小諸城址懐古園で歴史や文学にふれながら四季折々の風景を楽しもう!

公開日:2019/9/30 更新日:2019/10/2

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Risa
出身は長野県で、得意なエリアは東北信です。旅行では自然の素晴らしさを感じるスポットを巡ったり、各地の美味しいものを食べることが楽しみです。
見どころたくさんの小諸城址懐古園においでなんし!

小諸城址懐古園は小諸駅からすぐの場所にあり、遠方からの観光客や地元の人で賑わう情緒あふれる公園です。園内はかなり広く歴史や文化に関する見どころがたくさんあります。中でも見逃せないスポットや、四季折々の風景をご紹介。

小諸城址懐古園は小諸城跡を中心に整備された公園

歴史だけでなく文学や四季の風情も楽しめる

小諸城址懐古園は、日本でも珍しい「穴城」である小諸城跡を中心に整備された公園です。園内には小諸城に関する見どころだけでなく、小諸にゆかりのある島崎藤村の記念館や美術館などもあります。日本のさくらの名所百選にも選ばれています。

400年前の小諸城に思いを馳せる

山本勘助が顔を映した鏡石

小諸城は戦国時代に武田信玄の命により、軍師山本勘助らによって縄張りがされ原型が整備されたと言われています。その後豊臣秀吉天下統一の時、小諸城主となった仙石秀久により完成。この鏡石はその時に山本勘助が朝夕に自分の顔を映して内省したと言われている石です。現在でも石の表面はつるつるしていて、思わず顔を映してみたくなります。

徳川秀忠が逗留した二の丸跡

関ヶ原の戦いに向かう際に、仙石秀久に迎えられ徳川秀忠が本陣を構えたのがこの二の丸。しかし上田合戦で真田軍に足止めされ、徳川秀忠は天下分目の決戦に間に合いませんでした。ここからは真田昌幸・幸村の上田城のある方面を見渡すことができます。実際に、二の丸跡への石段を上って上田方面を眺めると、その距離を実感してさらに興味深いものがあります。

400年前の姿のまま残っている野面石積みの石垣

小諸城の石垣は自然石をほとんど加工せずに積み上げた野面(のづら)積みで、戦国時代の特徴的な積み方です。400年前の姿のまま残されていて、当時の様子を想像しながら散策するのも楽楽しみの一つ。多くの石垣が残されていますが、中でも二の丸から本丸に向かう道の左側にある南丸の石垣は、ほぼ垂直に築かれています。また本丸は高さ約6mの石垣に囲まれていて、特に天守閣があったとされる天守台は圧巻。

文学や美術にもふれよう

小諸で転機を迎えた島崎藤村の記念館

島崎藤村は小諸義塾の講師として、6年間小諸に滞在しました。その間に「雲」「千曲川のスケッチ」「旧主人」などを発表し、大作「破戒」を起稿。この記念館には藤村直筆の原稿をはじめとして、藤村の小諸時代の作品や遺品などが展示されています。



洋画家の小山敬三美術館

小諸出身の画家である小山敬三の絵画が展示されています。建物は村野藤吾の設計によるもので高台にたっており、絵画だけでなく空間や眺望の美も堪能できる美術館です。代表作品の浅間山をはじめ、城シリーズ、肖像画などが所蔵されています。

四季それぞれの景色が楽しめる

園内には桜やもみじの木々が

懐古園は日本のさくらの名所百選に選ばれており、また紅葉の名所としても親しまれています。小諸城の遺構と桜や紅葉の組み合わせは、よりいっそう風情を感じさせてくれます。夏の新緑、冬の雪の季節もまた違う情緒があるので季節を変えて訪れるのもおすすめ。小諸の桜は例年4月中旬頃に満開になりますが、ソメイヨシノだけでなく、しだれ桜や八重桜など多くの種類が植えられているので、4月末ごろまでお花見を楽しむことができます。

小諸城址懐古園へのアクセス

車の場合

上信越自動車道小諸ICから約5分

電車・バスの場合

しなの鉄道「小諸駅」またはJR小海線「小諸駅」から徒歩3分

Address 〒384-0804 長野県小諸市丁311
Hours 9:00~17:00
Closed 12月~3月中旬まで毎週水曜日 、年末年始(3月中旬~11月末まで無休開園)
Tel 0267-22-0296
Web https://www.city.komoro.lg.jp/kaikoen/index.html