毘沙門堂門跡のトリックアートに仰天!自然に包まれた山寺のひみつ

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トラベルパートナー: ASAHI

兵庫県出身。 関西を中心に、たまーにアジアの情報を発信します。 気ままな日帰り一人旅とノリノリ親子旅がお気に入り。 悠久の歴史と自然まとえるスポット探して日々さすらっております。 親子で遊べる場所もご紹介~

撮影禁止箇所がポイントやから足を運ぶしかあらへんわ…

毘沙門堂門跡は拝観ポイントが多く、当時の歴史や文化を楽しく学べるテーマパーク型山寺です。知ると自慢したくなる寺院のひみつや拝観方法を伝授します!

毘沙門堂門跡はひみつが多くて楽しめる山寺

行基によって開かれた天台宗五箇室門跡寺院

毘沙門堂門跡は天台宗五箇室門跡寺院で、戦乱火災後の1665年に山科の安朱に再建された後、時の皇子の入寺によって門跡寺院になり、現在にいたります。創建は勅願を受けた行基による703年です。

歴史や特徴をわかりやすく理解できるひみつ道具があるので、老若男女問わずに拝観を楽しめます。知る人ぞ知るトリックアートは外せない見どころです!

山科盆地の景色を包む山腹の立地がら、四季折々の自然を鑑賞できる京都の穴場的スポットでもありますよ。

毘沙門堂門跡はゆったりした時間配分で拝観しよう

極楽橋を渡っていざ仁王門へ!

毘沙門堂門跡に向かって細い住宅街の路地を上っていくと、開けた空間に小さな橋が現れます。この橋は極楽橋といい、寺の入り口にあたりますよ。石碑や石柱がたくさんあるので、きっとすぐわかります。

毘沙門堂門跡と彫られた石柱は寺号の碑で、後西天皇が行幸された際に賜ったのだそう。後西天皇は毘沙門堂へ最初に入寺した皇子の父にあたるので、毘沙門堂が門跡寺院となるきっかけをつくった人物です。

提灯の大きさに驚く仁王門

極楽橋を渡りると、上るのをちょっとためらう急こう配の階段があり、その上に朱色の映える仁王門が構えています。門の中心にぶら下がる提灯は、ため息がこぼれる大きさです。大人はぶつかる位置にあるので、両脇をすり抜けて門をくぐってくださいね。阿吽の二天像も鑑賞できます。

足の不自由な方やベビーカー使用の方は迂回して、駐車場へと続く道を利用するとよいでしょう。階段には手すりがありますが、段数が多く、かなり急です。

ひみつ道具で本殿をじっくり拝観

本殿には秘仏の毘沙門天が祀られており、宸殿(しんでん)や霊殿とともに拝観できます。拝観料を支払うと、ひみつ道具を手渡されますよ。実態は、音声機能付きのタッチペンと館内図で、見どころごとに音声での案内を受けられる代物です。

すべての音声説明を聞くと、短くても1時間程度はかかります。毘沙門天門跡は見どころが多いので、音声ガイドでより拝観を楽しむのがおすすめです。

廊下を歩くだけでタイムスリップ

拝観ポイントがたくさんあるので、廊下を歩く工程も楽しみましょう。拝観順序は本殿・霊殿・宸殿・本殿で、霊殿と宸殿の間は渡り廊下で行き来します。渡り廊下と一部の回廊を往復する順路なので、復路はぜひ風景を眺めながら進んでくださいね。

霊殿の天井龍、神殿の襖絵と鯉図は、現代でいうトリックアートになっています。毘沙門堂の大きな見どころで、説明なしには絵のトリックを理解できないです。

私がタッチペンの音声に必死に耳を傾けて、ウロウロしながら天井龍を眺めていたら、お寺の方が親切に解説してくださいましたよ。これだから旅はやめられません。

ねじれ桜にも注目!

境内の前庭には樹齢数百年といわれる枝垂桜があり、春には枝垂れ桜を目当てに多くの参拝者が訪れます。宸殿からの眺めも美しく、境内のどこから観ても感動する桜です。

一方で、主役桜の近くにはぐるぐると幹がねじれた桜(命名:著者)も健在!なにがどうなってこうなったのかと頭の中もぐるぐるするような桜に、つい、私はくぎ付けとなりました。あなたも境内でこのねじれ桜を見つけてくださいね。

京都の歴史と自然をゆったり楽しもう

毘沙門堂は門跡だけあってか立派な勅使門があります。勅使門とは天皇行幸の際に利用される門で、現在は毘沙門堂門主の普山式以外は開門されません。いわゆる開かずの門となっており神秘的です。

門へと続く緩やかな石畳の階段に、天皇を敬う気持ちが感じられ、勅使門周辺は優しい空気感に包まれています。秋は真っ赤なもみじが階段を埋め尽くして幻想的です。

京都は紅葉シーズンには、どこもかしこも観光客でごった返します。山科区はわりと落ち着いて京都の美しさを鑑賞できるので、京都から一駅越えて、ぜひ山科の毘沙門堂門跡へ足を運んでみましょう!

毘沙門堂門跡へのアクセス

電車でのアクセス

JR・京阪・市営地下鉄の山科駅より徒歩約20分です。

車でのアクセス

名神高速の京都東ICより約40分です。

境内に無料駐車場があります。

住所|〒6078003 京都市山科区安朱稲荷山町18
営業時間|AM8:30-PM17:00(冬季は16:30まで)
定休日|なし
電話|075-581-0328
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