三連水車!日本最古の実働する水車は国の史跡文化財!!

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トラベルパートナー: elly

出身は福岡。福岡を中心に、九州の記事も書いています。 自然が好きで、山や海に行っては風景を楽しんだり、地元の美味しいお店を探した後は、温泉に入ってリフレッシュ。美術館や博物館めぐりも趣味のひとつで、出会いや発見には毎回ワクワクしています。 近場なら一人旅、県外なら主人とのドライブを楽しんでます。

お盆の時期しか見ることが出来ない幻の三連水車は凄かとよ!!

福岡県の南東に位置し福岡市の中心部から40キロメートルの場所にある朝倉市、山と川そして田んぼと自然豊かな場所に三連水車はあります。史跡や多くの伝説も残る朝倉の周辺に菱野の三連水車、三島の二連水車、久重の二連水車の7基あり、中でも観光名所ともなっている三連水車、その歴史や役割などについて詳しくご紹介します。

三連水車とは何だろう

福岡県朝倉市にある水車は、筑後川から引いた用水を田に送るため1789年に造られ、日本最古の実働する水車として国の史跡に指定されています。三連水車は、毎分約六トンもの揚水量があり、ゴットンゴットンと音をたてながら動いています。水車の音を聞きながら三連水車の動きをずっと見ていられる程リズムが心地良く感じ、雄大な自然の中にある三連水車を目当てに多くの観光客が訪れます。

受け継がれる技術

現在、朝倉市の三連水車は、約35ヘクタールの周辺の農地を潤しており、田に水を供給し今もなお働き続けています。また松・竹・樫・杉など良質の木材を使った水車は地元の職人によって5年ごとに作り替えられ、その技術は後世へと受け継がれています。

豪雨被害から地域一丸となり復活へ

2017年7月の九州北部豪雨により、三連水車も被害にあってしまいました。大雨で周辺の川があふれた為、濁流にのみ込まれ直径4メートルの水車の約3分の1が流木や土砂に埋まったものの、奇跡的に本体は流されずほぼ原型をとどめた状態で残りました。周辺はまだ災害の爪痕が残っていますが地元の方々が復興に向け前を向いてあるのが伝わります。

お勧めは幻想的な三連水車

昼間の耳納連山をバックに見る三連水車も素敵ですが、暗闇の中に幻想的に浮かび上がる三連水車はお勧めです。ライトアップはお盆期間の19時30分 から21時30分 までと期間限定の為、市内外から3千人以上が訪れ真夏の風物詩となっています。静かな夜に水の音が周辺に響き渡り、水しぶきはライトに照らされ美しく輝く為、日本の美と技を五感で感じることが出来ます。お盆の時期しか見ることが出来ないので、幻の三連水車と言っても過言ではありません。

三連水車がある憩の公園

三連水車の仕組みが分かる

むかし、洪水や干ばつがなどの天災が起きてしまい堀川用水路を造ったものの、土地が高い北側にも水が流れていくようにと自動回転式の水車が設置されました。公園内には水車の代表でもある、菱野の三連水車と同規模のモーター駆動方式の銅製三連水車が。堀川用水路からビオトープ池に水を流し、ポンプにて揚水し公園内の水路へ経由した後、堀川用水路に流しているので水の流れを感じることが出来ます。

公園内を流れる小さな小川

三連水車周辺は農業施設だけではなく、住民や訪れた方々の憩いの場、そして住民とのふれあいの場として改修や整備が行われ、自然や環境の保全とともに水車のまち朝倉としても広まっています。広場では地域の特産品の販売や、人気の動物によるショーなども開催され子供さんから大人まで楽しい時間を過ごすことが出来ます。

地元の方から愛される公園

三連水車が回ると近くのせせらぎ水路へ水が流れる為、子供さんは水路に向かって走り出し水遊びを楽しんでいます。歴史の詰まった三連水車の水の流れや音と共に子供さんたちの歓声が。また、地元の物産館もあり周辺の農家さんが作られた野菜や果物は大変人気なので、遠方からでも多くの方が買い物を目当てに訪れます。広場には東屋もあるので散歩をしたり、春のお花見を楽しむ事も出来ます。観光名所だけでなくお買い物や憩いの場所としてなくてはならないスポットです。

三連水車へのアクセス

車での行き方

・JR久大本線の筑後吉井駅から約10分(約5km)

・大分自動車道・朝倉ICから5分(約2.5km)

公共交通機関での行き方

・西鉄天神大牟田線の朝倉街道を下車し、西鉄バスの朝倉街道より乗車し菱野で下車、徒歩にて約5分

住所|〒838-1305 福岡県朝倉市菱野
営業時間|24時間(実際に回る姿は水稲の作付け期間中の6月中旬~10月初旬)
定休日|なし
電話|0946-22-1111
公式サイトはこちら