菊水泉がある養老神社は伝説や歴史いっぱいのパワースポット!

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トラベルパートナー: YUU

出身地は石川県。縁あって、奈良・京都・大阪・石川・静岡と住んでいたため、関西と北陸と静岡東部を中心に紹介できます。主に、史跡・城郭・神社仏閣ときどきグルメと温泉と・・・いうバランスで旅行プランを組むのが好き。動物と触れ合えるスポットにも出没します。旅行者目線で、実際に体験したことを伝えていけたら嬉しいです。

養老神社には、天皇さまもおんさった伝説の泉があるんやて~

苔生した石垣と素木造りの社殿が、養老の大自然に抱えられるように建っている養老神社。そのそばには透明度の高い清水が湧き出ている泉があり、病に効くとして人々に親しまれています。雄大な養老山麓の緑と清らかな泉を見ながら過ごす境内は、大きくはありませんが静かで穏やかな時間が流れます。伝説や歴史に彩られた由緒ある神社で、悠久の時間に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

養老を見守り続ける古社

「養老」を感じられる場所


創建時期は不明ながら、伝説や歴史的な事象から考えても奈良時代養老年間ごろからあるのではないかと推測できる古社。養老孝子坂を進んで渡月橋を過ぎると、右手にすらりと伸びた石段が見えてきます。まるで現実と切り離されたかのような、時間の流れをゆっくりと感じる静かな境内には、涼やかな水音が響きます。泉を清水が満たすパワースポットへ、心も体もリフレッシュしに行きませんか。

少し入ったところなので見逃し注意!

まるで山麓へと駆け上がるような階段


養老神社は、川に沿って養老孝子坂から少し入ったところ。養老の滝へ向かう道すがら立ち寄ることが出来るような立地にあります。真っ直ぐに伸びる階段を見て、思わず気が遠くなった方もいるかもしれませんが、右手に緩やかな坂の迂回路があるのでご安心を!階段が辛い方はこちらからどうぞ。石段の下には水汲み場があり、菊水泉から流れてきた清水を汲んで持ち帰ることが出来ます。そのため、この水汲み場や菊水泉、二カ所を繋げる小川も汚さないように気を付けましょう。

万代橋から続く小道からも行ける


養老の滝近くにある万代橋を通る形で神社へ向かうことも可能です。森の小道は人があまり通らず、自然を満喫できますよ!手前に金毘羅さんのお社があり、鳥居の手前にひょうたんの口から水が出ているお手水場があれば、養老神社の目印。周囲には養老の滝以外にも多くの観光スポットがあるので、合わせて回りたいところ。お腹が減った時は養老孝子坂へ向かうのがベストです。

長く人々から愛されるパワースポット

別名を「養老天神」


御祭神は菊理媛命に加え、永正元年(1504年)に菅原道真を合祀。そのため別名を「養老天神」または「菊水天神」とも呼ばれています。実は養老公園の遊園地である養老ランド内には分社があります。御朱印は祈願した方だけに授与する形です。他の寺社のように社務所で誰でも頂けるわけではないので注意。他の寺社のような形態にするかは検討中とのこと。御利益は天神さまなので受験合格や学業成就、立身出世といったものが並ぶなか、健康や長寿を願うものも。その理由は、この境内周辺で湧く水にあります。

元号と地名の由来になった御利益


「続日本紀」の中に、この泉ではないかと思われる記述があります。美しく聡明な女性であった元正天皇がこの地に来た時のこと。「私も手と顔を洗ってみたところ、肌はすべすべになり、痛かったところは癒えました。自分の身をもって効果を体験したのです。この泉の水を飲用した者のなかには白髪が黒髪になり、薄毛の場合は生えてきて、目が良くなり、病がことごとく治ったとのこと。したがって、老を養う性質があるのでしょう。」この経験に感激した元正天皇は元号を「養老」に変えました。この話が元となり、地名も「養老」になったとのこと。

悠久の時間を感じるスポット

霊泉と若水取り神事


日本名水百選のひとつでもある「菊水泉」。春分の日には、春を告げる神事「若水取り」が行われており、風物詩となっています。泉に向かって雅楽などが奏でられ、神社に竹筒で汲んだ水を奉納することで安全祈願をする行事であり、養老の人々が観光シーズンに入ることを感じるイベントでもあります。若水取りの際に参加者が若い木こりの格好をしているのは、養老孝子伝説に登場する親孝行の源丞内の姿。父に飲ませてあげた若返りの水というのが、この菊水泉の水だといわれているのです。

万葉集関連の歌碑があります!


神社のお手水場の近くには沙弥満誓万葉歌碑が立っています。満誓は美濃守として元正天皇の養老行幸や養老改元を実現させた偉人であり、同時に大伴旅人や山上憶良らと歌壇で活躍した歌人でもありました。神社のそばに建てられた歌碑にある、世のはかなさを詠んだ歌は万葉集に収録されています。年号「令和」によって万葉集にスポットライトが当てられる昨今、興味のある方はお立ち寄りを!

養老神社へのアクセス

電車でのアクセス

JR大垣駅で養老線へ乗り換え、養老駅で下車。養老線養老駅から養老の滝まで伸びる道を徒歩27分。

バスでのアクセス

土日祝日限定で無料シャトルバスが出ています。養老駅から乗車し、松風橋バス停で下車。川を渡って、徒歩10分。

車でのアクセス

・名神高速道路養老ICからは10分。大垣ICからは20分。関ヶ原ICからなら30分。
・水郷街道258号線からであれば、30号線もしくは213号線を経由して養老公園へ向かいましょう。
・専用駐車場が無いため、養老公園内の駐車場や交通安全協会の駐車場を利用してください。

住所|〒503-1254 岐阜県養老郡養老町高林1298-1
営業時間|なし
定休日|なし(駐車場の営業時間 9:00~17:00)
電話|0584-32-0501(養老公園)
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