出島へは130年ぶりに開通した表門橋を渡って鎖国時代にタイムスリップ

オランダ人のカピタンになった気分で出島を満喫しようで~

鎖国時代に唯一世界に開かれていた「出島」。教科書にも載っている、誰もがご存知の有名な場所ではないでしょうか。長崎が本気を出して出島を再現していますよ。鎖国時代へタイムスリップの旅にでかけましょう。

表門橋を渡って出島に入ろう

130年ぶりに開通した表門橋

中島川をかかる表門橋を渡って出島の表門へ。表門橋は2017年11月、130年ぶりに開通し、話題になりました。開通式では橋の上にレッドカーペットが敷かれて、オランダ王室ローレンティン妃殿下と秋篠宮ご夫妻が渡り初めをされました。

本来は石橋だったのですが、新しい表門橋は長さ38.5メートルの鉄製橋。石橋が復元されなかったのは残念ですが、新しい表門橋も趣きがあって、景観も良いと感じました。

ミニ出島で全体像を確認

出島の中にあるブルーの洋館「出島神学校」の近くに「ミニ出島」があります。15分の1のサイズで、昭和51年に制作されました。出島は扇のような形。教科書にもよく出ていたので覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。ミニ出島を見ると、本当に扇型だったんだなーとちょっと感動しました。

出島はもともとは長崎湾に浮かぶような形で作られていたのですが、現在は埋め立てられています。出島のまわりの海だった場所は、現在ではとてもにぎやかな街になっています。

長崎が本気で再現している鎖国時代の街並み

入口は3つあって表門がおすすめ

出島には現在、入口が3か所あります。西側の水門ゲートと、東側の明治ゲート、そして130年ぶりに開通した表門橋からの表門です。表門橋が2017年にできる以前は、陸続きの水門ゲートと明治ゲートだけ。出島に入るという感じは正直言ってありませんでした。「オランダ商館跡」という石碑はあるものの、どこが出島?という感じだったのです。なので、表門橋を渡って表門から出島に入ることをおすすめします。

グリーンが印象的な洋館

表門から中に入ると、左右に新石倉と旧石倉があります。新石倉には総合案内書とシアター、旧石倉は坂本龍馬の海援隊と取引していた商社の石倉です。表門に入って左手の旧石倉側の道を進むと見えてくるのがグリーンが印象的な「旧長崎内外クラブ」です。

明治に入って建てられた、外国人と日本人のお社交の場でした。現在は1階はレストランや当時のゲームができるコーナーで、2階は展示場になっています。

日本最古のプロテスタント神学校

 

旧長崎内外クラブの先、出島の一番東側に建つのが「

」です。なんだか清々しさを感じる、薄い青のペンキ塗り。いかにも洋館という感じの建物で、写真撮影にピッタリですよ。日本に現存しているプロテスタント神学校の中で最も古いのだとか。

東側の明治ゲートの出入り口でもあります。休憩室があるのでゆっくりできますよ。売店には出島のお土産が並べられています。旧出島神学校の前はミニ出島が、斜め前にはシーボルトの植物コーナーがあります。

西側には鎖国時代の街並みが再現されている

出島の西側には、鎖国時代の街並みが再現されていてタイムスリップ気分を味わえます。一軒一軒に役割があったんですね。説明や展示を見ながらゆっくり味わいましょう。私はカピタン部屋が大好きです。オランダ商館長の事務所や住居として使われていました。当時のまましっかりと再現されているのです。

出島の建物には緑青のペンキが良く使われていますが、この色も当時を再現したのだそうですよ。長崎が本気出して出島再現を頑張っているのです。復元はまだ途中。いつか、完全に再現されるといいですよね。

和洋折衷の室内がかわいい

オランダ人の生活の様子が再現されている展示室がいくつかあって、壁紙や調度品がそれぞれ違っていてかわいい感じなのです。畳の上にテーブルと椅子があるのって、日本人の私にはちょっと違和感。畳が傷みそうだな、と思ってしまいました。でも、なんだか独特のステキな雰囲気があって、真似してみたいとも感じましたよ。

壁紙は部屋ごとにいろいろ違っています。「唐紙(からかみ)」という、手刷り模様の紙が壁紙として使われているのです。当時のディナー風景が再現された部屋もありますよ。出島は建物の外側や街並みも楽しいですが、部屋の中がさらに素晴らしいと思いました。

出島へのアクセス

路面電車での行き方

長崎駅前から崇福寺行きに乗車します。出島で下車。すぐ近くに出島があります。

車での行き方

JR長崎駅から大波止や出島方面へ約6分。出島には専用駐車場が無いので、近くの民間駐車場を利用してください。

住所|〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1
営業時間|8:00~21:00  (最終入場20:40)
定休日|無休
電話|095-829-1194
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