません。園内には100種類以上、約3000本もの梅が植えられているので、申し分ない見ごたえです。



もう一つの見どころ藤棚

梅だけではなく藤の花を楽しめるのも偕楽園の魅力。それほど数があるわけではありませんが、ベンチも設置されているので、ゆっくりと腰かけて園内の自然を鑑賞してみましょう。アイスクリームも近くで売っているので、それを食べながら見るのもまたよいかもしれません。

力強く伸びる御幸の松(みゆきのまつ)

明治23年に天皇皇后両陛下がおいでになったので、その記念として植樹したものです。周りは芝が敷き詰められ、涼やかな空間。藤の花の後ろにあるので、近くまで来たときにはぜひ見ておきましょう。

二季咲桜(にきざきざくら)

1年に2回花を咲かせる桜として知られます。シキザクラの仲間で、もともとは久米某氏邸にあったものを移植したのだとか。桜が咲く時期には押さえておきたい、一重咲きの桜。

健康優良樹の左近の桜(さこんのさくら)

天保2年に斉昭夫人が降嫁の際に、仁孝天皇から御所の左近の桜の鉢植えをいただいたことにさかのぼります。初代や2代目は枯れてしまいましたが、弘道館改修工事が終わったあとに宮内庁から受領したもの。白山桜が正式な名前で、高さは約16mもあります。

陽を表す見晴広場

とても見晴らしがいいので、ゆっくりと過ごすことのできる場所。ベンチもあるので、そこに座って桜やツツジなどを眺めてみましょう。駐車場から向かうとやや薄暗い場所となります。広々としていますし、芝生に寝転がっているだけでも気持ちが落ち着く場所。思い思いの時間を過ごすことができるでしょう。

空気変わる好文亭



家中の人たちの心身の休養を図ろうと、水戸藩第9代目藩主の徳川斉昭によって建てられたもの。中国の故事に基づいて名前が付けられたのだとか。昭和20年に空襲に遭い全焼してしまいますが、その後再建されました。東日本大震災でも大きな被害を受けてしまい、閉館を余儀なくされたものの平成24年には復旧します。

観光案内所見晴亭

トイレやコインロッカーもありますし、車いすの貸出も無料で行っています。wi-fiもあるので、ネットに接続することも可能。茨城県の観光パンフレットもあるので、茨城観光で訪れている方はぜひ手にいれておきましょう。お土産も充実しており、特に人気があるのは100年梅酒。

偕楽園へのアクセス

基本的に偕楽園に訪れるときには自動車やバスでのアクセスとなります。

車でのアクセス

自動車で訪れるのなら、常盤自動車道の水戸ICが最寄り。ここで降りてから車で約20分ほどの道のりとなります。また、北関東自動車道の茨城町東ICで降りても同じくらいの所要時間となるでしょう。

バスでのアクセス

バスを利用するのなら、JR常盤線水戸駅で乗車してください。水戸駅北口偕楽園行きというバスが運行しているので、それに乗車すれば約20分ほどで目的地に到着します。

Address 〒310-0912 茨城県水戸市見川1-1251
Hours (2月20日~9月30日)AM6:00~PM:00 ( 10月1日~2月19日)AM7:00~PM6:00
Closed なし
Tel 029-244-5454
Web https://www.ibarakiguide.jp/kairakuen.html

まとめ

日本三名園の一つに数えられるほどの庭園なので、訪れる価値は十分あります。静かにゆっくりと時間が流れるような空間に身を置き、考えにふけってみるのもいいかもしれません。園内ではさまざまな草花の姿も目にできますし、花が好きな方にもおすすめのスポット。フォトジェニックなポイントもいくつもあるので、素敵な写真もたくさん撮影してみましょう。