モンサンミッシェル修道院は今も続く信仰の島!

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トラベルパートナー: Chika

神戸出身。出張で行くドイツ、フランス、イギリスなどを中心に執筆します。もっぱら一人旅ばかりで、主に美術館や教会など古い建物を巡るのが大好きです。

サン・マロ湾に浮かぶモンサンミッシェル修道院はカトリックの一大巡礼地です

カトリックの一大巡礼地として知られるモンサンミッシェル修道院。サン・マロ湾に浮かぶ島に佇み、世界遺産として認定を受けました。長い歴史の中で破壊と再生を繰り替えてしてきたモンサンミッシェル修道院は、さまざまな建築様式で築かれています。モンサンミッシェル修道院の見どころと周辺のおすすめグルメなどをご紹介します。

干潟に浮かぶ聖地モンサンミッシェル

フランスの西海岸にあるモンサンミッシェル修道院

フランス西部のノルマンディー地方にありモンサンミッシェル修道院。700年代に創立されたベネディクトは修道院は、マロ湾に浮かんでいます。モンサンミッシェルの周辺には要塞や門前町が広がり、一つの街を形成しています。カトリックの重要な巡礼地の一つであり、1979年にはモン=サン=ミシェルとその湾としてユネスコの世界遺産として認定を受けました。

環境破壊を乗り越え再び元の姿に

モンサンミッシェル修道院が完成した当時は本土と島の間に干潟があったため、干潮時はそのまま渡れる事ができました。しかし、1800年代後半にフランス本土と島の間に建設された道路により、その環境は損なわれます。道路に砂が堆積してしまったのです。2014年には新たに橋がかけられ、干潟と島はモンサンミッシェル修道院が完成した当時の姿に蘇りました。干潟の眺めを楽しんでください。

建物が折り重なった景観は壮観の一言

ゴシック式を中心にさまざまな時代の建築が重なる

モンサンミッシェル修道院は8世紀から16世紀にかけて、増築と破壊、そして修復を繰り返してきました。そのため、城壁や聖堂、町の施設はそれぞれ当時の建築様式により築かれています。さまざまな建築様式による建物を一度に見学できるので、建築に興味がある方に足を運んでもらいたいスポットです。複雑な構造の建物は夜になるとライトアップされます。全体像を写真に収めたいなら、島外に出てシャッターを切るといいでしょう。

こぢんまりしたサン・ピエール聖堂

サン・ピエール聖堂は、17世紀に島民のために建設された教会です。教会には大天使ミカエルのお告げにより百年戦争で勝利を収めたジャンヌ・ダルク像があり、教会のシンボルとして親しまれています。モンサンミッシェル修道院のミッシェルとは、大天使ミカエルのフランス読みです。島内のあちこちにはミカエルに関するものがあるので、それらを探して島を探検してみてはいかがでしょうか。

参道にはお楽しみがいっぱい

日本の門前町のように、モンサンミッシェル修道院の周辺にもさまざまなお店が営業しています。モンサンミッシェル修道院を見学したあとは、周辺のお店でランチを楽しんでみるのがおすすめです。おすすめのグルメはオムレツ。外はパリッと仕上がっているのに、中はとろとろという不思議な触感がたまりません。食事だけでなくお土産も購入でき、干潟でとれる塩が人気商品です。

修道院をじっくり見学

700年代から続く聖地で神聖な空気に包まれる

モンサンミッシェル修道院の内陣は、15世紀から16世紀に最盛期を迎えたゴシック様式により建築され、繊細で装飾的な様式はまるでレースを思わせるつくりです。ホール部分は堂内最古のノルマン様式で建築されました。同じ聖堂内でも異なる建築様式が採用されているので、見ていて飽きが来ません。尖塔の上部には島の名前の由来にもなった大天使ミカエルの姿が。ぜひ見上げて探してみましょう。

修道士みたいに回廊で思索にふけってみよう

モンサンミッシェル修道院の中でも特に写真映えするのがこちらの回廊。内外で二重になっている柱が遠近効果を生み出し、まるで廊下が延々と続いているような感覚になってしまいます。修道士が思索にふけっていたこの回廊。せっかく訪れたのなら写真を撮るだけでなく、普段忙しくて考えられなかったことに思いを巡らせてみるのもいいかもしれません。

モンサンミッシェル修道院へのアクセス

高速鉄道でのアクセス

パリ・モンパルナス駅から高速鉄道のTGVに乗車し、レンヌ駅で下車してください。そこからはモンサンミッシェル修道院行きのバスに乗り換えます。TGVでの所要時間は1時間30分、バスの所要時間は1時間、乗り換え時間を加味すると全体で3時間ほどの行程です。

バスでのアクセス

パリからモンサンミッシェル修道院までの直通バスが出ていますが、本数がそこまで多くないので乗り遅れないように注意しましょう。所要時間は5時間ほどです。乗り換えがなくスムーズに移動できるので、時間に余裕があるならバスがおすすめ。バスのチケットはフランス国鉄のウェブサイトで予約できるので、あらかじめ予約しておくといいでしょう。

住所| Grande Rue, 50170 LE MONT SAINT MICHEL
営業時間|5月2日~8月31日:9:00-19:00、9月1日-4月30日:9:30-18:00
定休日|1月1日、5月1日、12月25日
電話|+33 (0)2 33 60 14 30
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