好奇心くすぐる岐阜県博物館!マニアほど面白い味わい系博物館

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トラベルパートナー: YUU

出身地は石川県。縁あって、奈良・京都・大阪・石川・静岡と住んでいたため、関西と北陸と静岡東部を中心に紹介できます。主に、史跡・城郭・神社仏閣ときどきグルメと温泉と・・・いうバランスで旅行プランを組むのが好き。動物と触れ合えるスポットにも出没します。旅行者目線で、実際に体験したことを伝えていけたら嬉しいです。

身近な場所にある宝を知るための展示をかんこーしとるよ!

岐阜県関市の広大な自然公園の中にある、岐阜県博物館。岐阜県で見つかった岩石や動物の剥製ばかりではなく、巨大な恐竜の全身骨格もたくさん展示されており、見どころ満載です。

広大な自然公園の中に建つ知の発信地

岐阜県を知る楽しさが満ちている博物館

刀鍛冶で有名な岐阜県関市にある、岐阜県博物館。岐阜市と関市の中間あたりにあるので、車で行くなら近辺にある他の観光地と一緒に見てまわれます。

日本アルプスならではの生態系や自然環境、日本列島の中心にある岐阜県特有の歴史に関連するものを展示していることが特徴。岐阜県初の総合博物館です。

百年公園の北口から徒歩7分ほど

岐阜県博物館は、百年公園の北側にあります。岐阜県博物館に行くなら、百年公園の北口から向かうと早いです。北口からであれば、歩いて7分ほどの距離になります。百年公園には、広大な敷地の中に緑豊かな景色が広がっており、入口が北口だけでなく南口もあるのでご注意下さい。

公園の中には、何カ所か遊具が設置されている場所もあり、花々を鑑賞できるエリアもあります。百年公園そのものが、見所いっぱいの公園です。

急勾配の坂が辛い方はスロープカーを

岐阜県博物館に行くには、短い坂を登ります。子供や高齢者など、坂を登るのが辛いという方には、無料で使えるスロープカーがあるので、そちらを利用して坂を登ってもいいでしょう。

スロープカーは、係の職員がいない場合には自分で乗車ボタンを押し、動かす必要があります。

2棟から成る博物館

まずはマイミュージアム棟へ

岐阜県博物館に着いたら、まずはマイミュージアム棟へ行ってみましょう。博物館の入場は有料となっていますが、マイミュージアム棟だけの利用であれば無料です。

マイミュージアム棟の1階で受付を済ませて3階にある連絡通路を渡り、本館へ行きます。マイミュージアム棟の2階では企画展示、3階のけんぱくホールでは講演会などが催されることも。

郷土の自然をもっと知ろう

連絡通路を渡った先には広い自然展示室があります。自然展示室に展示されているのは、岐阜県ならではの自然環境および生態系を知ることができる物です。ここでは実物展示や剥製などをつぶさに見る事ができ、視覚的に楽しめます。

岐阜県は、日本アルプスをはじめとする多くの山々に囲まれた県です。これらの山々にある全ての種類の岩石が、岐阜県で発掘されているといってもいいでしょう。岐阜県初の総合博物館である、ここ岐阜県博物館では岐阜県ならではの生態系や自然環境を、展示物を通して知ることができるのです。

メインホールには全身骨格がお出迎え

自然展示室を通り過ぎると、螺旋階段が中央にあるメインホールにつきあたります。メインホールは、インフォメーションやミュージアムショップ、飲食コーナーがある場所です。

明るい陽射しが差し込むガラス張りのホールに全身骨格を展示された恐竜などの大型展示。圧倒的な存在感に目を奪われます。

迫力満点な全身骨格がいきなりお出迎え

メインホールだけじゃない全身骨格

恐竜の全身骨格があるのは、メインホールだけではありません。他のホールにも並んでいます。再現された恐竜の骨格は躍動感がみなぎり、その迫力ある演出は見事です。

恐竜の骨格以外にも実物を展示した物が多く並び、バリエーション豊かなラインナップを楽しんで鑑賞できます。

隕石から始まる豊かな自然史

この博物館では、岐阜県における自然環境の成り立ちの紹介を実物の隕石の展示から始めています。岐阜県は、美しい山岳地帯の多いところです。

さまざまな樹木や岩石の種類。そして、周囲をとり囲む山々と川が育てた在来生物の生態系、およびその変遷を展示するのは岐阜らしいものといえます。

優しさを感じる工夫にほっこり

知ることで身近な風景も変わって見える

展示品には実際に県内で出土・産出したものが多いです。さらに、写真や地図も多く添えられて土地勘が無い人にも想像しやすく工夫されているのでリアリティが感じられ、興味深く鑑賞できます。

