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- 福岡生まれの福岡育ち、九州周辺を旅行することが多いです。 お寺や神社が好き。子供と遊べるような公園や動物園などもよく利用します。
唐津の有名イベントである唐津くんちで使用される曳山、それが行事期間以外の時期に展示されているのが曳山展示場です。唐津らしさを味わえ、ゆっくりと曳山が見れる場所になっています。
唐津の心と言えば曳山
唐津名物唐津くんち

唐津の神事であり、有名なお祭りであり、観光の目玉にもなっている「唐津くんち」。その中で重要な役目を担い、大切に守られているのが曳山です。
曳山を引く人たちは曳子と呼ばれ、祭りの本番だけでなく普段から交流を持ち親睦を深めています。唐津の町で生活する人たちを繋ぎ、彼らを盛り上げているのが曳山であり、唐津くんちなのです。
そもそも曳山とは?
曳山は唐津の魂

曳山とは唐津の有名行事である「唐津くんち」で使われる山車のことです。鯛や獅子舞のような人形を中心に、華やかに飾られたものでこれを囃子の音色に合わせてエイヤ、ヨイサの掛け声と共に引っ張ります。
曳山は豪華な漆の工芸品で作られており、その制作費は現在の価値でだと1億から2億円に相当すると言われているんです。
唐津くんちは唐津神社が中心

唐津くんちは唐津神社の秋季大例祭で行われる行事のことを指します。1600年代に始まったとされるかなり長い伝統があるもので、「唐津くんちの曳山行事」は平成27年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
現在も唐津くんちの期間中にはのべ50万人を越える人たちが出入りし、唐津だけでなく佐賀のの観光行事としても重要な役割を果たしているお祭りです。
曳山がいつでも見れる
唐津に来たら1度は行きたい
そんな曳山を唐津くんちの時期以外にも診ることが出来るのがこの曳山展示場です。行事期間中以外はここで展示され、ガラス越しですがかなり間近で見れるようになっています。
曳山は粘土で形を取り、その上に和紙を貼り乾かしてから粘土を外す張り子のような製法で作られたものです。さらに上から漆を塗り金箔や銀箔を貼っており、非常に見ごたえがあり豪華ですよ。
今日の記念に写真を撮ろう
曳山の前には撮影スポットが設けられており、日付と一緒に記念撮影が出来ます。旅行の記念にもおすすめです。
曳山は全部で14種類、各町ごとに作られており力強い獅子舞のような赤獅子と青獅子、ちょっと面白い浦島太郎と亀や珠取獅子、有名武将の株とを模したもの、鯛や飛龍といった縁起物など様々なものが並んでいます。私は可愛い顔立ちの魚屋町の鯛がお気に入りです。
お土産もたくさんの展示場
曳山展示場ではお土産の販売も行われています。このコーナーまでは入館料なしで入れるようになっており、買い物だけすることも可能です。かなり品揃えがよく、特に唐津くんち関連の商品は近くでは一番揃っていると評判です。
Tシャツのカラーバリエーションもたくさんあり、他にも迫力がある商品からデフォルメされた可愛いものまで好みに合わせて買うことが出来ますよ。
こんな面白い商品も
マスキングテープなどの珍しい商品も販売されています。伝統行事とはミスマッチな気がするかもしれませんが、値段も手頃でちょっとしたお土産にも面白く、オススメですよ。
展示場の定休日は下に記入していますが、唐津くんち含む行事が行われている日やその前後はそもそも曳山がなく、見学ができないこともあるので注意してください。
曳山展示場へのアクセス
車を利用する場合
車でのアクセスは国道204号線を経由します。駐車場は20台、そんなに混みませんし周囲にはコインパーキングもあります。また長時間見学する施設ではないので、もし満車でも少し待てば開くでしょう。
公共交通機関を利用する場合
JR唐津駅から徒歩10分、唐津バスセンターから徒歩5分とアクセスしやすい立地にあります。タクシーもおおい場所なので、歩くのが難しい場合も安心ですよ。
Address | 〒847-0014 佐賀県唐津市西城内6−33 |
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Hours | 9:00~17:00 |
Closed | 12月29日~31日 12月第1火・水曜日 |
Tel | 0955-73-4361 |
Web | http://www.karatsu-bunka.or.jp/ |