壇上伽藍は高野山信仰の発祥の聖地。密教の世界を体感してみよう

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トラベルパートナー: Maayu

子供とお出かけするのが好きな二児の母。動物とのふれあいや自然を感じれる場所がお気に入り。今気になるお出かけ先はパワースポット巡りや絶景巡りなど。

高野山に来たらいっちゃん最初にここ来てや~

一山境内地として山全体が、真言宗の総本山金剛峯寺の境内となっている高野山。弘法大師により開かれた、日本仏教の聖地です。

その高野山中で、弘法大師が最初に整備したのが壇上伽藍(だんじょうがらん)。真言密教の根本道場として造られたもので、高野山の核となっている場所であり、奥の院と並んで信仰の中心となった建造物です。そんな聖地の中の聖地、壇上伽藍を紹介します。

高野山の中でも重きを置かれる壇上伽藍

弘法大師ゆかりの地

高野山を開創した弘法大師が最初に整備した地、高野山信仰のスタートとなった場所が壇上伽藍です。真言密教を広めるための根本道場、また修行の場として開かれた事から、高野山の中でもとくに神聖な場所として格付けされています。弘法大師が住まいとした伝わるお堂や、伝説も数多く残る境内の中心地。

独特の世界観を表している

境内にはたくさんの見どころがそろっています。根本道場の中心に建つ大塔や総本山の本堂、国宝指定を受けている不動堂など、古い歴史をもつとは思えない鮮やかな色をした建造物が多く見られます。

塔堂は密教思想に基づくもので、表現されているのは胎蔵曼茶羅の世界観。その世界観を表す壇上伽藍を散策すれば、真言密教が体験できるといわれています。

まずは中門から入ろう

4年の歳月をかけて完成した建物

天保の大火で焼失したものを、高野山開創1200年の節目に4年の歳月をかけて172年ぶりに再建された中門。広大な敷地の壇上伽藍には、ここから入るのがおすすめです。高野山ケーブルで訪れた人は、中門が南海りんかんバスの停留所を降りるとすぐにあるのでわかりやすいでしょう。

四天王像が出迎えてくれる

中門は伽藍の浄域を結界する門として建てられたもので、四天王像が結界を守っています。中門が焼失した際、無事だった四天王像は西塔や根本大塔にわかれて安置されていましたが、再建により再び4体が集まった事は大きな話題となりました。

鮮やかな朱色の中門と凛々しい表情をしている迫力ある四天王像がそろい、荘厳な雰囲気を作り出しています。

密教思想を体感しよう

総本堂は重要な行事の際に大活躍

中門をくぐり、すぐにあるのが金堂。入り口に置いてある塗香を両手のひらに刷り込んで、心身を清めてから入り参拝しましょう。高野山の総本堂である金堂は、開創当初に創建されたもので、重要な行事はほとんどここで行われていたと伝わっています。

平清盛が自身の血で色を塗ったとされる両界曼茶羅の複製を、御本尊薬師寺如来像の両側の壁にみる事ができます。

根本大塔はシンボル的な存在

壇上伽藍の中心にある日本で最初の多宝塔といわれる根本大塔は、弘法大師とその弟子で二代をかけて完成された建造物です。圧倒的な存在感を放つ大日如来は、密教曼茶羅を表現したきらびやかな金色。金剛界四仏が四方を囲むように立つ大きな柱に描かれています。

写真撮影は禁止となっているので、堂内をじっくり見て自分の記憶の中に納めておきましょう。

そのほか境内の見どころをご紹介

西院も重要な存在

光考天皇の勅命により建立された壇上伽藍の西側に立つ西塔は、根本大塔と対をなす重要な多宝塔です。近くにある樹齢374年の檜の切り株は、中門再建の際に使用されたもので現在はパワースポットして注目を集めています。

また西塔と根本大塔の間の大きな松葉も、3つの福を授かるという伝説が残されているパワースポット。三鈷の松から三本松葉を見つけお守りにする事で幸運を得られるといわれています。

