北斎館は晩年の北斎の作品を堪能できる肉筆画専門の美術館!

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トラベルパートナー: Momo

出身地は長野県。得意なエリアは長野県の中南信です。趣味はショッピングをしたり、美味しいグルメを堪能したり、絶景を観に行く事。愛車に乗り、カメラを片手によくお出かけしています。旅行も好きなので、たまに県外に出没する事も。

葛飾北斎の世界に浸りながら栗三昧しに行くしない!

長野県小布施町は北斎の絵画や作品で有名な土地。ここへ来て、ぜひとも北斎に関わる絵画や世界観に触れてみてください。もちろんこの土地で有名な栗のグルメもお忘れなく。今回は五感で楽しむ小布施の街の魅力について、余すところなくお伝えします。

北斎館で鑑賞する葛飾北斎の画業 小布施の中心街へ足を運ぼう

小布施の地に残した作品


北斎館は昭和51年(1976年)に浮世絵師の葛飾北斎をテーマにした美術館として開館しました。ここでは、北斎が小布施で描いた画稿や肉筆画、書簡などが展示されています。メインの展示は肉筆画で、他にも版本や錦絵などを合わせて約50点をじっくりと鑑賞できるんです。また、北斎が描いた天井画として有名な上町・東町の祭り屋台2基も置かれた充実の内容。こちらは長野県宝に指定されている、貴重な展示物です。

外観の迫力ある絵


北斎館が位置するのは小布施町の中心で、迷うことなく行けるでしょう。そんな小布施町は栗がよく穫れることで有名な土地で、周辺のお店には栗を扱った有名店も。美味しい栗を味わいつつ、街の雰囲気を楽しみながら北斎の浮世絵の風景と重ねてみるのも楽しいですよ。北斎館は第1展示室から第4展示室まであり、その最初は映像ホールからスタートします。

穴場な北斎館東町駐車場


車で行くことも多い北斎館では、すぐ近くにある共用の有料駐車場がおすすめ。大通りから1本入った場所にひっそりと整備されている穴場の駐車場です。3時間以内の駐車であれば金額が変わらないので比較的リーズナブルに利用できます。普通車は47台駐車できるため、まずはここに停めておきましょう。向かう際には北斎館の横を過ぎていきますが、小布施で有名な栗の小径を思わせる雰囲気を味わえます。

自然が調和する北斎館のエントランス 飾られた自画像レリーフに注目

緑豊かな北斎館周辺


北斎館を囲む小布施の街並みはどこか懐かしさを感じさせ、周りの美しい自然とよくマッチしています。エントランスへと目を向けると、モダンな雰囲気でありながら重厚なたたずまいを醸し出す北斎館。北斎自画像のレリーフが置かれていて、北斎の世界観に浸る期待感が高まっていきます。

いざ、葛飾北斎の世界へ 北斎館の映像ホールと展示室

北斎について学んでから巡る


画像に挙げられているのが北斎館のエントランスです。1階の展示室は1番奥に設置された映像ホールから始まります。映像ホールで上映されるのは、小布施と北斎とジャポニズムと北斎の二つ。まずは北斎と小布施の関係や、北斎の偉業などを知ることで、このあとの展示をより興味深く見ることができます。

青、壮、老年期の肉筆画は見応えあり


第二、第三展示室で見られるのは、小布施に来てからの北斎の作品です。北斎が送った人生のステージを、彼の絵画とともに辿ります。あの有名な富嶽三十六景の版画はもちろん、晩年の肉筆画まで多数展示されるという納得の充実ぶり。
特に、小布施にて北斎は晩年の数年を過ごしており、肉筆画の時代の額装や掛け軸を多く見ることができます。壮年期だけでなく、老年期の北斎が小布施に残した絵は他ではお目にかかれない、とても貴重な作品です。美人画や花鳥画、風景画など、1つ1つの絵から北斎の絵画に対する執念を感じ取ることができ、間違いなく感動するでしょう。

ひと休みできるラウンジも


第三展示室と第四展示室の間には、ラウンジがあるのでこちらで少し休憩しましょう。ここにはタブレットが置かれており、北斎館で所蔵している作品を検索したり閲覧したりできます。他にも、映像ホールの横に小休憩できる場所があるのでゆっくりと北斎の絵を観賞しましょう。工夫された展示のレイアウトで、よりじっくりと北斎の作品と向き合うことができますね。
記念に写真を撮りたい、という人には北斎の版画のレプリカとの撮影スペースも。オリジナルグッズが揃ったミュージアムショップもあるので思い出にも残せそうです。

