瀧谷不動尊は空海が開基した日本三不動の一つ!ご利益に眼病平癒

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私の出身地は大阪です。在職中は国内各地を仕事でまわりましたが、今は気のむくままに向かう小さな旅先で出会う風景写真を撮り楽しんでいます。新緑映える山尾根歩きや古人訪ねる歴史探訪の旅が気に入り面白いです。

瀧谷不動明王寺の不動明王ば守護仏どすて崇敬すた当時の楠木正成

日本三不動の一つ、瀧谷不動明王寺のご本尊は不動明王です。真言宗智山派の修行道場で毎日祈祷が努められ、参拝者の希望で厄除けなど、さまざまな願いごとの成就を祈願する護摩祈祷が受けれる寺院。眼病平癒で有名な瀧谷不動明王寺のご本尊霊験パワーのご利益は病気平癒・厄除けにとどまらず眼が嵩じて、仕事の芽も出るようにと商売繁盛の願いでる参拝者も多く、いろいろな祈願に参られる滝谷不動尊です。

滝谷不動尊とは

本堂入り口は倶利伽羅剣の石柱門

瀧谷不動明王寺は、1200年前に弘法大師が開基した歴史ある道場。本堂に祀られるご本尊の三体は、伝承に大師一刀三礼の不動明王と脇侍の霊像と敬われています。ご本尊の不動明王と両脇侍のこんがら童子とせいたか童子は、重要文化財に指定されています。

眼病平癒・厄除けなどの護摩祈祷で知られる滝谷不動尊寺は、近畿三十六不動尊霊場第32番霊場です。東西走る道路を挟み本堂中心の北側境内と、南側境内には山斜面に接して三宝荒神堂などの諸堂が並ぶ広い境内です。

滝谷不動尊の広い境内

本尊祀られる本堂横の法楽殿

厄除け日輪観大師と役行者が祀られる法楽殿は、参拝者の希望でお堂前に車を止めて交通安全祈祷が行われます。春期大祭で毎年五月二十八日にお堂前で勤められる柴灯大護摩供は、不動明王を御本尊として、天下泰平と国家安穏や萬民富楽等を祈念する滝谷不動尊の大事な年中行事です。大峰山の修験者百数十名で勤める大正初期から続く、盛大かつ、修験道最高の大法儀なんです。大きな炎の中に護摩木が投じられ焚きあげらる荘厳で神秘的な情景を見ることができます。

法楽殿横にある観音堂

現在の本堂が明治時代にできるまでは、滝谷不動尊の本堂はご本尊が聖観音菩薩の観音堂でした。観音とは「音を観る」ですが、仏教の見聞一致で聞くのと観るのは同じ意味で、人々の苦しみの声を聞いて救ってもらえるという、言わば参拝者の願いごとを聞いてもらえる菩薩さまのお堂です。

観音堂は慶長年間の再興時の建立で特に歴史があり、桁裄(正面)と梁間が三間で寄せ棟造の本瓦葺きで一間向拝(ひさし)付きの由緒ある建物です。

境内散策にお薦めの参拝堂

水掛不動尊祀る一願不動尊

一願不動尊のお堂は南側境内の滝行場手前にあります。死後の初七日に導きを授ける不動明王の本来の姿は龍だそうで、水をかけて祀られる石像の不動明王と両脇侍のお堂は願絵馬奉納所にもなっています。

毎月28日に滝谷不動直属の山伏により護摩供が勤められ、不動明王の前で護摩を焚く祈祷は仏説聖不動経の「無相法身、虚空同体」にいわれる参拝者祈願のご利益がかなえられる宗教的儀式作法です。

滝行場の瀧不動堂

一願不動尊から坂道奥の谷間に下ると、一筋になった滝の行場と不動明王が祀られる滝不動堂があります。滝行場の川沿いに泥鰌が入った「身代わりどじょう」缶が置かれ、流れる川に泥鰌を放し眼病平癒を祈願すれば泥鰌が身代わりになり平癒する仏事の放生会に基づいた信仰です。

滝行場の前にある石畳の中に二つの穴があいた石は眼病にご利益のある隠れた穴場と言われ、この水を目にあてて祈願される信者もいたと伝わります。

南側境内の山上見どころ

西国三十三所堂入口の参詣道

南側境内の石段参拝道を登り鳥居を過ぎると、聖観音菩薩立像が祀られる観音惣拝所があり、先にある西国三十三所ミニ霊場巡りに通じる言わば参拝入口にあたります。

観音惣拝所過ぎて扇形のお堂が西国三十三所堂(お砂踏み霊場)で、西国三十三所の御本尊をお祀りするお堂です。西国観音霊場のご本尊の観音さまがお堂に勢揃いし、順番に参詣すると西国三十三所の札所巡りと同じ御利益が期待できるとされています。

三宝荒神堂から望む多宝塔

南側境内の山上は好眺望スポットで、北側境内の高台に立つ多宝塔が良く見えます。2層の多宝塔の内陣に祀られるのは金剛界大日如来と両界曼陀羅で、本堂背後にある裏山の石階段を120段ほど登り鎮守社を過ぎた高台に立っています。

南側境内の山上に立つ三宝荒神堂の祀り神の三宝荒神は「かまど」の神と知られる家族の守護神で、桁裄三間の千鳥破風に一間向拝の三宝荒神堂は唐破風の屋根造りで見栄えするお堂です。

滝谷不動尊へのアクセス

電車での行き方

最寄り駅は近鉄長野線、滝谷不動駅です。滝谷不動駅で下車し改札出口を左に線路沿い歩き守屋狭山線道に合流し左折、近鉄線踏切を過ぎてから約15分で道路沿いに面した滝谷不動尊に到着します。

車での行き方

大阪の富田林地区より旧外環状線R170号を石川に並走し、近鉄長野線滝谷不動辺りの錦織交差点を曲がり、R202守屋狭山線を走行します。石川の橋を渡って約3分ほどで滝谷不動尊の無料駐車場に到着します。

住所|〒584-005 大阪府富田林市彼方1762
営業時間|AM8:30-PM16:30(寺務所受付)
定休日|なし
電話| 0721-34-0028
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