宇治公園は石塔と橋が印象的な公園!夏には鵜飼も楽しめる

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トラベルパートナー: Erica

生粋の京都人。京都愛が強く、得意エリアももちろん京都。 1人か女同士で出かけることが多く、移動は電車と徒歩がほとんど。趣味のカメラは必需品。コーヒーやスイーツが好きなので、出かけた先でカフェを見つけては、まったりしてます。

散歩するのも良いし、船に乗って景色を楽しむのも良いなあ

中の島と総称される約15mの十三重石塔が建つ塔の島と橘島の宇治川の中州、それに川岸のよりみち公園を加えたのが京都府立宇治公園。桜の名所として名高いほか、松やモミジが植えられ、観光客だけでなく市民の憩いの場となっている公園です。そんな京都府立宇治公園を紹介します。

宇治川の中州と左岸にある風致公園

宇治公園は、京都府宇治市の宇治橋近くにある、自然の風景や趣きを楽しむことを目的として造られた府立の風致公園です。宇治川の左岸のよりみち公園に、中の島地区と総称される塔の島と橘島の中洲から成り立っています。

人気観光スポットの平等院や宇治上神社が近隣にあり、1年を通して観光客でにぎわう宇治公園。中の島は、左岸の平等院と右岸の宇治上神社への近道としても利用されています。京都といえば、寺院の観光がメインになりますが、その時間の中で宇治川の流れをのんびり眺め、ほっと一息できる場所としても人気の高い公園です。

公園のシンボル十三重石塔

日本最大の石塔

宇治公園のシンボルとなっているのが、塔の島に建つ国の重要文化財の指定を受けている十三重石塔です。高さは15.2mと、日本で現存している石塔の中では最大級。朱色の宇治橋と空に向かって伸びる十三重石塔は、撮影ポイントとしても人気がある場所です。

十三重石塔の歴史

鎌倉時代の真言律宗の僧である叡尊(えいそん・えいぞん)が、1286年に(弘安9年)宇治橋の修復をして、放生会を行う場所として築かれた中の島。その宇治橋の安全と魚霊を供養するために、塔の島の中心に建てられたのが十三重石塔です。度重なる川の氾濫により、何度も倒壊の憂き目にあった十三重石塔。現在の石塔は、1908年(明治41年)に再興されたものです。

宇治公園の撮影スポットといえば

鮮やかな朱塗りの橋

朝霧橋と喜撰橋、中島橋の3つの朱塗りの橋に、橘橋を加えた4つの橋が架かっている中の島。雅な京都が表現されている場所として、撮影ポイントとなっています。中でも全長74mと長い朝霧橋は景色も良く、4つの中で一番人気となっている橋です。

源氏物語宇治十帖のモニュメント

源氏物語54帖のうち、最後の10帖である宇治十帖の舞台となった宇治公園周辺。朝霧橋を右岸へ渡ったところに、源氏物語宇治十帖のモニュメントがあります。モチーフとなったのは匂宮が浮舟を宇治川の対岸へ連れ出す源氏物語第51帖の場面。ここも撮影ポイントで、朝霧橋を背景に写真を撮ることができます。

宇治公園で四季折々の景色を楽しもう

春にはお花見スポットに

春にはソメイヨシノなどの約2,000本の花が咲き誇る、桜の名所として名高い宇治公園。中の島地区では、毎年4月の第一土曜日、日曜日に宇治川さくらまつりが開催されています。宇治の特産品が販売されるほか茶席も出るなど、観光客が多く訪れるイベントです。ライトアップされた夜桜も見ものですが、行われない場合もあるので公式ホームページで確認しましょう。

秋の紅葉も綺麗

春は桜なら、秋は紅葉。秋になると宇治公園のモミジが紅く染まります。朝霧橋をはじめとした朱塗りの橋と紅葉のコントラストは、華やかさがあり写真映えすることは確実です。平等院や興聖寺などの近隣の紅葉スポットに負けず劣らずの宇治公園。見比べてみるのも、楽しみのひとつとなるでしょう。

