筑波実験植物園は草木の新たな発見が生まれる場!

公開日:2019/5/30 更新日:2019/10/17

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出身は山形県、埼玉県に長くいたため、自然溢れた埼玉県の良さを紹介するのが得意です。歴史や原風景が好きで、観光地の人気店のチェックは欠かしません。ヒッチハイクや車中泊等、様々な旅の経験をしてきました。仲間と車中で語りながら楽しく旅先へ行くのが好きです。
筑波実験植物園は多種多様な植物が管理されていて面白いよ!

筑波実験植物園は、筑波大学に隣接する研究と一般教育を兼ねた国立博物館です。敷地面積はおよそ14ヘクタールあり、9つの屋外施設と3つの温室から成り立ち約3,000種の植物が公開されています。ホームページや受付では、見ごろの植物を紹介してくれるなど、見学者への気遣いも良好。そんな筑波実験植物園を紹介します。

筑波実験植物園は一年に何度でも訪れたくなる施設

広い敷地には多様な草木が植えられ、四季によって景色が変わる筑波実験植物園。園芸を趣味にする人でも初めて見るものがあるほど、貴重な植物があります。パネル展示やいくつものブースにわかれていることもあり、広いものの知識を増やしやすい気配りがされています。

65歳以上は入園無料。植物に囲まれている園内はウォーキングにもおすすめで、学ぶ事もできる施設です。

筑波自然植物園はブースごとにそれぞれの学びが

公園では得られないバラの情報量

周辺にハンカチノキなど鑑賞に利用される植物や、バラの各品種が植えられているエリアでは、香りでも癒されることでしょう。バラの見ごろは5月辺りで、研究施設ということもあり説明も詳細についています。世界でもっとも栽培されているのはモダンローズ、イランで1,800年代に発見されたバラなど、ほかではなかなか知る事のできない知識を身につけられます。

中央広場でゆっくり

ちょっと休憩という時に、ベンチのある中央広場はおすすめの場所。バラが近くに植えられているほか、自然に囲まれ心地よさを感じられるでしょう。熱帯資源植物温室や熱帯雨林温室などの施設も近い中央広場。園内マップを確認して動くと、効率よく見学する事ができます。

初心者でも楽しめる香りのコーナー

料理や心身の疾患の治療や予防、虫よけに宗教的な儀式など人の信仰や文化に関わってきた植物。中でも香りは重要な役割を果たしてきました。そんな世界中の香りにまつわる植物が、中心に展示されています。古くから人に近い存在だった馴染みのある植物が多く、初心者でも楽しむ事ができるでしょう。

サバンナ温室はすごい

世界の中でも、降水量の少ない地域で生き残った植物たちを集めたエリアがあります。形や暮らし方の適用進化を起こした植物が、生育展示されています。解説を読めば珍しい品種の植物たちを、より深く知る事ができる楽しみの多いポイントです。

生活を助ける植物たち

生物資源の宝庫となっている熱帯地方の植物たちが見られるのが、熱帯資源植物温室。ブラジルの巨大な草本植物で皇帝と呼ばれるアナナスや花からとられた精油、イランイランノキなど人の生活を助けているものばかりです。またまだ未利用ではあるものの、資源として大きな可能性をもつ植物も展示されています。解説ボードに書かれた研究課程などから、今後の可能性を知る事もできます。

水生植物温室には絶滅危惧種も展示

貴重な絶滅危惧種も展示されている、水生植物温室。葉の形や色から、多様な水環境への適応が感じられる水晶植物も見る事ができます。マングローブ室や熱帯水生植物室、アクアスロープと細かくわかれた部屋からも管理の難しさが伝わってきます。



馴染みある常緑広葉樹林

南は沖縄から北の東北地方南部まで国内に広がる、シイやカシ類が多く生育された常緑広葉樹林。葉に光沢のある常緑木々が集まるのは、日本の代表的な林の風景といっていいでしょう。シダ類やキンラン、マンリョウなどがある林の床は暗めですが、具体的な名前がわかる事で見る目も変わっていきそうです。

水生植物も種類豊富

木道から湿地や湖沼の水生植物を見る事ができます。水生植物の種類が決まるうえで、重要な要素となっているのが気候や土壌そして水質です。ここでは、山間の沢沿いや湿地、低地の湿地、高山帯の湿原に水田やため池など、エリア別の特徴を見る事できます。

研究展示室は子供たちにおすすめ

植物が支える豊かな世界

光合成をしない植物や実物のラフレシアを同じ大きさの展示物など、学校で学ぶよりも深く基本的な花の作りを知る事ができます。知らず知らずのうちに接している、植物をより身近に感じる事ができるような展示となっています。

滅びゆく植物を守るコーナー

2階にあるのは、培養コーナー。ビーカーやライトで植物が培養され、機械の音が静かに響き病院のような雰囲気となっています。パネル展示では、絶滅の危機にある植物を身近に感じる事ができます。また実験施設や研究機関の実際の様子を垣間見る事で、興味をもつ子供もいそうです。

動物が花を変化させたことがわかる

ガラステーブルの下に花粉が関係している、花々を展示しているのが3階。イスもあるので休憩しながら、学ぶことができます。花粉を運ぶチョウやガ、ハチによるものといった系統によって花の進化が変わる事が知れるでしょう。子供たちには少し難しいので、親子でいき教えながら自主研究の題材にするのにおすすめのフロアです。

ほかにも楽しい施設内

話したり塗り絵をしたりできる教育棟

見ごろの植物のパンフレットがもらえる、植物園のエントランスがある教育棟。パネル展示や図書コーナーがあり、疑問を解決できる場所にもなっています。苗木の販売や塗り絵をする場所などもあり、年配の人たちが集うのどかな空間でもあります。



お土産も買うことができる

ミュージアムショップではピンズやお菓子、文房具などを買うことができます。筑波実験植物園のオリジナル商品をはじめとして、植物や生物に特化したグッズばかりがそろい見ているだけでも楽しめるでしょう。バードウォッチングやキャンプなどアウトドア好きな人にも、おすすめできるショップです。

筑波実験植物園へのアクセス

車でのアクセス

圏央道つくば中央ICから土浦学園線経由で約13分。常磐自動車道桜土浦ICから学園東大通り、県道55号経由で約12分です。普通車120台収容可能な、無料駐車場があります。

電車・バスでのアクセス

つくばエクスプレスのつくば駅下車、バス3番乗り場よりつくバス北部シャトルに乗り、天久保(筑波実験植物園)停留所下車徒歩約3分。5番乗り場テクノパーク大穂行きで、筑波実験植物園停留所下車徒歩約3分。6番乗り場筑波大学循環左回りコースの天久保2丁目停留所下車徒歩約10分です。

レンタサイクルでのアクセス

BiViつくば1階観光案内所のBiViレンタサイクル、つくば山口停留所の関東鉄道つくば北営業所の筑波山口レンタサイクルにて、有料で利用が可能です。

Address 〒305-0005 茨城県つくば市天久保4-1-1
Hours AM9:00~PM4:30(入園はPM4:00まで)
Closed 毎週月曜日、祝日・休日の翌日、 年末年始(12月28日~1月4日)
Tel 029-851-5159
Web http://www.tbg.kahaku.go.jp/index.php

まとめ

4月には来園者を温かく迎えてくれる、桜が園内を飾ります。近隣には学園都市筑波らしい施設がほかにもあるので、さまざまな施設を見学してみるのもいいでしょう。ただ見るだけでなく植物の事を深く知りたい人は、専門家の園内案内も可能です。人数制限や予約の必要があるので、ホームページでチェックしておきましょう。