ロンドン塔はロンドンの必見スポット!見どころをご紹介

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トラベルパートナー: Yumi

出身地は東京都、現在はイギリス在住。中世の歴史に興味があり、お城や大聖堂巡りやマナーハウスなどに行くことが多いです。イギリス国内ならだいたい車で、日帰りから小旅行まで色々な地方に出かけます。

血なまぐさい歴史から英国王室の王冠まで見どころいっぱいのロンドン塔です

ロンドンのシンボルのひとつでもあるロンドン塔は、緑の中にそびえたつ美しいお城。しかし、華やかな外観からは想像もつかないほど怖い逸話もあるというのを知っていますか。美しい冠やダイヤモンドが見られる一方で幽霊が出るという噂が立つほどの恐ろしい歴史を持つロンドン塔。今回はロンドン塔の魅力を恐怖の面もあわせてご紹介します。

イギリス王室と深い関わり合いがあるロンドン塔

女王陛下の宮殿でありながら要塞でもある

普段はロンドン塔の通称で呼ばれていますが、正式名称は女王陛下の宮殿および要塞であるロンドン塔(Her Majesty’s Royal Palace and Fortress of the Tower of London)。イギリス王室が所有している宝石類の中でも、特に重要な王冠などはここロンドン塔で展示されています。

しかし、お城のような優雅な見た目に反して中世のころは国王への反逆者を収容する監獄で、投獄された歴史上の人物も数多く存在すると言われています。

ロンドン塔の警備をするビーフィーター

おしゃれな警備服と帽子が特徴的な警備員はビーフィーター、ヨーマン・ウォーダーと呼ばれ、女王陛下に忠誠を誓った退役軍人がこの警備員になる事ができるのです。

一見怖そうに見えても話しかけると親切に案内をしてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたりします。写真のようにかわいいビーフィーターの小物やフィギュアはロンドン塔で購入できます。

ロンドン塔のカラス

ロンドン塔にいるカラスの伝説を聞いた事がある方はいるでしょうか。Ravenという種類の体の大きいワタリガラスで、ロンドン塔からいなくなってしまうとロンドン塔が崩れ落ちると言われています。そのためカラスが飛び去る事ができないように風切り羽を切られていて、でロンドン塔の敷地内を動き回っています。

ホワイト・タワーはロンドン塔の中心

ロンドン塔の始まり

ロンドン塔の中心にそびえたつのはあるホワイト・タワー。日本のお城では天守閣にあたる王族が宿泊した建物で、12世紀にウィリアム征服王の命によって建てられました。内部は改装されましたがレイアウトは建設当時のままです。

ホワイト・タワーの内部

内部にはロマネスク様式が採用された半円形のセント・ジョンズ・チャペルという美しい礼拝室があります。また、王様の列という意味のLine of Kingsという歴代の王たちが使用した武具鎧の展示があり、見ているだけで当時の歴史がよみがえるような感覚を覚えます。ショップもありホワイト・タワーならではのお土産を見るのも面白いです。

美しい中世の宮廷

王族の住居だった聖トーマスのタワー

ロンドン塔の中でも中世に建てられた箇所は王族の住居としても使用されていました。中世の時代にテムズ川に隣接して建てられた大きなアーチ状の入り口が特徴的な聖トーマスのタワーには12世紀のエドワード1世の寝室を再現した部屋もあります。

ゲームで見るようなお城は国王のチャペル

こちらは13世紀に建てられたウェイクフィールド・タワーでヘンリー3世の住居として使用されていました。内部には美しいステンドグラスや木のパネルと、床のタイルが施されたチャペルや、ウェストミンスター寺院にあるエドワード1世の玉座のレプリカが置かれた国王の謁見室などがあります。

生きて帰ることができない伝説 反逆者の門

聖トーマスの塔からロンドン塔への門は、反逆者の門という恐ろしい名前がついています。その名の通り、この門をくぐりロンドン塔へと足を踏み入れた反逆者は生きて帰る事ができないと言われていました。この反逆者の門はロンドン塔の中でも有名なスポットで、入場料を払わなくても外側から見る事ができます。

本物の輝きをみにいこう クラウン・ジュエル

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🇬🇧🇬🇧🇬🇧 . . イギリスにある世界文化遺産 ロンドン塔🏰✨✨ . 撮影禁止の為、写真は無いんだけど クラウン ジュエル👑は 本当に並んで見た甲斐が ありました🥺 女王様の戴冠時の王冠や ケープ、世界最大級の大きさを 誇るダイヤモンド「アフリカの星」もキラキラで めっちゃ素敵でした〜💎💠✨ . . . . . . . . . . . . #london#ロンドン#世界遺産 #buckinghampalace#london #londonbride#unitedkingdom #ロンドン#instagood#travel #ロンドン旅行#海外旅行 #instagood#likeforlikes #旅行好きな人と繋がりたい#旅行 #旅行#japan#malta#留学#留学生活 #海外生活#可愛い#ロンドン塔 #crownjewels#londontowerbridge #londontower

