寄席は浅草だけじゃない!池袋演芸場が織りなす圧巻の話芸を堪能!

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トラベルパートナー: ybaba

北海道出身。現在は東京都に在住しており、都内のマイナースポットの魅力を伝えるべく執筆しています。旅行では中国・四国地方、瀬戸内海沿岸に足を運ぶことが多く、澄み切った海や雄大な自然の姿を眺めるのが好きです。友達が各地に散在していることや、リゾートバイトの経験もあり、47都道府県の訪問になぜか成功しちゃってます。景色・グルメ・レジャーなどこれまで自分が体験してきたモノを、少しでも多く伝えられればなと思います。

カジュアルな雰囲気が良く、初めて落語を聞かれる方にオススメです!

電気店や高層ビルディングなど、なにかとハイカラなイメージの強い池袋ですが、西口一番街の一画に構えられた池袋演芸場は、都内でも数少ない寄席の一つ。寄席と聞いてぱっと思い浮かぶのは浅草ですが、本スポットは繁華街に展開しているせいかカジュアルな雰囲気が強く、敷居の高さを感じさせないのが嬉しいところ。寄席デビューにチャレンジしたい方は、まずここから始めてみることをオススメします! もちろん寄席ですので演者さんたちの話術は絶品の一言です!

池袋演芸場とは?

演者の息遣いを堪能できる、活気あふれる演芸場

池袋西口一番街にある池袋演芸場は、都内4件の寄席のうちの一つで、落語はもちろん、漫才、講談など色々な芸が執り行われています。1951年に開業しましたが、1970年代に一度廃業してしまいます。当時池袋はほかの土地と比べ開発が遅かったせいか、客の入りが良くないという背景があったようです。事実その影響は現代まで続いており、寄席の中では伝統的に客足が悪いとされています。

しかし復業後、池袋演芸場はそんな状況をことごとく強みに変えていきます! 客足の悪さから会場は小さく、座席数は93席と都内の寄席の中では最も少ないですが、その分演者さんとの距離感は近いため、観ている方も気を遣わずに迫力のある芸を堪能できます。

池袋演芸場に入ってみた!

開場前から行列が!

開場は12時ということで、余裕をもって11時半に到着したわけですが、場前にはすでにこれだけの行列が! 想像の斜め上をいく人気ぶりに驚きを隠せません。コアなファンっぽい方もいる傍ら、私も含め寄席初心者のような方々もたくさん並んでいました。

寄席は全席予約なしの自由席が伝統。チケットも当日券となりますので、やはり並ぶ必要がありますが、こう言った部分も日本の興行らしい一種の趣を感じます。券は会場に隣接するチケット売り場で購入します。

雰囲気溢れる入口

並んでいるときから感じていましたが、とにかく入り口から、まさに寄席というような雰囲気がビシバシ伝わってきます。正直ここまで並ぶとは思っていなかったので、土日の舞台や人気芸人の出演する際は、早めに到着し、先頭をキープしておくのが得策でしょう。

板張りの壁、独特の寄席文字で書かれたお題目、行灯を模した照明など、節々に江戸の風情を感じさせる装飾が見られます。地下へ向かう階段には、テレビ局などメディアからのスタンド花も置かれており、様々な業界から愛好されていることがわかりました。

小さく、近く、迫力に満ちたステージ

開場は地下室にあり、階段を下りてエントランスに入ります。こじんまりとしていましたが、ここにもスタンド花が沢山寄贈されていました。噺家たちのサインなども飾られており、歴史ある寄席としての威厳を感じさせます。

入場券をもぎってもらいようやく寄席内に。想像よりも小さな開場で、一番後ろで立ち見をしても存分に芸人さんたちの迫力を楽しむことができるかと思います。私は前から3列目に座りましたが、開演した時はあまりの近さと声の迫力に驚いてしまいました。

席には折り畳み式のテーブルが引き出せるようになっており、飲食は自由(アルコール類は禁止です)。昼食は西武池袋にある「まい泉」のカツサンドが定番らしく、ゆるゆると皆さん自由にやっていました。

そうこうしているうちにようやく開演。気づけば90近い席は全て埋まり、立ち見客もいる具合に。前座として若人の噺家が「じゅげむ」を披露したのち、落語がはじまり、漫談が挟まり、講談で打たれる扇子の音や王道の漫才など、面白おかしく芸という芸を堪能しました。至近距離で見る噺家さんたちの一挙一動には、言葉では説明しがたい熱量があり、とても心を打たれた時間でした。

池袋演芸場へのアクセス

電車でのアクセス

  • JR池袋駅北口より徒歩1分
  • 東京メトロ副都心線・丸の内線 池袋駅12番出口またはC10出口(副都心線)より徒歩1分
  • 東武東上線 池袋駅12番出口より徒歩1分

※開場・開演時間は上席・中席・下席によって変動します

住所|〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-23-1
営業時間|下記を参照
定休日|なし
電話|033-971-4545
公式サイトはこちら