法界寺は安産や子授けのご利益があるお寺!親鸞はここで生まれた

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小さいお寺やねんけど、大きい阿弥陀様がいはるんよ

親鸞ゆかりの地である京都の日野の里。そこに佇む小さな寺院・法界寺は、親鸞の生誕地であり、安産や子授けのご利益があると人気の寺院。ここでは、法界寺の深い歴史やお堂・仏像の魅力やアクセス方法などについてご紹介します。

安産や子授けにご利益がある寺院

古くから信仰のある寺院

法界寺は、京都市伏見区日野にある真言宗醍醐派の寺院。別名日野薬師や乳薬師とも呼ばれており、安産や子授けなどにご利益があると古くから信仰されてきました。今も安産や子授け祈願をしに、多くの女性がこの地を訪れています。

法界寺の深い歴史

平安時代に創建された日野家の菩提寺

822年(弘仁13年)、藤原家宗が円仁より贈られた最澄自刻の三寸の薬師如来小像をここに祀りました。そして、1051年(永承6年)に日野資業が薬師如来を作り小像をその胎内に納め、薬師堂を建てたのが寺の起こりだといわれています。以後、法界寺は藤原氏の一族である日野家の菩提寺となり、173年(承安3年)には、浄土真宗の祖・親鸞が日野有範の子としてこの地で誕生。親鸞は9歳で得度されるまで、日野で遊び法界寺の阿弥陀如来に祈っていたとされています。

焼失により現在は2つのお堂のみに

平安時代末期には五大堂や観音堂、三重塔などたくさんの堂塔が建ち並んでいましたが、その後たびたび起こった兵火によって焼失。現在は、薬師堂と阿弥陀堂のみが残っています。

拝観料を納めてお堂を拝観しよう

秘仏が安置されている本堂・薬師堂

法界寺の本堂である薬師堂は、奈良県にかつてあった伝燈寺の本堂を1904年(明治37年)に移築したものです。本尊の薬師如来立像は、高さ約80センチの胎内仏。秘仏なので普段は見ることができませんが、お堂の中にはいつでも入ることができます。また、こちらでは絵馬の代わりによだれかけに願い事を書いて奉納する風習があり、薬師堂の内部にはたくさんのよだれかけがかけられています。書かれている願い事は、そのご利益からやはり安産や子授けに関することが多いです。

極楽浄土を求めて建てられた阿弥陀堂

国宝に指定されている阿弥陀堂。藤原時代に、浄土教や末法思想などの影響から極楽浄土を求めて建てられました。五間五面、屋根は宝形造の檜皮葺で重厚な趣がある建物。阿弥陀堂の中に安置されているのは、国宝・阿弥陀如来坐像。像高2.8メートルと大きくふっくらと優しいお顔の仏像で、見る者の心を和ませてくれます。内陣の壁に描かれている天女や、4本の柱に描かれている金剛界諸尊も必見。

境内には蓮池も

まるで極楽浄土?

境内には蓮池もあり、7月上旬から8月上旬になると一面に蓮の花が咲き誇ります。その様子は、まさに極楽浄土さながら。蓮池のそばにはベンチもあるので、蓮池を眺めながらゆっくり一休みしてはいかがでしょうか。

御朱印も見逃せない

御朱印は3種類

法界寺は、西国薬師四十九霊場の第三十八番札所になっています。御朱印は札所の御朱印である薬師如来と、阿弥陀如来、御詠歌の3種類。拝観受付が納経所になっているので、参拝した後に立ち寄って御朱印をいただきましょう。

法界寺へのアクセス

電車・バスでのアクセス

法界寺は、地下鉄東西線石田駅より歩いて約20分のところにあります。道のりは上り坂なので、歩くのに自信がない人は石田駅から日野誕生院行きの京阪バスに乗りましょう。日野薬師停留所で降りると、法界寺は目の前です。

車でのアクセス

法界寺は、京滋バイパス宇治東ICより車で約10分です。また、名神高速道路京都東ICから約20分、京都南ICからは約30分で到着します。参拝の際には、境内南側に無料の専用駐車場があるので、そちらを利用しましょう。

住所|〒601-1417 京都府京都市伏見区日野西大道町19
営業時間|AM9:00-PM5:00(10月~3月はAM9:00-PM4:00)
定休日|不定休
電話|075-571-0024
公式サイト|なし