白壁土蔵街は情緒豊かな城下町の名残り!街路沿いに鯉泳ぐ瀬戸川

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私の出身地は大阪です。在職中は国内各地を仕事でまわりましたが、今は気のむくままに向かう小さな旅先で出会う風景写真を撮り楽しんでいます。新緑映える山尾根歩きや古人訪ねる歴史探訪の旅が気に入り面白いです。

瀬戸川沿いに白壁土蔵街の散策は喧騒忘れて楽しめっ飛騨ん風流

岐阜の小京都となぞらえられた飛騨古川は隣り町の高山の派手さは有りませんが、静かで喧騒がなく落着いた城下町の名残りある街です。瀬戸川沿い街路の散策は、白壁土蔵や出格子商家が連なる町並み風情が楽しめてゆったり過ごせます。人気のアニメ映画「君の名は」で飛騨古川駅が登場し一躍飛騨古川の知名度が高まり、素朴なこの里に訪れる若者ツーリストも増えてノスタルジックな郷愁に満たされる飛騨一角の観光スポットです。

飛騨古川の白壁土蔵街とは

瀬戸川沿いに連なる白壁土蔵

白壁土蔵街のある飛騨古川は増島城の城下町として発展し、隣り町の高山と同様に江戸時代には徳川幕府の直轄領で整備されました。街中を流れる瀬戸川には1000匹ほどの鯉が回遊し、川沿い白壁土蔵街と石垣が累々と連なる町並は風情あふれる人気の観光スポットです。

瀬戸川沿いの白壁土蔵は防火対策上を考案されて、土蔵が集まり現在に至る白壁土蔵街と伝わります。11月下旬から4月上旬時期は瀬戸川に泳ぐ鯉も寒さから守るため増島城跡の天神池に引っ越しで、この時期は瀬田川の人気物不在で少し寂しさ漂う白壁土蔵街です。

小京都の趣き漂う飛騨古川

寺の石垣と新緑眩しい瀬戸川沿い街路

岐阜県内で疏水百選に選定受けた瀬戸川は、約400年前に増島城の濠の水を利用し新田開発のために作られた用水です。野菜なども洗えるきれいな用水でしたが、高度成長期に汚れて瀬戸川の美化運動で鯉が放流され再び綺麗な川に戻りました。

冬季除き白壁土蔵やお寺の石垣を背景に約1000匹の鯉が悠々と回遊する瀬戸川は、城下町の風情を残す飛騨古川の観光スポットになっています。行楽時期も飛騨古川は観光客で溢れることも少なく、ゆっくりと街中の酒蔵やお寺巡りで散策楽しめる静かな飛騨の里です。

小雪舞い散る初冬の瀬戸川沿い白壁土蔵街

情緒かもしだす鯉がいない瀬戸川は、観光客の少ない積雪がある冬の間に除雪した雪を流すための流雪溝に利用されています。飛騨古川の瀬戸川周辺は90年代から景観損なう無粋な電柱も撤去され、街灯や街路樹も整備されて見栄えする景観になりました。道に段差や傾斜を無くした瀬戸川沿い白壁街路も、町の景観を楽しむ歩行者にやさしい散策路になっています。

白壁土蔵街と袂に流れる瀬戸川の情感溢れる飛騨古川の町並は一度大火で中心部を焼失しましたが、後に飛騨の伝統的な建築技術で再建されて現在の美しい飛騨の里に復活しました。

絵になる瀬戸川回遊する鯉の風情

風流な白壁土蔵と鯉泳ぐ瀬戸川沿い街路灯

飛騨古川の散策前に飛騨古川まつり会館・飛騨の匠文化館の両会館の立寄りは、飛騨の受け継がれた祭や伝統が認識できるのでお薦めです。四季折々に見せる景観はそれぞれに風流で、城下町の飛騨古川の顔ともいうべく白壁土蔵街と袂を流れる瀬戸川周辺の散策路が観光スポットです。

歴史のある白壁土蔵街は江戸時代に当地の増島城主・金森可重が隣り町の高山と同じ町造りを奨励し、武家屋敷と一般町民の境界に用水が造られた瀬戸川が今の飛騨古川の町並原点に至っています。

