五感で感じる江戸の風情!深川江戸資料館におジャマしました!

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トラベルパートナー: ybaba

北海道出身。現在は東京都に在住しており、都内のマイナースポットの魅力を伝えるべく執筆しています。旅行では中国・四国地方、瀬戸内海沿岸に足を運ぶことが多く、澄み切った海や雄大な自然の姿を眺めるのが好きです。友達が各地に散在していることや、リゾートバイトの経験もあり、47都道府県の訪問になぜか成功しちゃってます。景色・グルメ・レジャーなどこれまで自分が体験してきたモノを、少しでも多く伝えられればなと思います。

歴史の博物館としては最も体感を重視した場所ではないでしょうか。今までにない体験をすることができました!

清澄白河界隈の有名スポットでもある「深川江戸資料館」。歴史を語る博物館は数あれど、本所は江戸の町を再現した常設展示をメインに、体感性が徹底追求されており、まさに五感で歴史を堪能できるような体験が盛りだくさん! 入口から出口まで人情溢れる江戸の世界が展開されています。生活や文化に焦点を当てた内容が多く、より私たちに身近な視点で江戸の風景を感じることができるはずです! 今回はそんな「深川江戸資料館」についてリポートしたいと思います。

深川江戸資料館とは?

江戸時代の文化を伝える、「体感型」博物館

1986年に設立された江東区深川江戸資料館は、江戸時代に関する資料等を展示・保存活動を行うほか、区民のコミュニティの場としても機能しており、文化の振興と向上をコンセプトに今日まで精力的に運営が続けられています。江東区の観光スポットとしても名高く、隣接される小劇場では数々のイベントも行われているためか、休日は多くの観光客で賑わっているようです。

本所の最大の魅力と言えるのが、江戸時代末の深川佐賀町の町並みを実物大で再現した常設展示室。当時の人々の生活風景が細やかな部分にまで再現されており、お店や長屋に実際に上がって生活用具などに触れられるほか、音響・照明によって一日に移り変わりを精細に演出しています。そんな「体感型」の展示が、他の博物館と一線を画す魅力と言えるでしょう! 常設展示室の他にも、江戸の生活や文化を中心として展示を数多く行っており、より庶民的な目線で江戸の世界観を堪能することができます。

深川江戸資料館におジャマしました!

常設展示では、リアルな江戸の町が体験できる!

「深川江戸資料館」の最大の見所は何と言っても、江戸の風景を忠実に再現した常設展示室! 入るやいなや見えてくるのは、地下1階から地上2階にかけて吹き抜けで展開される壮大な江戸の町。江戸の町並みとは言えど、時代も時代なのでもう少し閑散とした印象を持っていましたが、瓦葺の屋根がひしめき合う光景を見てそのイメージは完全に覆りました。やはり当時も東京という町は人や住居で賑わっていたのですね。

階段を降りてようやく江戸の町に参戦します! 照明から察するに今は夜のようで、立ち並ぶ長屋には行灯が揺らめいています。普通に歩けるぐらいの明るさはあり、予想よりも人々の生活が活気付いていたことがわかります。路面も今のようにアスファルトではなかったものの、それなり舗装はされていたようです。長屋同士の距離も近く、こうした部分は現代とほぼ似ていますね。

こちらは船宿ですね。当時の船は現代でいうタクシーのような存在で、江戸・大阪を中心に大繁盛したそうです。界隈は遊びに来た客や船員で賑わい、宿屋などがたくさん出来上がっていったとのこと。こうした休息所は社交場として人気が高く、遊里に通う客などには特に愛されていたようです。今もそうですが、当時も江戸や大坂などには川が多く、遊び客にとって船宿は欠かせない存在でした。

他にも茶店・床店、火の見櫓、木挽職人の仕事場など、様々な施設が再現されており、当時の時代背景を細かなところも含めて感じることができます。私は江戸というものに対してあまりハイカラなイメージはあまり持っていませんでしたが、これらを見て、体感したことにより、想像よりも暮らしぶりや生活スタイルが先進的であり、現代のルーツとなって今も息づいていることを実感しました。皆さんもその場にいれば、自分の持っている江戸のイメージ何かが覆ることかと思います。ぜひ隅々まで冒険してみてください!

資料展示、企画展も充実!

再現展示が前面に押し出されている本所ですが、企画展や資料展示もなかなか深いテーマで展開されています。企画展では「江戸のまんが」展と題した展示会が開催(2020年11月8日まで)されており、風刺画・風景画の発展、まんがの商品化、江戸時代の出版事情など、かなりコアな部分に切り込まれており大変見ごたえがあります! 他にも当時の衣類や装飾品の、文芸作品の歴史を紐解いた展示も見られ、コテコテの江戸の世界に骨の髄まで浸れることでしょう! とても興味深い経験ができると思いますのでぜひ足を運んでみてください!

深川江戸資料館へのアクセス

電車でのアクセス

都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」、A3出口より徒歩3分

バスでのアクセス

  • 都バス門33系統 豊海水産埠頭~亀戸駅 「清澄庭園前」下車徒歩3分
  • 都バス秋26系統 葛西駅~秋葉原駅 「清澄白河駅前」下車徒歩4分

車でお越しの方へ

駐車場は6台。高さ制限2mまで。(駐車場の収容台数が少ないため、電車・バス等をご利用ください)

住所|〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
営業時間|AM9:30-PM5:00
定休日|第2・4月曜日(ただし祝日の場合は開館) 年末年始(12/29~1/3) ※1/2、1/3は正月特別開館で展示室のみ開館 臨時休館(設備点検・展示替え等)
電話|033-630-8625
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