シャンボール城はディズニー映画「美女と野獣」のモデル

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出身地:東京 海外20数か国を旅した経験から海外、特にヨーロッパ記事を書いていきます。国内も全都道府県の主な観光地を旅したので、いずれこちらも記事にできればと考えています。

このロワール最大の美しい城を訪ねてみましょう。美しいだけではなく、世界遺産、ダ・ヴィンチ、ディズニーと見所が盛りだくさんです!

フランスのロワール渓谷に位置するシャンボール城は、映画のモデルにもなった美しいお城です。物語から飛び出してきたかのような外観に加え、内部の部屋にも価値ある品々がズラリと並びます。また、お城からの景色も忘れられないほど美しいと評判です。それでは、シャンボール城についてご紹介していきましょう。

シャンボール城のすばらしい外観 その美しさにうっとり

まずは外観を観て美しさをじっくり味わう

シャンボール城は、古典的なイタリアの構造に伝統的なフランス中世の様式を加えて造られた、フレンチ・ルネサンス様式のお城として有名です。当初は狩猟の際に使用するためだけに建てられたという、なんと贅沢なお城です。建てられた時代からはとても考えられない事ですが、こちらには敵からの攻撃を防ぐための構造物は何もありませんでした。

この城は多くの面から良く知られている

このお城は、ロワール渓谷の一部としてユネスコの世界遺産にも登録されています。お城の設計には、レオナルド・ダ・ヴィンチも関与していたと考えられています。近年では、2017年のディズニー映画 美女と野獣のモデルになった事でも知られるお城です。

すばらしいの一言 庭からながめたシャンボール城

その姿は、まるでおとぎの国から飛び出してきたような、かわいらしくメルヘンチックな美しいお城です。城の中心部分を見てみると、空に伸びるさまざまな形をした塔がたくさん建てられているのがわかります。シャンボール城は、中央の本丸と4つの大きな塔からなっていて、全部でなんと440もの部屋がある巨大なお城となっています。

水面に映し出されたシャンボール城はとてもメルヘン

お城の前に広がる水面に映し出されたシャンボール城もまた、何とも言えないほどの風景です。風がなく青空の多い天気の日には、息をのむほど美しいその姿が見る事ができます。まるで、メルヘンチックなディズニー映画の1シーンのような姿だと訪れた人たちから評判です。

外側の美しさを上回るほどの城内のさまざまな見所

ガイドが必ず説明する 二重のらせん階段

こちらの階段が、レオナルド・ダ・ヴィンチによって設計されたといわれるものです。2重の階段のうち1つを使用すると、もう1つの階段を使用する人に出会う事なく3階まで昇り降りができる仕組みとなっています。ちなみにこのような構造は自然界にも多くみられ、DNA遺伝子も二重らせん構造となっています。

吹き抜け構造 二重のらせん階段の内側と上部

らせん階段の中心部分は吹き抜けの塔になっていて、その周囲にらせん階段が巻き付いた構造がとられています。階段にはいくつかの小窓があり、そこから他方の交わらない階段側の人を見る事ができます。らせん階段の上部は透明のステンドグラスで周囲が覆われる状態です。ここからさらに上の階段は、非公開となっています。

歴代の王様の狩猟の成果がすごい 剥製の部屋

シャンボール城はもともと狩猟用のお城だったため、この部屋は歴代の王たちによる狩猟の成果が飾られた部屋になっています。室内や回廊には、シカの頭や角、キツネの剥製などがずらりと並べられており壮観です。狩猟に使用した弓や、狩猟の様子を描いた絨毯などが合わせて展示されています。

城内に本格的な礼拝堂が 強大な財力や権力の象徴

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礼拝堂は主塔をはさんで向かいにある西側の塔にありますが、外からは見えない場所となっています。こちらは城内で最も大きな部屋です。2階建て構造がとられ、天井は3階まで突き抜けています。ステンドグラスや天井の装飾は、どれも実に立派で美しく、本格的な礼拝堂です。

Fの文字とサラマンダーの紋章がいっぱい フランソワ1世の居室

シャンボール城を建設したフランソワ1世は、城内の北の塔に自身の部屋を持っていました。扉や天井を見ると、フランソワ1世の頭文字である“F”の文字とサラマンダーの紋章などが精巧に刻まれているのがわかります。寝室には天蓋ベッドが置かれています。ベッドは金の糸で縁取りされ、ビロード張りの落ち着いた雰囲気のものです。