ゆっくり時の流れるオリエンタルな風景

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飛騨古川のメインロードは白壁土蔵街沿い瀬戸川の反対側で、造り酒屋や重厚な町並みが続く壱之町です。広くない町の周遊は壱之町や瀬戸川沿い土蔵街とは違った趣きある宿や商店が軒連ねる弐之町通り、地域の日常生活の匂い漂う住居街辺りの三之町まで2時間ほどの散策路です。

喧噪離れゆったりした旅にお薦めの飛騨里の古川は、隣り街の高山に比べて観光化されておらず商業施設も少ないぶん静かで落ち着いて観光を楽しめます。

心に灯る飛騨古川のお祭り

家内安全願う幻想的なきつね火祭り

飛騨古川で毎年9月第4土曜日行われる「きつね火まつり」は沿道に多くの人が集まり、 闇夜に松明を照らしながら数十人のきつねの嫁入り行列が現れる古くから伝わるおとぎ話が蘇ります。きつねの嫁入り行列に付き添うお伴はきつねメイクや仮装をした地元の人で、一緒に楽しむ言わばハロウィーン風の飛騨の里祭りです。

狐姿の花婿花嫁は全国応募から選ばれたカップルで幻想的な雰囲気のなか狐夫婦の結婚の儀が執り行われて、五穀豊穣や家内安全と商売繁盛などの御利益が沿道の人にもあるようです。

縁結び願うロマンチックな三寺まいり

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♡ 2016.01.15 #飛騨古川三寺まいり に 行きました! ♡ 早めに夕飯食べてたら、ニュースで現地から中継をやってたので、今から行く?(・ω・)ってなって、行ってみました! ♡ 飛騨古川三寺まいりわ、 縁結びが叶うおまいり らしいです! 川沿いにわたくさんのロウソク! 白わ縁結びをお願いする人、 赤わ願いが叶った人が立てます! 着物をレンタルして歩いてる人も たくさんいました(^^)! ごはん食べてから行ったのに、 美味しそうな出店たくさん出てて 結局いろいろ食べてしまったorz いろいろ歴史がある行事なので、 詳しいことわ飛騨古川三寺まいりでググってみて!

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飛騨古川冬「三寺まいり」は親鸞聖人を偲び毎年1月15日(お七夜様)に町にある本光寺と、真宗寺に円光寺の3つのお寺を参詣する伝統行事です。縁結びのご利益でお参りに全国から訪れる若者の観光客も増えて、瀬戸川沿いに灯る幻想的なろうそくと着物姿のお参り姿の日本風エキゾチックな風景が楽しめます。

古く昔から続く伝統風習で昔に野麦峠を越えて出稼ぎに行った娘たちが着飾って瀬戸川沿いを歩いて巡拝し、男女の出逢いが生まれたことから縁結びが叶うお寺参りと全国に知られています。

白壁土蔵街へのアクセス

電車での行き方

白壁土蔵街の最寄り駅はJR高山本線の飛騨古川駅で、JR高山駅から富山方面に向かって三つ目の駅で下車します。飛騨古川駅前のバスロータリーから壱之町方向に歩き、まつり広場・飛騨古川まつり会館を通り過ぎて5分ほどで円光寺の瀬戸川沿い白壁土蔵街に到着します。

車での行き方

近畿・名古屋方面からは東海北陸自動車道の飛騨清美ICに向かい中部縦貫自動車道に乗り継ぎ高山ICで降りて、約10km先の古川地区には国道R472を宮川に沿って走行します。車は飛騨市役所の無料駐車場がお薦めです。

富山方面・東京方面からも最寄り高速道路を利用し東海北陸自動車道に乗り継ぎ飛騨清美ICで降りるのが、飛騨古川の直近アクセス経路です。飛騨清美ICから古川地区まで距離は約20kmで、冬季は積雪情報と道路交通情報の事前確認が必要です。

住所|〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町
営業時間|AM9:00 - PM17:00
定休日|なし
電話|0577-73-2111 (飛騨市商工観光部観光課)
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