圧倒的知的興奮!くにたち郷土文化館を徹底解説!

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トラベルパートナー: ybaba

北海道出身。現在は東京都に在住しており、都内のマイナースポットの魅力を伝えるべく執筆しています。旅行では中国・四国地方、瀬戸内海沿岸に足を運ぶことが多く、澄み切った海や雄大な自然の姿を眺めるのが好きです。友達が各地に散在していることや、リゾートバイトの経験もあり、47都道府県の訪問になぜか成功しちゃってます。景色・グルメ・レジャーなどこれまで自分が体験してきたモノを、少しでも多く伝えられればなと思います。

ふらっと行ってみましたが想像を凌駕する体験の連続でした。

JR矢川駅から少し歩いたところ、人気の少ない場所に建てられたくにたち郷土文化館は、まさに教科書に載っているような郷土・地域資料が満載! 歴史好きな人はもちろん、そうでない人にも目を見張る体験をもたらしてくれることでしょう。遺跡や古墳など発掘活動が盛んな国立市周辺ですが、本所は指折りの資料数と充実した企画展を実施しており、1日では堪能できないほど魅力に溢れています。今回はそんなくにたち郷土文化館の見どころを、余すとこなくお届けできればと思います。

くにたち郷土文化館とは?

歴史・文化・自然との調和を目的とした地域博物館

「歴史・文化・自然との調和」をコンセプトに活動しているくにたち郷土文化館は、多摩地域の郷土・民俗資料を始め、生態系をテーマとした動植物の標本、当時の人々の生活を反映した文献や写真などがふんだんに展示されています。

構造は1階と地下1階があり、1階のエントランスホールには国立の自然をテーマとした郷土資料がフットパネル式で楽しめます。

常設展示室は地下1階に敷設されており、歴史、暮らし、自然など様々なコンセプトに分かれて展示が行われています。特に史料については国指定重要文化財として認定された「大形石棒」など、他の博物館では目にすることのできない珍しいものも取り扱っており見ごたえは十分。

期間限定の企画展なども多数実施され、珍少な所蔵物を間近に触れることで、これまでとは違った文化体験がもたらされることでしょう。

くにたち郷土文化館の見どころ

フットパネルで資料が見学できるエントランスホール

まず足を踏み入れて目にするのは、長く伸びるエントランスホール。一面ガラス張りの景観がなんとも先進的な雰囲気を放っています。直線のホールを歩いていると何やら足元にガラス張りの床が。

上から床を覗くと、国立市の郷土資料や土器、植物などが展示されていました! 一風変わった展覧方法が興味深く、資料も当時の状況がそのまま保存されており、非常に面白い体験をすることができました。

地域の生態系をど迫力で目にできる自然コーナー

地下1階の展示室に向かうと、早速目を惹かれたのは自然コーナー。国立市や多摩周辺生態系をテーマに、様々な動植物の標本が展示されています。中でも鳥の標本は近くで見ると迫力があり、ハシボソガラスやメジロ、カワセミなど種類も豊富でつい魅入ってしまいました。

他にも多摩川に生息する淡水魚が水槽で飼育されていたり、虫の標本があったりと見応えは申し分なく、地域の生態系や自然の息遣いを学ぶいい機会だったと思います。

歴史コーナーに展示される郷土資料は見応え抜群!

ついで歴史コーナーの常設展示室。広々とした空間にふんだんに展示されている郷土資料に出迎えられ入室します。国立市周辺に点在する古墳や遺跡から発掘された土器や銅具、農作業に使われた鍬や草履など、歴史の教科書で目にしたことのあるような道具が良好な状態で現存されており、当時の生活風景を容易に想像させてくれます。

現在最大の目玉である、緑川東古墳から出土された「大形石棒」は男性の生殖器を連想させ、子孫の繁栄や豊かな実りを祈願するために用いられたと言われています。国指定の重要文化財をゆったりと見学できるチャンスですので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

期間限定の企画展も最高でした!

現在くにたち郷土資料館では、「カメラが写した国立」と題した企画展を開催しています。(2019年12月1日まで 入場料無料)

戦前・戦後の国立周辺の生活風景を映し出した写真が展示されており、当時の人々の生活や戦時下での複雑な感情が伝わってきます。昭和初期の三脚写真機や、電球ボックスなど、時代を彷彿とさせるような遺物も展示されており、現代と対比する中で歴史の爪痕について改めて考えらせられました。

くにたち郷土文化館へのアクセス

電車でのアクセス

JR南武線矢川駅より徒歩10分

バスでのアクセス

  • JR南武線矢川駅より、立川バス 「国立操車場」「国立泉団地」行き 「くにたち郷土文化館」下車
  • JR中央線国立駅南口より、立川バス 「国立操車場」「国立泉団地」行き 「くにたち郷土文化館」 下車
住所|〒186-0011 東京都国立市谷保6231
営業時間|AM9:00-PM5:00(入館はPM4:30まで)
定休日|ホームページのカレンダーを参照
電話|042-576-0211
公式サイトはこちら