六合夜市を食べ歩く夜、高雄の街は香ばしさにあふれて

この記事の情報提供者

トラベルパートナー: Ayumi

和歌山出身。現在台湾・台北にワーホリ中のアラサーです。かつて韓国・ソウルにもワーホリ経験ありで台湾、韓国をメインに記事を書いてます。台湾ではワーホリ中に短い旅行日程ではなかなか行けない場所に行っておこうと奮闘中です。

六合夜市に行かずして、高雄に行ったとは言えないよ

日本から最も近い海外旅行先と言えばやはり台湾でしょう。その南西部に位置する高雄市は約277万人が住む、台湾で3番目に大きな都市。ここ高雄市の夜を賑やかに盛り上げる場所こそ六合夜市です。屋台の明かりと美味しそうな匂いが漂ってきませんか。

まず六合夜市とは台湾のどこで行われているのか

六合夜市(ろくごうよいち)は台湾・高雄市の中心部で行われます。場所は高雄メトロの美麗島(びれいとう)駅から、徒歩間もなくで到着する六合二路。まさに高雄市の夜を彩る国際観光夜市でしょう。ストリートの300mほど屋台が続き、歩行者天国になっているので動くのも安心。また中国語に自信がなくても、各店員さんが簡単な日本語で対応してくれます。

六合夜市を散策すれば高雄市の夜が華やかに

歩行者天国は車の心配なく安心安全

台湾では多くの夜市が行われていますが、バイクや車の規制がない所が多数。しかしここ六合夜市は歩行者天国となっており、車両が来る心配はありません。1987年以降18時から翌日2時まで通行は歩行者のみ。ただ混雑している場合が多いので、くれぐれも他の人とぶつからないよう注意しましょう。

ストリートの真ん中には、ご覧のとおりテーブルと椅子が並べられます。ここで食べたり飲んだりするのが楽しいでしょう。20時~22時にかけては最も混雑するため、人混みに自信がなければ他の時間帯にするのもよし。歩行者天国となっていますが、ときどき業務用のバイクが通行するので少し注意が必要です。

高雄市はやっぱり海の幸が豊富

高雄市は海に近い港町とあって、海鮮グルメの屋台が充実しています。価格もリーズナブルで種類豊富、食いしん坊の人はつい足を止めてしまうでしょう。揚げ物や焼き物などは脂っこさが少なく、カラッと仕上がっているためお腹にもたれる心配もありません。ちなみに写真は小さなカニの天ぷら、いい匂いが漂ってきそうですね。殻のままスナック感覚でつまめるので食べ歩きにぴったりです。

鄭老牌は高雄発祥パパイヤミルクジュースで有名

高雄駅側から六合夜市に入ると、間もなく左側に見える「木瓜牛奶」の看板。小さく記した「鄭老牌」が店名で、有名人のサインもびっしりと書かれています。こちらはそこまで名前の知られる人気ジュースバー。何と言ってもおすすめは濃厚で香り高い、高雄発祥のパパイヤミルクジュースでしょう。その場でミキサーにかけるまさに手作りの逸品、他にも新鮮なフルーツジュースが豊富です。

これはジュースが注がれるプラカップ。以前は牛が描かれていましたが、最近は韓國瑜(かんこくゆ)高雄市長がデザインしてあるのです。もちろん裏側には店名に牛の絵がしっかりと。2020年に行われる総統選挙の正式公認候補で、今最も注目を浴びる人でしょう。市内のあちこちで韓國瑜市長の顔が見られます。

方記は大人気水餃子の名店

方記は鄭老牌の近くに建つ水餃子の名店、いつも行列ができるほど地元では大評判です。おすすめは水餃子に酸辣湯。手作りのもっちりした皮に、ジューシーな具がたっぷりの本格的な味でしょう。食べ歩きをするならば、まだお腹に余裕のある序盤がおすすめです。