豪華さが一段と際立つ ルイ14世の居室

17世紀になると、ルイ14 世は十字架の形をした新しい部屋を主塔の2階に作りました。フランソワ1世のシンプルで上品な部屋に比べると、ルイ14世の部屋は大変豪華な印象を受けます。パリのヴェルサイユ宮殿が完成するまでの間、ルイ14世はこのお城に住んでいたともいわれています。

ここに展示される馬車からは全く古さを感じない 馬車の間

こちらでは、馬車職人であるビンデールが1871年にシャンボール伯爵のために作った馬車が置かれています。当時の様子がとてもよくわかる豪華な馬車は、ほぼ完ぺきな状態で今も展示されています。この馬車は、現在でも高級ブランドとして有名なエルメス製の馬車です。

屋上テラスに登ってみよう また別の景色が広がる

城のテラスから見える素晴らしい眺望を楽しむ

テラスに登って城の庭園を見下ろしてみると、庭園がまるで絨毯のように整然と広がっているのがわかります。城の裏側にはコソン川が流れていて、城から見下ろす川の風景も大変美しくなっています。テラスにいるとタイムマシンでこの城が建てられた時代へと戻っってしまったような、そんな気分が味わえる事でしょう。

上を見上げるとさまざまな塔が 無数の美しい塔を楽しむ

シャンボール城の屋上には365本の美しい塔があり、それらが調和しながらひしめき合っています。テラスから見上げてみると、四角いものに丸いもの、さまざまな塔を間近で見られます。また、お城の四隅と中央には大きな塔が。中央付近に立ち見上げてみると、塔が森の木のようにたくさん立っている事がわかります。

城外を楽しむ 美しい庭や森が広がり貴族の気分

フランス式庭園 なんて整然として美しいのか

シャンボール城にあるフランス式庭園は、2017年にリニューアルされました。このときのリニューアル工事により、ルイ14世時代の庭園が再現される事に。この美しすぎる庭園を眺めていると、フランス貴族の気分が味わえるかもしれません。

ヨーロッパ最大の公園 シャンボール城公園

シャンボール城公園の総面積は5440haもあり、その広さはパリの市街地とほぼ同じ大きさといわれています。ヨーロッパ最大の森林公園には、シカやイノシシといった野生動物も棲息し、サイクリングや乗馬、馬車などを楽しむ事ができます。美女と野獣の数々のシーンを思い浮かべながら、森の中を散策してみてはいかがでしょうか。

住所| なし
営業時間|なし
定休日|なし
電話|+33 (0)2 54 50 40 00
公式サイトはこちら

シャンボール城へのアクセス

観光バスでの行き方

シャンボール城の見学が含まれたロワール古城巡りのツアーは、パリ発着で多数催行されています。ロワール渓谷は大自然に囲まれているので、交通公共機関を使って行くと時間がかかってしまう場所です。ツアーの中には、シャンボール城の概観だけを見て次の観光サイトへと行ってしまうものもあるので、ツアー内容には注意してください。

車での行き方

シャンボール城の近くには電車は通っていないため、車での移動がおすすめです。パリからは約170km、約2時間のドライブとなります。ルートは、高速道路 A10  Bordeaux方面へ向かい、高速出口16 Merを出て、道路D112のChambord方面へ進みます。そののち、シャンボール国立狩猟区内(Réserve Nationale de Chasse de Chambord)の門をくぐって直進し、お城の駐車場へ車を止めてください。車での移動は、自分のペースでのんびりとロワールの城巡りを楽しみたい人には最適です。

住所| Château, 41250 Chambord, France
営業時間|4/1~10/31:9:00-18:00  11/1~3/30:9:00-17:00
定休日|年中無休(年に何度か休みがあるので詳細は下記公式サイトでご確認ください)
電話|+33 2 54 50 40 00
公式サイトはこちら

まとめ

ロワールには多くの古城が散在していますが、その中でもシャンボール城は別格なお城です。この広大で美しく、フランスの歴史を感じられるお城へぜひ訪ねてみてください。映画 美女と野獣のシーンを思い浮かべながらお城を観光するのも、また別の楽しみ方が味わえるかもしれません。