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クラウン・ジュエルにはイギリス国王が戴冠式で使用する王権の象徴である冠、宝玉、王尺などのレガリアが展示されています。実際に着用されていた宝石類は歴史を生で感じる事ができ、その美しさに魅了されます。

特に宝石が数えきれないほどちりばめられたインペリアル・クラウンは、見る人が思わずうっとりしてしまうほど。世界的にも有名な巨大なダイアモンド「アフリカの星」も見ることができます。

悲劇の歴史 ブラッディ・タワー

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ブラッディ・タワーは血塗られた塔という名前の通り血生臭い歴史があるタワーです。15世紀にエドワード4世の息子エドワード5世とその弟がこのタワーに幽閉され、リチャード3世によって暗殺されてしまったという悲劇の舞台。現在は1階に同じくロンドン塔に幽閉された探検家ウォルター・ローリーの展示があります。

生々しい痕跡が残る ビーチャム・タワー

こちらのこじんまりとした建物は13世紀に城壁の一部として作られた塔で、囚人の監獄として使用されていました。内部も石造りで装飾がほとんどありませんが、囚人たちが彫った文字や絵が残されており囚人たちのやり場のない心情が生々しく刻まれています。

ロンドン塔での拷問

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ロウアー・ホワイト・タワーには実際に拷問に使われた道具が展示されています。拷問道具には詳しい説明もついているため拷問されている当時の様子が目に浮かぶよう。道具の展示は地下にあるため悪寒がし、幽霊を目撃したといった情報もあるのでスリル満点です。怖いもの好きをそそるロンドン塔のなかでも人気のスポット。

処刑場だったタワー・グリーン

このタワー・グリーンは中世で主に処刑が実行されていた場所で、アン・ブーリンを始めとするヘンリー8世の代々の妻たちが処刑された場所としても有名です。現在は慰霊碑があり、処刑された人の名前と処刑された日付が書かれたリストが見られます。

ロンドン塔に収監された人物

ガイ・フォークス

ガイ・フォークスは1604年にウェストミンスター宮殿内にあった議事堂を爆破しようとした火薬事件の首謀者として捕まえられました。彼は監獄に入れられたあと拷問され、そのあと処刑されました。そのときの死体はロンドン市街でさらされていたといいます。

現在は火薬事件のあった11月5日にイギリス全体で花火を上げるのが習慣になっています。

ルドルフ・ヘス

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Another fun final day in the London area before heading up to Scotland tomorrow. I started the day by returning to the Tower of London to see some of the things that we missed the other day, though I still didn’t have time for everything since the place is so huge. But I did get to visit the White Tower (built by the Norman invaders in the 1000s) and see all of the cool armour (that’s Henry VIII’s on the right side) and learn about the the history of the Tower and see the beautiful chapel inside too. Then I met up with my aunt and cousin who live here, and we ventured into the English Countryside to visit Audley End House, a Jacobean mansion house first built during the reign of James I (1603-1625). I felt like I was in Downtown Abbey! It was really cool. Then we headed out to a nice dinner. It was so great to see them after 13 years! Thanks for everything! #toweroflondon #henryviii #armour #whitetower #lineofkings #stjohnschapel #auduleyend #audleyendhouse #jacobean #downtonabbey #thankful #unitedkingdom #uk #england #london #essex #englishcountryside #efultimatebreak

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ナチス・ドイツの要人であるルドルフ・ヘスもロンドン塔にて投獄されていました。ロンドン塔での投獄の歴史は長く、それまで数多くの者が処刑されていましたが、その中でもロンドン塔で幽閉された最後の人物として知られています。このように処刑された者が多いためロンドン塔には幽霊が出るという噂が数多く存在します。

ロンドン塔へのアクセス

地下鉄でのアクセス

ロンドン塔へは地下鉄でのアクセスが便利です。地下鉄サークルラインのタワーヒル駅で降り、駅を出ると目の前にロンドン塔が見えます。そこを目指して歩く事5分でたどり着きます。すぐに見えるので迷うことはないでしょう。

住所| St Katharine's & Wapping, London EC3N 4AB
営業時間|AM9:00 - PM5:30
定休日|無し
電話|44-20-3166-6000
公式サイトはこちら

まとめ

その優雅な外観に反して数々の処刑や拷問が行われていたという恐ろしい面もあわせ持つロンドン塔は、当時の王族の優雅な生活と血生臭い歴史の両方を目にする事ができます。

王族の住居がある一方で囚人たちが暮らしていた監獄も同じ敷地内にあるというのは趣深いです。ロンドンに訪れた際はぜひロンドン塔にも足を運び当時の王室での暮らしや恐ろしい歴史を覗いてみてください。