ミルフォードトラック、ニュージーランドの本来の姿はここにある

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在住トラベルパートナー

トラックの途中でみられる景色はどれも見事です

ニュージーランドにあるミルフォードトラックは、大自然のありままの姿が残る世界的に人気のトラックです。壮大な滝や今も残る貴重な草花などが、世界で最も美しいといわれる散歩道で見る事ができます。それでは、ミルフォードトラックの魅力や楽しみ方、コースについてご紹介していきます。

ミルフォードトラックの素晴らしい景観を楽しむ

世界的に有名なミルフォードトラック

ミルフォードトラックは、原住民であったマオリたちがその昔、グリーンストーンを探し求めて歩いた道です。彼らは首飾りの原料や日常で使用する道具の原料などを求め、この道を歩きました。そして、長らくの間このルートを伝え続けていったといいます。トラックを歩く途中に見られる景観は、息をのむほど美しくどれも大変すばらしい景色です。

自然のままを保たれたトラックで、何が待っているのか

自然を肌で感じとる

ミルフォードの天気は変わりやすく、一年の3分の2は雨天といわれています。そのため、晴天や曇り、さらには雪や風をどれも体験できそうです。何千年もの月日をかけ、氷河によって作られてきた谷間は年中雪景色を見せてくれます。また、580mもの高さを落ちていくサザーンランド滝に圧倒されます。

写真撮影はかかせない

トラックを歩いていくと、植物と一緒にエメラルド色に光る美しいクリントン川や、その中で泳いでいる魚などを見る事ができます。また、雨の日には崖からたくさんの滝が一気になだれ落ちてくる様も見られます。トラックで一番高くまで登るマッキンノンパスからの景色は壮大で、自然の偉大さを感じられる場所です。

リラックス効果抜群

この辺りの川は、そのままでも水が飲めるほど透明に輝いており、冷たくて最高に美味しいものです。神秘的な密林やビーチフォレストは心が落ち着き、静寂の中でほっと一息つけるポイントです。また、大自然の中で安心して暮らす野性動物や、絶滅危機にさらされた鳥たちに出会う事もできます。鳥の歌声が散策中常に聴こえてくる贅沢な空間です。

ミルフォードトラックとグレイトウォークス

グレイトウォークスにはシーズンがある

グレイトウォークスとは、良く整備されて快適に歩く事ができるトラックの事をいいます。ミルフォードトラックは、その整備の良さから世界的に認められるトラックです。シーズンは10月から4月の夏の間で、オフシーズンになると設備が取り外される事もあります。

ミルフォードトラックのグレイトウォークスに挑戦する

グレイトウォークスは一方通行となっており、全長53.5km、最高地点は1154mの壮大なトラックです。このトラックは、ガイドさん付きのツアーと個人ウォークが選べます。ガイドツアーの場合は4泊5日、個人ウォークの場合は3泊4日となっていて、予約は必須です。大人気のコースとなっているので、予約は早めにしておきましょう。

グレイトウォークスの日程

グレイトウォークスの始まり

グレイトウォークスはテ・アナウから始まっています。テ・アナウ・ダウンまでバスに乗り、そののち船に乗ってトラックの入り口まで進みましょう。船に乗ったあたりから既に、素晴らしく魅惑的な景色がはじまります。ただ、この船は強風で揺れる事もあるので、乗り物などに酔いやすい方は注意が必要です。桟橋へと着いたら靴を消毒液で消毒し、害虫がトラックへと侵入しないように防ぎましょう。

1・2日目の日程

1日目は、桟橋から平坦な道を歩いていきます。2日目に入ると、そこからは6時間程度のウォーキングがスタート。クリントン川のつり橋を渡って、川に沿った平坦な原生林であるブナの森の中を歩いていきます。プレイリー草原に着くと風景は一変。スケールの大きい雪山に驚かされるはずです。

トラックのハイライト、3日目マッキンノンパス

3日目のマッキンノンパスへは、標高が高くなってきたジグザグの道を登っていきます。雨や雪道、強風に見舞われる事もあるので要注意です。そのため、ウォータープルーフのジャケットは必須アイテムです。頂上の景色は、ため息が出るような素晴らしいものなので、シャッターチャンスを逃さないよう充分満喫してきてください。

グレイトウォークスの最終日、4日目


4日目のマッカイ滝は水量が半端なく、降水量が多い事で有名です。その迫力に圧倒されるはず。シダの原生林を抜けていき、サンドフライポイントまでたどり着いたら、そこから船でサウンドまで戻ります。ツアーに参加した人は、5日目にミルフォードサウンドのクルーズを楽しむ事ができます。

時間がない方におすすめ、1日のツアーもある

11kmの見どころ盛りだくさんなお散歩

日程的に厳しい人には、1日ツアーがおすすめです。テアナウ湖を船で渡って湿地帯を歩いていき、歴史的な建物でランチとドリンクを楽しみます。そののち、つり橋を渡りクリントン川に沿って歩き、ビーチフォレストの中を進みます。短いコースではありますが、ディープな森林に囲まれる事ができ、夢のような大自然が体験できます。

ガイドツアーか個人ウォーク、どちらが良いか

ガイドツアーのストップ地点での過ごし方

ロッジにはシャワーが付いているため、毎日身体を温められ、清潔に保つ事ができます。ランチは各ハットごととなっていて、ロッジではホテルレベルの朝食と夕食が提供されています。また、快適なベッドがあるため寝袋を持って行く必要もなく、荷物を軽減できる点も魅力的です。

ガイドツアーの良し悪し

ニュージーランドの歴史や原生林、野鳥などをたくさん学びたいという方は、ツアー参加がおすすめです。説明が受けられる事に加え、他のツアー参加者らと長時間一緒に過ごす事で、友達ができる可能性もあります。ただ、就寝の時間や起床の時間、食事の時間といったものが決められているので、自分のペースで行動できないという点も理解しておきましょう。

個人ウォークのハットでの過ごし方

各ハットにはガスコンロが付いているので、コンロを持ち歩く事なく調理もできます。ベッドにはマットレスが敷かれているため、寝袋だけを持って行けば平気です。ただ、シャワーは付いていないため、汗や汚れが気になる人は川で水浴びをするしか方法がありません。

個人ウォークの良し悪し

各ハットには管理人もいるため、何かあった場合には安心して連絡を取る事ができます。個人ウォークは自分のペースで歩けるため、人の動きを気にする事なく景色を充分に楽しめるのが何といっても魅力です。しかし、食事がついていないため食べ物の管理は自分でせねばならず、荷物が増えるのが難点といえます。

ミルフォードトラックへのアクセス

車での行き方

ミルフォードトラックへは、テ・アナウ・ダウンからボートでしかアクセスする事ができません。テ・アナウからテ・アナウ・ダウンへまでは車で約25分で、バスでアクセスする事もできます。また、クィーンズタウンからの場合、テ・アナウ・ダウンまで車で約2時間30分ほどかかります。

住所| Lakefront Drive Te Anau
営業時間|AM10:00〜PM5:00
定休日|なし
電話|03 249 7924
公式サイトはこちら

まとめ

ミルフォードトラックは、雄大な自然が今も残る世界一美しい散歩道です。きちんと整備されたその道を通りながら、貴重な自然や絶滅危機に瀕した鳥など、普段出会えないような生き物に出会う事もできます。とにかくスケールの大きな場所なので、ツアーやガイドさんなどを利用しながら、思い出に残る旅を楽しんでください。