遊覧船に乗って宇治川の自然を満喫

遊覧船宇治川観光通船に乗って、船の上から宇治川の桜や紅葉を楽しむこともできます。要予約のコースは宇治茶料理を堪能する船内食プランと、上ほうじ茶に季節のお菓子を味わうおやつタイムプランのふたつが選べます。運営する喜撰橋のすぐそばにある喜撰茶屋で、予約が可能です。

住所|〒611-0021 京都府宇治市宇治塔川13
営業時間|AM9:00-PM5:00
定休日|なし
電話|0774-22-1123
公式サイトはこちら

宇治川の伝統行事鵜飼を見る

鵜飼の技を間近で見ることが可能

宇治川で毎晩鵜飼が行われるのは、7月1日から9月30日までの間です。ウミウを使って魚を獲る漁法の鵜飼は、平安時代に宇治川ではすでに行われていたと伝わっています。女性鵜匠が鵜飼をしている様子を、乗合船もしくは予約制の貸切船から見ることができます。

公園では鵜飼の季節以外でもウミウに会える

鵜飼の季節以外でも、ウミウが見られるのは塔の島。2014年(平成26年)以降は人工孵化も行われている、ウミウの小屋があります。あまり実際の姿を見ることがないウミウ。宇治公園を訪れた際には、一目会っておきましょう。

公園の近くで買えるおすすめおやつ

宇治茶を使用した団子が食べられる京都巽庵

茶団子田楽宇治三昧は、宇治茶を使用した無添加、無着色の茶団子が人気の茶団子専門店です。とくに人気なのは、煎茶、抹茶にほうじ茶の三色団子。夏場には、お茶の香りがする茶葉入りの煎茶アイスも人気メニューに加わります。

住所|〒611-0021 京都府宇治市宇治又振68-2
営業時間|AM8:00-PM8:00
定休日|なし(直売所は不定休)
電話|0774-32-4689
公式サイト|なし

ますだ茶舗は平等院の正門前

濃厚な抹茶味がさっぱりとおいしい、引き立ての抹茶をトッピングした抹茶ソフトクリームが人気なのは、平等院の正門前にあるお茶の専門店ますだ茶舗。ほうじ茶をトッピングしたほうじ茶ソフトクリームもあるので、好みに合わせて選びましょう。

住所|〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華21-3
営業時間|AM8:30-PM6:00
定休日|なし
電話|0774-21-4034
公式サイトはこちら

老舗和菓子店宇治駿河屋

1910年(明治43年)創業の平等院表参道入り口にある、老舗の和菓子店宇治駿河屋。お茶の味がしっかりした、もちもちとした食感の宇治名物の茶団子が人気です。ういろうとあずきのバランスが絶妙の水無月や、抹茶ソフトクリームを食べることもできます。

住所|〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華41
営業時間|AM9:00-PM6:00
定休日|水曜日(祝日の場合は木曜日)
電話|0774-22-2038
公式サイトはこちら

宇治公園へのアクセス

電車・バスでのアクセス

四条河原町からは京阪宇治線を利用し宇治駅より徒歩約8分。京都からの場合はJR奈良線に乗り宇治駅より徒歩約10分です。京阪バスで向かった場合は、京阪宇治駅停留所下車徒歩約6分となります。

車でのアクセス

京滋バイパス宇治東ICで降り、府道7号経由で約6分。名神高速道路京都南ICより、国道24号と府道241号経由で約30分です。駐車場は有料となりますが、朝霧橋のすぐそばに朝霧駐車場、左岸の平等院の南門前に宇治駐車場があります。

住所|〒611-0021 京都府宇治市宇治
営業時間|終日
定休日|なし
電話|0774-62-0047
公式サイトはこちら

まとめ

平等院や源氏物語の舞台を巡る観光地として、人気の高い宇治の中でのんびりと過ごせるのが宇治公園。京都らしい風情のある橋に宇治川の流れる音は、観光に少し疲れた心と体を癒してくれます。