杵築城は景色抜群のお城!城下町巡りで歴史探索をしよう

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出身地は長崎。よく行くエリア九州で、友達と予定が合えば海外や日本各地へ出掛けます。 一人旅も好きで、時間があれば神社巡り・自然の絶景巡りなど、気の赴くままに大好きな旅へ!おすすめの観光スポットや、その土地の周辺グルメをご紹介します。最近ミラーレスカメラを購入したので、旅先の素敵な写真を撮る事にはまっています。

情緒豊かな城下町やけえ、のんびり散策せんね~!

杵築市のシンボル的存在の杵築城。規模はそこまで大きくないものの、築城当時の歴史を感じされる佇まいには思わず唸ってしまうほどです。この記事では杵築城の歴史と見どころ、城下町のおすすめスポットを紹介します。

国東半島にそびえる杵築城

誤った記載によって名が付いたお城

大分県杵築市にある岬の突端に佇む杵築城。お城の周辺は歴史を感じさせる石造物を展示する城山公園として整備されています。ちなみに、このお城は築城当時は木付と名付けられていたものの、幕府の朱印状に杵築と間違えて記載され、そのまま杵築城となったのです。

八坂川近くの風情あるお城

杵築城は大分県の北東部に位置する国東半島にあり、お城のすぐ近くには豊の国名水15選に選定されている八坂川が流れます。また、全体が干潟になっている河口付近の守江湾には、アオギス・カブトガニなどの貴重な生物が生息しています。

杵築城の歴史

1394年に築城された杵築城。6世紀以上の長い歴史を誇りますが、1608年の落雷により天守は残念ながら焼失してしまいました。その後模擬天守として復元され、現在の姿に至ります。杵築城は木付頼直により築城され、戦国時代には島津軍の猛攻に遭うもこれを籠城の末に退けました。そして歴代の城主の居城となり、現在は杵築のシンボルとして親しまれています。

趣ある坂道を登りいざお城へ

歴史ある石畳の坂の上にある杵築城

他の有名なお城と比べると杵築城は小規模ではあるものの、丘の上へと進んでいく坂道には風情が感じられ様になります。ただ、石畳の坂道は雨の日は滑りやすくなってしまうため、履きなれた靴でお出かけしましょう。坂道の両側面には石垣があり、築城された頃の歴史を感じ取れます。

雄大な流れが美しい八坂川。その河口にある丘の上にそびえる杵築城は、東に守江湾、北に高山川があり、城を構えるうえで地形条件に恵まれたお城といえます。先述のとおり、落雷により天守を失うなどの不運に見舞われましたが、その度に場所や形を変え今日まで歴史を刻んできました。杵築城最後の城主は松平氏。お城の入口にある巨岩には「杵築城」と文字が刻まれています。

杵築城は1970年に観光スポットとして整備され、入場には料金がかかるものの、資料館で珍しい所蔵品を見学したり、展望台からは美しい景色を眺めたりできます。ただ、お城の入口には階段や坂が多いため、足腰が不自由な方には少し大変かもしれません。また、眺望が優れているため、ドライブやツーリングの際に立ち寄る方が多いようです。

歴史を彩る貴重な所蔵品

杵築城の1階には杵築城の概要を説明する展示があり、2階では地元ゆかりの著名人に関する遺品を展示しています。そして、3階は展望台となっています。展示品の中には石田三成の兄が着けていた甲冑などの貴重な品もあり、歴史が大好きという方にとっては魅力的なスポット。3階の展望台からは大海原を眺められます。

サンセットも綺麗な杵築城

見晴らしのいい高台にある杵築城は、絶好の夕日スポットとして知られています。夕暮れ時、あたりがオレンジの光で包まれるとまるで戦国時代当時にタイムスリップしたかのような感覚。お城と沈みゆく夕日を眺めるアングルのほか、杵築大橋から見える夕日に照らされるお城も見応えがあるのでおすすめです。

夏は納涼花火大会を楽しもう

毎年8月に開催される杵築市納涼花火大会。八坂川の河口付近と塩田に設けられた会場から美しい花火を鑑賞できる地元の一大イベントで、多くの人が訪れます。杵築城やその付近の武家屋敷には浴衣姿の方が多くみられるため、まるで江戸時代にいるかのような感覚を楽しめるかもしれません。

風情と趣のある城下町を散策

城下町散策が人気の杵築城周辺

杵築城のすぐ周辺には当時栄えた城下町が広がり、趣があると人気があります。昔からの姿を色濃く残す城下町は、その姿から日本一の城下町と称される事も。北台と南台という2つの高台に囲まれた町は現在でも築城当時の面影が残ります。

武家屋敷と商人の町を結ぶ酢屋の坂

石畳が美しい石垣に囲まれた酢屋の坂。商人の町と武家屋敷を結んでいたこの道は、塩屋長右衛門が酢屋の商売を始めた事からこの名前が付けられました。商売が繁盛した事によりその名前が付けられ、杵築屈指の坂として知られています。

当時の雰囲気がたのしめる番所の坂

江戸時代に6つの番所が置かれたことにより、番所の坂と名付けられたこの坂は、近くを木々に囲まれています。この坂は江戸時代と姿が変わらないため、当時の雰囲気をしっかりと感じられます。この坂の下には昔は海が広がっていて、大阪から文化や情報が流入してきました。

武家屋敷巡りで江戸時代の暮らしを見てみよう

城下町には大規模な武家屋敷が残っていて、散策をしながら当時の暮らしぶりを知る事ができます。特に大きな武家屋敷の大原邸は杵築城の入場券で見学可能。上級武士が暮らしていた大原邸は、当時の生活水準を知るための貴重な建築遺産です。

江戸時代末期に建てられた邸宅跡の能見邸は、延床面積250平方メートル、敷地面積1,440平方メートルという広さを誇ります。能見家は、杵築藩主、松平家の出身地である三河国能見を姓にし、5代藩主親盈の9男、幸乃丞が初代を就任。こうした格式ある家柄の能見家は、庭や建物にも様式美として反映されています。一方では、実用性にも優れ、庭を鑑賞するための戸袋の工夫など、表からは見えない高度な建築技術も随所にあります。 また、建物を改修した際にお土産コーナーや喫茶コーナーを設置。散策中にちょっと休憩したい時にピッタリです。

ジオラマは要チェック きつき城下町資料館

杵築城の城下町の中心的存在として1993年に開館したきつき城下町資料館。館内には当時生活していた町人の資料や、天神まつりで使われる御所車が展示されています。展示資料の中でも細かい部分まで忠実に再現した江戸時代当時のジオラマは必見です。

杵築城へのアクセス

車でのアクセス

大分空港道路の杵築ICから県道49号線を経由し約10分の道のり。大分港からは国道10号と国道213号を経由し約50分の所要時間です。

バスでのアクセス

杵築駅から国東観光バスの杵築バスターミナル行きに乗車し、杵築城入口で下車してください。杵築駅からは約10分かかります。

住所|〒873-0001 大分県杵築市杵築城山16−1
営業時間|AM9:00~PM5:00
定休日|なし
電話| 0978-62-4532
公式サイトはこちら

まとめ

周辺の自然環境に恵まれ島津軍の猛攻にも耐え忍んだ杵築城は、現在は市民憩いのスポットに生まれ変わりました。3階の展望台からは天気のいい日は素晴らしい景色を満喫できるので、杵築へ足を運んだ際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。