祭屋台の天井画は必見


第四展示室にあるのは東町・上町の祭り屋台2台です。こちらは長野県野県宝で、常設展示されています。ここでの見どころは北斎筆の天井画。「龍と鳳凰」および男波・女波と名称のついた怒濤図の2枚は圧巻の素晴らしさ。龍と鳳凰は天保15年(1844年)に描かれた、北斎が85歳のときの作品です。また、もう一方の天井画である怒濤図は、弘化2年(1845年)に86歳という高齢で北斎が手がけた作品になっています。

小布施の街を散策しよう 北斎館から乗れる観光人力車

小布施の旅の思い出に


北斎館前から出発して、人力車で小布施の街を散策してみましょう。時間ごとに4つのコースにわかれていて、30分・45分・60分・120分のコースがあります。特におすすめなのは小布施界隈のお店に立ち寄ることができる、45~60分のコースです。小布施の街並みをいつもより少し高い視点から眺めつつ、案内される観光スポットを楽しんでくださいね。歴史のある名所やグルメスポット、癒し処へと連れて行ってもらえます。

木のぬくもりを感じる、北斎館近くの栗の小径

小布施の散策におすすめ


栗の小径は、北斎館と高井鴻山記念館を結ぶ通りのこと。この名の由来は、道に敷き詰められた栗の間伐材。風情たっぷりの景観で、歩けば木の柔らかさと温もりが伝わってきます。五感をダイレクトに刺激する栗の小径はヒーリング効果もありそうです。

Wi-Fiも使えて便利


栗の小径や北斎館の周辺は広場になっており、小布施町の中心街というだけにかなり便利。無線LAN(Wi-Fi)も整備されているため、地図を見たりお店を探したりするのにもストレスなく過ごせます。広場を中心として、小布施に店を構える有名な栗菓子店が営業しているので、ぜひお菓子を買いつつのんびりと風景を満喫しましょう。

栗を思う存分堪能 北斎館周辺にあるおすすめの栗菓子店

日本有数の栗の産地


北斎館の隣に店を構えるのは、桜井甘精堂 北斎亭。趣ある白壁づくりの和風建築が特徴的なお店です。店の外観と周りの風景がよく調和していて、思わず足を向けてしまいます。ここで提供しているのは、栗おこわや甘味、地元食材をふんだんに使用した料理。小布施町ならではの味覚でお腹を満たしてくださいね。

住所|〒381-0201  長野県上高井郡小布施町大字小布施上町810-3
営業時間|AM8:20~PM5:00(売店)、AM9:00~LO PM4:30(喫茶)
定休日|木曜日(売店は営業)
電話|026-247-5740
公式サイトはこちら

モンブラン朱雀の専門店


栗を使ったお菓子で有名な小布施堂。このお店が蔵を改装し、えんとつカフェをオープンしました。モンブラン朱雀の専門店で、「○П」というシンボルで煙突を模しています。カフェの窓からレンガ造りの煙突を見ることができ、この枡一市村酒造場の煙突がお店の名前のもととなっているそうです。

小布施を訪れたら絶対食べたいモンブラン


画像にあるのはえんとつカフェのモンブラン朱雀です。栗の味がしっかりと伝わってくる、栗好きにはたまらない美味しさのモンブラン。中に入っているクリームも、ぎゅっと栗が詰まっています。ドリンクセットのモンブラン朱雀のみが提供されており、1人分でもボリューミーな内容です。

住所|〒381-0293 長野県上高井郡小布施町小布施808
営業時間|PM12:00~PM4:00(季節により変動)
定休日|無休
電話|026-247-7777
公式サイトはこちら

北斎館へのアクセス

車でのアクセス

車で向かう場合は、上信越道小布施PAスマートインターを経由します。練馬から上信越道小布施PAスマートインターまでは関越道および上信越道を走って約2時間30分で到着です。名古屋から出発すると上信越道小布施PAスマートインターまでは、中央道および長野道、上信越道を利用して約3時間25分で着きます。上信越道小布施PAスマートインターから北斎館までは約8分なので、高速道路を利用して近くまで行ってくださいね。

電車でのアクセス

電車の場合は長野駅を経由してローカル線に乗り換えてください。JR上野駅からJR長野駅までは北陸新幹線で約1時間16分、JR名古屋駅からJR長野駅まで特急を使って最短2時間53分で到着します。長野駅に到着したら長野電鉄を利用しましょう。長野駅から小布施駅までは特急に乗って約20分かかります。小布施駅で下車したら、北斎館までは徒歩約10分です。

住所|〒381-0201 上高井郡小布施町小布施485
営業時間|AM9:00~PM5:00(7・8月は~PM6:00)、AM10:00~PM3:00(元旦)
定休日|12月31日
電話|026-247-5206
公式サイトはこちら

まとめ


長野県小布施町にある北斎館は、晩年の北斎が残した成熟した作品の宝庫です。北斎が愛した世界観に浸りながら、小布施の土地に想いを馳せてみてください。移り変わる時代の中でも変わらない魅力を、この街で発見できるでしょう。