釜口水門は諏訪湖から太平洋へとつながる天竜川の出発点!

この記事の情報提供者

トラベルパートナー: Momo

出身地は長野県。得意なエリアは長野県の中南信です。趣味はショッピングをしたり、美味しいグルメを堪能したり、絶景を観に行く事。愛車に乗り、カメラを片手によくお出かけしています。旅行も好きなので、たまに県外に出没する事も。

諏訪湖から天竜川へ流れ出る水量をコントロールする場所で見応えあるんだに~

湖面積13.3km2の諏訪湖と諏訪湖から流出する唯一の川である天竜川を隔てる釜口水門は、長野県岡谷市の湊エリアに位置しています。静岡県の遠州灘沿岸まで流れる天竜川の出発点となる、釜口水門の魅力とは一体なんなのか。釜口水門の歴史や役割、見どころから基本情報を含むアクセス方法まで、釜口水門の全てを詳しくご紹介します。

氾濫から人々を守ってくれる釜口水門

天竜川の起点となる場所

釜口水門は、諏訪湖の貯水量と天竜川に流れ出す水量をコントロールする大事な役割を担っています。家族や友達、カップルなど。どんな人とでも見て学ぶ事ができる水門です。そして今回ご紹介する釜口水門では、魚道や舟通し門、1つの水門扉の上に別々で動く2つのフラップ式ゲートを間近で見学したり、管理事務所の水の資料室で学べます。

氾濫を繰り返してきた歴史

現在は2代目の新水門

諏訪湖には諏訪湖の北側から流入する横河川や砥川を始め、全部で31もの川が流れこんでいます。流出河川は天竜川のみ。江戸時代から工事がされていますが、大雨が降る度に氾濫を繰り返してきました。1936年に1代目の釜口水門を建設。それでも1950年と1961年に大きな被害が起こり、1988年に2代目の釜口水門が約80m上流の場所に完成しました。それが現在の釜口水門であり、氾濫や水害から人々を守ってくれています。

階段状になった構造の魚道!

魚が自由に行き来できる

釜口水門の北寄りには、魚が諏訪湖と天竜川を行ったりきたりする為の魚の道(魚道)が設けられています。諏訪湖と天竜川の水位差は3.5m。階段状に並ぶ様に壁で仕切られていて、魚が通りやすいように工夫されて造られています。魚道を流れる水量は、毎秒2平方メートルから4平方メートル、流れる水の速さは毎秒2m以下になる様調整されているとの事。季節によっては、ワカサギ釣りをする方の姿も見かけます。

管理事務所の水の資料室で詳しく学べる!

釜口水門の役割や歴史が解る

釜口水門の管理事務所の2階に、水の資料室があります。水の特性を始め、釜口水門のあらましや構造図、釜口水門ができるまでの歴史や諏訪平と天竜川の自然など。釜口水門の役割や、天竜川の周辺地域の田んぼや畑に使う農業用水等で使う為の大事な水だというのが解り、勉強になりました。室内には釜口水門のスタンプが2種類置いてあり、記念に押す事ができます。

ダムカードをゲットする事も

水の資料室の入口付近にあるインターホンで管理事務所の職員の方を呼ぶと、ダムカードが手に入ります。土日祝でももらえるのは嬉しいポイント。天竜川側からの釜口水門ですが、1つの水門扉の上に別々に動く2つのフラップ式ゲートや釜口水門の南側にある舟通し門があるのが分かります。舟通し門は、小さな舟が諏訪湖と天竜川を行き来する為の門との事。フラップ式ゲートは諏訪湖から流す量を調節する大事なゲートであり、カードからも学べます。

1代目の釜口水門を造る時に活躍したプリマス号

アメリカ製の機関車

釜口水門の管理事務所周辺にはプリマス号が展示されています。このプリマス号は、1代目の釜口水門を造る時に使われたというアメリカ製の機関車。ガソリンで走るタイプでしたが、トロッコ牽引で当時活躍したそうです。購入年月が大正期と記載されていて、国内内燃機関車の中でも最初期の輸入と思われます。運転席の2本のレバーや煙突などを見ても歴史を感じました。

南側にある岡谷市出身の小口太郎の銅像!

琵琶湖周航の歌の歌人

釜口水門の南側には、岡谷市生まれの科学者・歌人である小口太郎氏の銅像が立っています。釜口水門の南側と北側は歩道で結ばれていて、自由に行き来する事も。欄干は御神渡りやスケート、漁やヨットなど、諏訪湖の様々な風景がレリーフとなっていて見ごたえがあります。また、足元のタイルも諏訪湖の動植物が描かれているので、是非チェックしてみてください。

釜口水門へのアクセス

自動車での移動

東京方面から中央道と長野道を利用して約2時間50分ほど、名古屋方面からも中央道と長野道を利用して約2時間ほどで長野道岡谷インターに到着します。岡谷インターからは約15分ほど。駐車場は130台停められます。

電車での移動

JR新宿駅から特急を利用して岡谷駅まで約2時間30分ほど、JR名古屋駅からは特急を利用して約2時間26分ほどで岡谷駅に到着します。岡谷駅からは徒歩で約20分の距離となります。

住所|〒394-0044 長野県岡谷市湊1丁目9-5
営業時間|AM8:30~PM5:15
定休日|年中無休
電話|0266-22-6866
公式サイトはこちら