椿大神社は神々しさあふれる日本屈指のパワースポット

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トラベルパートナー: Takeshi

出身地は京都。得意なエリアは関西近郊です。 日本全国様々な町を野に咲く花のように風に吹かれながら旅をしています。 そんな旅先で出会った人達とのふれあいや素晴らしい風景を写真で皆様にお届けしたいと思っています。 グルメ好きで特におむすびが好きなので、地元グルメも紹介したいと思っています。よろしくお願いします。

猿田彦さまがおられるでー

三重県には数多くの大規模な神社が存在しています。全国にも代表的な伊勢神宮に夫婦岩で有名な二見輿玉神社、そしてここに紹介する椿大神社。森も水も清らかな鈴鹿山脈の山裾で、神々集う霊験あらたかな空気を感じましょう。

有名な神々がお祀りされる神社で心慎ましやかに

神々しさ漂う境内に気が引き締まる

ここ椿大神社(つばきおおかみやしろ)の御祭神は、日本神話に登場する猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。この世に生きる者が邪悪な道へ逸れないよう、平安と幸福の正しい道へ招く「みちびきの祖神さま」として崇拝されています。

また妻神の天之鈿女命(あめのうずめのみこと)。伊勢神宮の御祭神・天照大神の孫に当たる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に母神の𣑥幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)、富士山の女神である木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)がお祀りされているのです。授けられる御利益は国土に土地家屋の守護。無病息災に家内安全さらには良縁・子孫繁栄・事業成就など多岐に渡るでしょう。

庚龍神社で龍神の力を感じよう

入口付近には庚龍神社(かのえりゅうじんじゃ)が鎮座、御祭神は金龍龍神・白龍龍神・黒龍龍神の三体です。樹齢約400年の大樹に龍神が宿り、神域全般を守護したとの伝承があります。また「庚申(かのえさる)」に当たる1980年、椿大神社に関わりの深い宮崎清三郎翁より社殿が奉納されました。この事が庚龍神社命名の由来なのです。龍神が持つ「波動」を受ければ、御利益が授かれるでしょう。

椿大神社本殿では心静かに

椿大神社本殿は総檜の神明造り。拝殿では御祈祷が行われ、厳粛な神々しい空気が全身を包みます。お祀りの神様は、主祭神の猿田彦大神をはじめ三十二体。入口から本殿までは約270mと距離があり、緑豊かな参道を歩けば心が洗われるでしょう。

本殿授与所と昭和の名宰相お手植え樹木

椿大神社には授与所が入口と本殿の2ヶ所にあります。御守りは双方とも授かれますが、御朱印が頂けるのは本殿のみ。また本殿と授与所すぐ近くには、安倍晋三現首相の祖父・岸信介元首相が植樹したクロガネモチが見られるでしょう。

招福の玉は恋愛パワースポット

こちらは本殿から別宮椿岸神社への途中にある「招福の玉」、招福はもちろん縁結びに夫婦円満の御利益が授けられます。参拝前にまずは手水舎で心身を清めましょう。そして玉を3回撫でながら「祓え給え、清め給え、六根清浄」と3度唱えてお祈りすれば、心豊かに願い事が叶うはずです。

扇塚は芸に生きる人々のパワースポット

ここ扇塚(おおぎづか)には、儀式や舞踊に欠かせない扇が祀られています。扇は古来より神様を招き奉るとされ、芸の道を志す人々の拠り所となりました。自らを成長させる扇に感謝をこめ、現在も多くの芸能関係者が参拝に訪れています。

別宮椿岸神社は注目の強力恋愛パワースポット

本殿前鳥居のすぐ右側にある別宮椿岸神社(べつぐうつばききしじんじゃ)、こちらには猿田彦大神の妻神・天之鈿女命がお祀りされています。授けられる御利益は芸道に夫婦円満・縁結びなど。また神前挙式も行われており、祝いの場を目にする事もあるでしょう。

神招福臼(かみおぎのふくうす)という小さな臼を、杵で3度ついてから行う参拝方法。境内には2つの石の輪が結ばれた「夫婦輪石」があり、家庭円満の御利益を授かりましょう。さらに社殿横には「かなえ滝」が。小さいながらも清水がほとばしり、恋愛成就の願いが叶うと伝えられます。

茶室鈴松庵を寄進した経営の神様

日本の大実業家として歴史にその名を刻み、経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏。ここ鈴松庵(れいしょうあん)は同氏が茶道の発展を祈念し、神社境内に寄進した茶室と庭園です。椿大神社の背後に連なる鈴鹿山脈。その1つである入道ヶ嶽(標高906.1m)には奥宮が鎮座し、ここに源を発する明神川が神社境内に瀬音を奏でています。

