雌阿寒岳から絶景を眺めよう!初心者でも登れる百名山へ

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トラベルパートナー: yui

出身地は北海道札幌市。得意なエリアは東南アジアです。世界遺産と写真とグルメが大好き。世界の海でダイビングもしています。

神秘の湖オンネトーを通り、野中温泉で温泉に浸かる至福の登山コースを紹介します!

北海道の釧路市と足寄町にまたがる標高1499mの雌阿寒岳。日本百名山の山の1つではありますが、比較的整備されている登山道や湖を見渡す眺望の素晴らしさから、老若男女に人気のある山となっています。今回は、雌阿寒温泉からオンネトーを経由して下る人気の登山コースをご紹介。

登山初心者でも登れる雌阿寒岳

雌阿寒岳の魅力は眺望と登りやすさ

雌阿寒岳はアイヌ語で「マッネ・シリ」と呼ばれ、女山を意味します。対して阿寒湖を挟んで対峙する雄阿寒岳は「ピンネ・シリ」、男山と呼ばれていました。雌阿寒岳はいまだに活発な火山活動を続けているため、登山途中では湖を見渡す広大な風景を見渡すことができる反面、頂上付近では複数の火口や彩り豊かな水を湛える湖など、その眺望の豊かさが魅力の1つの山。また、登山レベルも初心者向けとなっており、小学生でも登れる山だとか。実際に登ってみて、普段そんなに登山をしない私でもヒィヒィ言いながら楽しく登ることができたので、体力にそんなに自信のない方でも挑戦できる山だと感じました。

いざ雌阿寒岳登山スタート

雌阿寒温泉から登山スタート

登山のスタートはいくつかありますが、今回はマイカーで訪れる人がよく使うルートをご紹介。スタートは雌阿寒温泉登山口です。ここをスタートにするメリットは、ルート的に比較的登りやすいルートであることと、下りたらすぐに温泉に入れることです!雌阿寒温泉の駐車場にはトイレもあるので便利。登山口は200mほど離れた地点から。スタート時はアカエゾマツの林を通り抜ける気持ちの良いコースとなっており、登山者名簿を記録したらいざスタート。

前半は木漏れ日の気持ち良い樹林帯を進む

3合目までは、アカエゾマツの樹林帯を歩きます。天気が良いと、木漏れ日が気持ちのいいコース。途中、緑に目を向けると、ゴゼンタチバナやマイヅルソウ、リスが顔をのぞかせることもあります。木の根が地面を張り巡らせているので周りの景色を楽しみながらも、足元には十分注意が必要。特に足場が悪いところは、はしごやロープがあるので上手く利用しながら登ると良いでしょう。

中腹では眼下に広がる壮大な景色を楽しもう

4合目からは、原生林を眼下に壮大な景色を楽しむことができます。足元には岩が増えてくるので歩きづらい道が続きますが、メアカンフスマやイワブクロ、コマクサなどの植物も見られるようになってきます。少し辛くなってきた頃に岩の隙間から可憐な花が見られると、不思議と元気が湧いてきます。5合目付近からは神秘の湖、オンネトーも見えてきます。まだまだ半分か、とうつむきたくなる気持ちを抑えて顔を上げると、雄大な景色が目に飛び込んでくるのでまた前に進む気力が湧いてきました。

いよいよ頂上が近づいてくる

木々が減り、見えてくる岩がどんどん大きくなるのが感じられるようになってくると、頂上が近づいている証拠。登れば登るほど、まさに雌阿寒だけは活火山なのだと感じさせてくれる景色へと移り変わっていきます。さらに近づくと、ほのかに硫黄の匂いが感じられるようになり、水蒸気が立ち上がる赤沼の火口が見えてきます。ここまでくると頂上はすぐそこ。

山頂到着!地球は生きていることを感じる瞬間

最後の辛い登りを登りきると、いよいよ山頂です!山頂まで来ると緑はほとんどなく、赤茶色の地肌、もくもくと火口から上がる水蒸気や火口の中で緑に光る青沼が見えます。火口からはプシューと音を立てて水蒸気が上がっているのを間近に見ることができ、地球は生きていることを感じさせてくれます。山頂で一休みした後は、阿寒富士を横目に下っていきます。時間があれば、阿寒富士に登ることも。阿寒富士の頂上までは約40分で、オンネトーを横目に道路を進むと雌阿寒温泉駐車場に。

帰りは野中温泉で至福の時間を

ギネスブックに載った世界長寿が営んだ温泉で疲れを癒そう

雌阿寒温泉からスタートする最大のメリットは、登山後の温泉です!特に私のお気に入りの、野中温泉は硫黄の匂いのする知る人ぞ知る名湯。特に登山終わりの疲れた身体に、熱々の源泉が染み渡ります。洗い場はありませんが、それもまたこの温泉のいいところ!お湯を直に汲んで、頭にバシャーッとかけるのが流儀です。かつてギネスブックに載った長寿のおじいさんが営んでいた温泉ということで、その効能も信頼できます。雌阿寒岳は、北海道の大自然を存分に感じられる山でありながら、初心者でも気軽に日帰りで登れる山なのが魅力。活火山ですので、登る前には必ず山の情報を確認するようにしてください。

住所|〒089-3964 北海道足寄郡足寄町茂足寄159
営業時間|AM9:00-PM20:00
定休日|なし
電話|0156-29-7321
公式サイトはこちら

雌阿寒岳へのアクセス

車でのアクセス

・釧路空港から国道240号・241号、道道664号で雌阿寒温泉まで約74Km。

・雌阿寒温泉、オンネトー国設野営場に無料駐車場有り。

・冬季降雪時は通行止め区間もあるので、事前に確認すること。

公共交通でのアクセス

・JR根室本線釧路駅から阿寒バスで約2時間。阿寒湖畔からタクシーで雌阿寒温泉まで約20分。