なにげなく見過ごしがちな身近な風景も、こうした知識をとり入れていくと、今までとは違う角度から見て楽しめるのです。

ゆったりした空間作りと厚みのある展示内容

岐阜県博物館の内部には、全体的にゆったりと余裕のある通路幅や空間になるよう工夫が施されています。そうした空間作りをしているからこそ、来館する多くの人も車椅子利用者も快適に展示物を見て回る事ができるのです。メインホールに数段ある段差も、自動昇降機があるおかげで車椅子でも降りることが可能となっています。

2階は人文展示室と特別展示室

螺旋階段を登って2階へ

螺旋階段を登って2階に行ってみましょう。2階にあるのは、企画展が開催される特別展示室と人文展示室、休憩コーナーなどです。

休憩コーナーに行くと、公園の自然を眺めることができます。タイミングが合いさえすれば、野鳥の水浴びを見られるかもしれません。2階は展示室以外の場所にも、再現した模型や文化財の複製があちこちに設置されています。

人文展示室では岐阜県の歩みを学べる

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#岐阜県博物館

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2階の人文展示室で展示されているのは、岐阜県の石器時代以降の発展の歴史です。1階で岐阜県の自然環境を展示物を通して理解してからこちらを見ると、岐阜の信仰への繋がりや風土を感じられ、興味深く感じられることでしょう。

岐阜県史と教科書で学んだ日本史との関わりは深く、歴史好きにも満足の展示内容となっています。

味わい深い特別展示が目白押し

企画展が行われる特別展示室では、地質学や日本史など取り扱うテーマの幅が広く、岐阜県をより深く知るための専門的な展示も多いです。常設展からさらに踏み込んだ内容の企画展には、飽きることがありません。移動展示や連携企画展も開催されます。年間の開催スケジュールはHPでチェックしましょう。

しっかり学んで疲れた頭と体に栄養補給

公園内のレストハウス 花兆

百年公園の北口近くに建っているレストハウス花兆では、食事や休憩が可能です。食券を買って注文するタイプの広々とした食堂、といった風情の花兆。自販機も設けられてあり、平日であればゆっくりと過ごせます。大きな窓越しから公園の豊かな緑が眺められ、窓際の席はとりわけ開放感が感じられるのです。

がっつり食事からソフトクリームまで

花兆には、みそかつ定食などの食べ応えのあるしっかりした食事メニューもあるので、ランチ場所としても利用できます。さらに、ソフトクリームなどのスイーツがあるのもうれしい限りです。博物館の中にも百年公園にも、他にはレストハウスはありません。たった一軒の貴重な食事処なのです。

岐阜県博物館へのアクセス

公共交通機関での行き方

電車で岐阜県博物館に行くには、3通りの行き方があります。

1.長良川鉄道を利用する場合は、最寄りの駅は関駅です。関駅から関シティバスに乗って百年公園停留所で降り、歩いて7分ほどで着きます。

2.JR岐阜駅まで電車に乗ったら、そこからバスに乗り換え、せき東山行か岐阜医療科学大行、中濃総合庁舎行に乗りましょう。小屋名停留所で降りて徒歩20分で到着です。

もしくは、関シティターミナル停留所から関シティバスに乗り換え、百年公園停留所で降りたら、歩いて7分ほどで着きます。

3.JR名古屋駅まで電車に乗ったら、そこから名鉄バスセンターで岐阜バスの高速名古屋線に乗り換え、赤土坂停留所で降りれば歩いて約30分で到着です。

あるいは、関シティターミナル停留所まで乗って関シティバスに乗り換え、百年公園停留所で降りたら、歩いて7分ほどで着きます。

車での行き方

車で岐阜県博物館に行くには、2通りの行き方があります。一つは、東海北陸自動車道を利用する場合です。その場合、関ICで下りて約7分かかります。

もう一つは、東海環状自動車道を利用する場合。こちらであれば、関広見ICで下ります。所用時間は約10分です。

駐車場がいくつかありますが、北口駐車場を利用すると岐阜県博物館に一番早く着けます。歩いていくのが難しい場合は、百年公園の事務所に連絡しその旨伝えて下さい。そうすれば博物館前まで車で乗り入れる事ができます。

住所|〒501-3641 岐阜県関市小屋名1989
営業時間|9:00~16:30(入館は16:00まで)、11月~3月は9:30から開館
定休日|年末年始(12月29日から1月3日)・月曜日(祝日の場合はその翌日)
電話|0575-28-3111
公式サイトはこちら

まとめ

岐阜県ならではの自然環境や歴史をじっくり向き合える、岐阜県博物館。岐阜県は、日本アルプスを中心とする大自然に囲まれて多くの歴史に関わってきました。それゆえ他の地域とは異なる歴史、自然環境を育んできたのでしょう。

そんな岐阜県博物館にある岐阜県ならではの展示物は、他県の人にとって興味深いものであるはずです。ぜひ一度訪れてみて下さい。