日本銀行旧小樽支店金融資料館でお金の勉強をしよう!

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トラベルパートナー: yui

出身地は北海道札幌市。得意なエリアは東南アジアです。世界遺産と写真とグルメが大好き。世界の海でダイビングもしています。

歴史的建造物の中にある貴重な資料館へ入ってみるべさ〜

札幌から車で約40分、電車で35分で着く人気の観光地、小樽。ここには今も当時の石造り倉庫や建築物が残っており、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。中でもここで紹介する日本銀行旧小樽支店金融資料館は、当時の建物をそのまま生かした一際目を引く外観です。今は中は金融資料館として、子どもから大人まで楽しめる場所となっています。

もともとは日本銀行小樽支店だった

日本近代建築を象徴する建物

日本銀行旧小樽支店金融資料館の建物は、日本近代建築の礎を築いた辰野金吾らが設計した建物となっています。辰野金吾といえば赤レンガで有名な東京駅の設計者であり、日本銀行旧小樽支店は1912年に完成しました。外観はルネッサンス様式を取り入れ、屋根には5つのドームが配置されています。外壁はレンガの表面にモルタルを塗り、石造り風に仕上げているのが特徴です。この通りはかつて北のウォール街と呼ばれ、他にも有名な銀行のレトロ建築が並ぶ通りでもあります。

金融資料館でお金について学ぼう

ロビーは営業場カウンターをそのままに

歴史的建築物を生かして、今では内部は日本銀行の歴史や金融の仕組みをわかりやすく紹介する金融資料館となっています。内部はところどころ日本銀行小樽支店の面影を残しており、資料館として学びの場でもあり、貴重な建築物の内部を見学もできる貴重な建物となっています。中に入るとまず目に入るのが、ロビーにずっと奥まで並ぶ営業場カウンター。ここは日本銀行旧小樽支店の窓口として使われたカウンター。岐阜県赤坂産の大理石が使用されています。今でも窓口の文字は残ったままで、当時の繁栄が目に浮かぶようです。

フクロウが見守る銀行として

建物の中に入ると、まずは天井からずっと見上げてみましょう。柱の上にある、フクロウの姿に気がつくはずです。このフクロウは、アイヌの守り神シマフクロウをモチーフにしたとされ、内壁に12体、外壁に18体あります。職員がいない夜は、このシマフクロウが支店を見張っていると言われていました。北海道らしさを感じられる像となっています。

日本銀行の歩み

金融資料館は全部で7つのコーナーに分かれています。入ってまず吹き抜けの空間に広がるのが歴史展示ゾーンです。ここでは旧小樽支店のつくりや辰野金吾の元で設計を実質的に担った長野宇平治の実績を紹介しています。また、日本の金融経済の歴史の中で日本銀行が誕生以来担ってきた役割を、当時の資料を織り交ぜながら紹介する日本銀行の歩みコーナーも見ごたえがあります。お札ギャラリーでは、第二次世界大戦後から現在に至るまでの日本銀行券、すなわちお札を展示しています。懐かしい紙幣を見つけることができるでしょう。

体験コーナーでお金を身近に感じよう

建物を奥に進むと、体験コーナーが広がります。ここでは、日本で唯一お札を発行している銀行である日本銀行にまつわる知識を体験的に学ぶことができます。お札の一生や偽札を防ぐ技術などが視覚的に楽しく展示されていたり、クイズ形式で展示されており、大人も子どもも楽しめるコーナーになっています。また、物価の安定や金融システムなど、日本銀行が担う仕事の難しい部分も、出来るだけわかりやすく解説しています。家族で訪れた際には、このコーナーを通して楽しむとよいでしょう。

一億円を持ち上げてみよう

日本銀行旧小樽支店金融資料館で見どころの一つが、一億円を持ち上げることができるコーナーです。お札やお金は身近であっても、日本銀行が毎日扱う膨大な量のお金に関しては、あまり想像することができません。一億円という言葉の響きですごいお金だとはわかりますが実体がつかめないお金の量を、ここでは実際に目の前に見ることができ、さらに重さも体感することができます。その重さは、両手でしっかりと掴んで持ち上げても重いと感じてしまうほど。お金の価値を実感するコーナーとなっています。

お札の発行について学ぼう

また、お札に関して興味深い展示の1つに、切り刻んだお金の見本の展示があります。小さく切り刻まれたお金はあまり見ることのできない姿です。古くなったお札や、ちぎれて使えなくなったお札を利用しています。また、出口付近にあるお土産コーナーでは、この切り刻んだお札が入ったシャープペンやキーホルダーなど、とても珍しいお土産を買うことができます。ぜひ来館記念に買ってみてはいかがでしょうか。

日本銀行旧小樽支店金融資料館へのアクセス

電車で向かう場合
・JR札幌駅 → 快速エアポート:約32分 → JR小樽駅 小樽駅から徒歩10分

バスで向かう場合

高速バスおたる号:約1時間(北海道中央バス または JR北海道バス)
いわない号、よいち号、ニセコ号、しゃこたん号も乗車可能

※駐車場がないため、公共交通機関で向かうよう推奨。

住所|〒047-0031 北海道小樽市色内 1-11-16
営業時間|夏季(4月~11月)9:30~17:00 (最終入館16:30)冬季(12月~3月) 10:00~17:00 (最終入館16:30)
定休日|水曜日(水曜が祝休日の場合は開館) 、年末年始(12月29日~1月5日)
電話|0134-21-1111
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