光頭老闆は頑固オヤジの絶品チャーハン

こちら光頭老闆は名物老闆(店長)が取り仕切る人気チャーハン店。味付けは醤油のみとシンプルですが、食感とボリュームは満点です。店長はいかつい顔をした頑固親父さんですが、ときどきニコッと微笑んでくれる事も。そのギャップが楽しくて足を運ぶ常連客もいるようです。

四角林は台北市長も訪れた唐揚げ有名店

四角林は「香酥雞」と呼ばれる台湾風唐揚げの名店。小ぶりなコロコロサイズで、食べ歩きに最適でしょう。看板の左下にサインが記されているように、柯文哲・現台北市長も来店したほどの美味。気さくな明るい店員さんが「からあげ~」と日本語で呼び込みをしています。

六合夜市にはスイーツにファッションもあり

六合夜市の始まりは1950年代に、屋台で食べる一品料理「小吃(シャオチー)」が広まった事。そのような成り立ちもあって飲食店が大半を占めています。しかし中にはスイーツ店やブティックなどもあり、写真のようなTシャツが多く販売されていますよ。食後のおみやげ探しには必見でしょう。

六合夜市では日常生活の普段着もリーズナブルな価格で購入できます。中には紛い物らしき商品も見られますが、衣服として使用するには問題なしでしょう。また水着類などを販売する商店もあったりと、掘り出し物に出会えるかもしれません。

周囲にはコンビニやドラッグストアも充実

六合夜市周辺にはコンビニやドラッグストアもあります。熱気の中を歩き疲れたら、店内に入って少し涼むのもいいでしょう。屋台のグルメはつまみに最高で、食べ歩き用にビールを買うのもよし。ちなみにカードは屋台ではほとんど使用不可ですが、ドラッグストアでは使用可能です。

美麗島駅はヨーロッパに紹介された台湾を表現

ここは六合夜市の最寄となる美麗島駅、その名称はポルトガル語で「フォルモサ(美しい島)」です。16世紀中頃にポルトガル船が発見し、ヨーロッパに紹介された台湾。地下鉄の駅とは思えない美しい天井と柱には、ヨーロッパの美意識を表現しているのでしょう。しかも11時・15時・20時の3回にわたって光のショーを開催。これを目的に駅へ来る人も多く、記念品も販売されています。

老江紅茶牛奶で豊かな朝食とミルクティーの味を

六合夜市でグルメな一夜を過ごしたら、穏やかな朝食を味わいましょう。台湾は「朝食屋さん」の有名店が多く、こちらは中でも代表的な老江紅茶牛奶。「紅茶牛乳」と表現されるとおりミルクティーが有名です。ただ有名店であるが故に朝早い時間帯は大行列必至。ゆっくり味わいたいならば、10時過ぎがおすすめでしょう。

これは一番人気メニューのハム卵トースト、半熟や固めなど卵の指定ができます。また奥に見えるのはハム蛋餅(ダンビン)で、クレープ風生地のカリカリサクサクとした歯ごたえが痛快。少し早起きすれば台湾定番の朝食が味わえるでしょう。

住所| 高雄市新興區南台路51號
営業時間|24時間営業
定休日|不定休
電話|07-287-7317
公式サイトはこちら

六合夜市へのアクセス

電車での行き方

高雄駅から地下鉄・高雄メトロに乗車し美麗島駅で下車、同駅の11番出口から徒歩間もなくで到着するでしょう。または同駅から台湾鉄道・紅線を利用ならば1つ目が美麗島駅、タクシーを利用ならば約10分で到着。

徒歩での行き方

徒歩ならば高雄駅から約15分~20分の距離、中山路を経て六合路に入ります。

住所| 高雄市新興區六合二路
営業時間|18時頃~朝方まで(店舗により異なる)
定休日|なし
電話|07-285-6786
公式サイトはこちら

まとめ

六合夜市の始まりは小吃を出す屋台でした。その味は担仔麺(タンツーメン)をはじめとする庶民の味。今では140近い屋台が軒を連ね、2010年には台湾交通部観光局から「最も魅力ある夜市」に選ばれています。それぞれの味の向こうにはそれぞれの人情が、高雄市を訪れたならばぜひ六合夜市へ行きましょう。