季節や時間によって楽しめる特別な景色もおすすめ

朱色の橋が架かる、中門の東にある蓮池。季節の花が見られる景色の美しい場所で、参拝の途中にほっと一息つける場所です。日没から夜明けにかけて、中門や根本大塔はライトアップされ、昼間とは違った見え方が楽しめます。秋は境内の葉が染まり紅葉が美しい季節。写真を撮るには、もっともいい時期でしょう。

金剛峯寺にも足を運ぼう

蛇腹路を歩いて金剛峯寺へ

壇上伽藍から金剛峯寺までは、歩いて5分ほど。向かう際の小道は蛇腹路といわれています。弘法大師が高野山の道を龍にたとえ、この辺りがお腹の部分に当たることが由来とされています。左右は森のように木々があり、秋には紅葉の名所として自然美を楽しみながら歩ける小道。

高野山の代名詞とも呼ばれる寺

蛇腹路から正門をくぐって金剛峯寺の境内へ入ります。金剛峯寺は高野山のほぼ中央に位置する格式高いお寺で、全国高野山真言宗の総本山。世界中の著名人も訪れるほど知名度をもつ高野山最大の寺院で、ほとんどの人たちは壇上伽藍と合わせて参拝していきます。

襖や石庭は必見

主殿、別殿といった建造物や、見事な蟠龍庭と見どころの多い金剛峯寺の境内。中でも威風堂々としたひと際大きな存在感を見せる主殿の内部や別殿の襖絵は、ため息が出るほどの美しさです。

また国内屈指の石庭として知られる蟠龍庭はかなり広く、雲海が浮かぶ様子や龍が奥殿を守っているような様子を表現しているといわれています。

住所|〒648-0211 和歌山県高野町大字高野山132
営業時間|AM8:30-PM17:00
定休日|無休
電話|0736-56-2011
公式サイトはこちら

高野山で念珠を作ろう

オリジナルの念珠が作れるのは、壇上伽藍よりさらに奥の院がある方へ進んだ場所にある光木阿字館。老若男女関わらず挑戦できるうえ、形となるものを得られる貴重な体験スポット。念珠は高野杉が使用され、作りながら高野山の歴史の話も聞けるため、初めて訪れた人におすすめです。

住所|〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町大字高野山53
営業時間|AM9:00-PM18:00
定休日|不定休
電話|0736-56-2680
公式サイトはこちら

壇上伽藍周辺のおすすめグルメはこちら

老舗和菓子店として名高い南峰堂本舗

高野山名物として知名度も高い、大門から少し入ったところにある老舗の和菓子屋南峰堂本舗。酒まんじゅうは麹で発酵させた生地がもっちりとしていて甘さ控えめ、大門力餅は餡を香ばしい焼餅で包んだもの。どちらも名物として人気の和菓子です。休憩しながら食べられるイートインコーナーもあります。

住所|〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町大字高野山807
営業時間|AM8:30-PM17:30
定休日|不定休
電話|0736-56-2316
公式サイト|なし

リーズナブルに精進料理を食せる中央食堂さんぼう

高野山で参拝に訪れた人をもてなす料理として、古くから伝わっている精進料理。いくつか精進料理を味わえる店はありますが、中央食堂さんぼうはリーズナブルな食事処として評判です。売り切れ次第閉店となってしまうので、早めにいけるよう予定を組んでおきましょう。

住所|〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山722
営業時間|AM11:00~売り切れ次第閉店
定休日|不定休
電話|0736-56-2345
公式サイト|なし

壇上伽藍へのアクセス

車でのアクセス

紀北かつらぎICより、国道480号経由で約40分です。高野山周辺に、参拝客用の無料駐車場が複数あります。

電車でのアクセス

南海高野線極楽駅下車、南海高野山ケーブルで高野山駅までいき、南海りんかんバス金堂下車すぐです。

住所|〒648-0294 和歌山県高野町高野山132
営業時間|AM8:30-PM17:00 ※入場は16:45まで
定休日|無休
電話|0736-56-2011
公式サイトはこちら

まとめ

観光でいける寺院はたくさんありますが、圧倒的なスケールを誇るという意味では高野山にかなう場所はないでしょう。その中でも壇上伽藍は特別な場所。建造物が当時どういう技術で建てられたのか、古木の樹齢を観察してみるなど、信仰心だけでなくいろいろな楽しみ方や学びのある場所が高野山壇上伽藍です。

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