明神川は万病に効く不老長寿の神水と伝わり、この水でお茶を立てれば絶品の味でしょう。建物には小間・広間・立礼席の3室が設置。茶道の流派を問わず広く開放利用されており、日本の心を愛した松下幸之助氏の想いを感じます。

こちらは鈴松庵への入口。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏が、本当に神様としてお祀りされているのです。松下電器(現パナソニック)創始者の同氏は、ここ椿大神社へ頻繁に参拝を行いました。1966年に行われた昭和の大造営では巨額の寄付を実施しています。平成最初の年に95歳の生涯を終えた大実業家、御影石造りの「松下幸之助社」完成は没後10年目でした。

芍薬の植栽で街づくりに貢献

椿大神社では鈴鹿地域の行政機関や教育研究機関、産業界と共に芍薬(シャクヤク)の街づくりを目指しています。芍薬から抽出された成分には消臭抗菌効果があり、これを利用した消臭用ミストができあがりました。スーツやタオルにスプレーすれば、汗の悪臭が抑えられるという画期的発明。境内では松下幸之助社近くの行満堂前に植栽されており、初夏に咲く花々は庭園とマッチして美しいでしょう。

さざれ石は椿大神社にも奉納

こちらは日本国歌歌詞に登場する「さざれ石」。小石が長年をかけて1つに結ぶという、国家の在り方が語られています。岐阜県揖斐郡春日村原産で三重県指定天然記念物。すぐ裏手には弓道場があり、うかつに声も出せない厳粛な雰囲気です。

椿大神社の御朱印と御守りを頂こう

本殿横の授与所では椿の花が愛らしくデザインされた、御守りやおみくじが授かれます。また御朱印が頂けるのは当授与所のみ、神社名と共に御祭神の名が記されているでしょう。ただしその前に、本殿を参拝するのが大切な作法です。

椿大神社を参拝したらランチとティータイムを

椿茶園はほっと一息におすすめ

神社から徒歩約2分の場所にある椿茶園(つばきさえん)。お茶農家が営む日本茶のカフェで、参拝後の休憩にいいでしょう。店主は日本茶インストラクターの資格を持ち、講師として地元小学校や公民館の行事でも活躍されています。もちろん淹れたてのお茶が頂ける他、おみやげの購入もできますよ。

住所|〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1795-1
営業時間|10:00-17:00
定休日|毎週火曜日
電話|059-371-1845
公式サイトはこちら

喫茶店参道は神社のすぐ前に

こちらは神社から徒歩1分の喫茶店参道。昭和の純喫茶のようで昔懐かしさを感じますが、店内は清潔で明るく開放的です。豊富なメニューが取り揃えられランチに最適、特に焼きそば系はソースの香りいっぱいで人気ですよ。もちろんコーヒーやソフトドリンクもあるので、参拝後の休憩にぴったりでしょう。

住所|〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1857-5
営業時間|10:00-17:00
定休日|不定休
電話|059-371-1377
公式サイトはこちら

椿大神社へのアクセス

バスでの行き方

JR関西本線の加佐登駅からバスで約40分の距離、同駅から鈴鹿市コミュニティバス(鈴鹿C-BUS)の椿・平田線に乗車します。または近鉄四日市駅からバスで約60分の距離、三重交通バスの水沢室山線・椿大神社行に乗車しましょう。下車する停留所名はいずれも椿大神社です。

車での行き方

東名阪自動車道の鈴鹿インターチェンジから約10分の距離。正面に鈴鹿市西部体育館を見ながら信号を右折し、県道27号線(神戸長沢線)へ進みます。やがて椿大神社大鳥居を抜け、鈴峰中学校西方交差点で県道560号線に入れば到着するでしょう。

または新名神高速道路の鈴鹿スマートインターチェンジから約2分の距離。県道11号線と同560号線経由で到着しますが、ここはETC車のみ利用可能なので注意しましょう。約500台収容可能な無料駐車場あり、アクセスは車の方が圧倒的に便利です。

住所|〒519-0315 三重県鈴鹿市山本町1871
営業時間|5:00-18:00
定休日|なし
電話|059-371-1515
公式サイトはこちら

まとめ


伊勢神宮にも二見輿玉神社にも劣らない、三重県屈指の椿大神社。1987年には「アメリカ椿大神社」が現地にお目見えし、神道の普及活動が行われています。リーダーとして国を発展させた人々は、いつもこの深い森に気持ちを落ち着けたのでしょう。新しい令和の日本を担うみなさん、ぜひ心清らかに椿大神社へ参拝を。