勝林院は法然ゆかりの寺院!美男の阿弥陀様や本堂の彫刻が必見

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法然の名はここで起こった出来事をきっかけに広まったんやで

京都の市街地から少し離れたところにある、大原の里。大原は三千院が有名ですが、そのすぐそばに勝林院という寺院があることはご存じでしょうか。ここでは、そんな勝林院の深い歴史や境内の見どころ、アクセス方法などをご紹介します。

平安時代から続く法然ゆかりの寺院

大原を訪れた際は立ち寄って

勝林院は、京都市左京区大原にある天台宗の寺院です。創建は平安時代とその歴史は深く、法然上人二十五霊跡第21番札所にもなっている法然ゆかりの地でもあります。

その境内で見られる秋の紅葉や冬の雪景色は、とても綺麗で癒されるので必見。大原の里を訪れた際には、三千院など近隣の寺院と合わせてぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

勝林院の深い歴史

大原問答が行われた地

勝林院は、835年(承和2年)に円仁によって開かれましたが一度荒廃。その後1013年(長和2年)に寂源によって、浄土宗や浄土真宗の声明の原型とされる天台声明の根本道場として再興されました。

1186年(文治2年)には顕真に招かれた法然が、明遍・証真・貞慶らと浄土宗義についてこの寺院にて問答。この問答は大原問答と呼ばれており、法然の名が世に知れ渡るきっかけとなりました。

風情のある本堂を拝観しよう

別名・問答寺

本堂は初め寂源によって建てられましたが、火災や洪水により何度も焼失・破損し、そのたびに再建されてきました。現在のお堂は、1778年(安永7年)に建てられたものだといわれています。

屋根は杮葺き、柱や床板などは欅造りとなっている風情のある本堂。大原問答が行われた場所であることから、別名「問答寺」とも呼ばれています。内部も拝観できるので、本堂手前左手にある受付で拝観料を納めて中に入ってみましょう。

美男の阿弥陀様

本堂の中には、本尊の阿弥陀如来坐像が。勝林院の阿弥陀如来は、大原問答の際に光を放ち法然が正しいということを示したということから、証拠の阿弥陀とも呼ばれています。

像高約280センチと大きく、木造。目元がキリッとしているのが特徴で、美男の阿弥陀様と呼ばれることもあります。美男の阿弥陀様の指定席という場所が設けられており、そこから見ると一層かっこよく見えるのだとか。ぜひそこに座って見てみて下さい。

本堂の見どころは他にも

本堂には、押すと天台声明が流れるボタンも設置されています。自由に聞くことが可能なので、拝観した際には押して声明に触れてみましょう。流れる時間は短いですが、聞いているときっと癒されるはずです。

また、本堂外側の欄間や手狭も必見。梅の花や松、鶴、菊などの彫刻が施されているのですが、とても繊細で芸術的です。何が刻まれているのか、ゆっくり見ていってみてはいかがでしょうか。

紅葉や雪景色が綺麗

秋か冬に行くのが特におすすめ

大原は、日本紅葉の名所100選にも選ばれている、日本有数の紅葉スポットです。また、山の中にあるので、京都の市街地に比べて雪が降る機会が多い場所でもあります。

勝林院の境内で見られる紅葉や雪景色も、とても美しいので見もの。大原は四季折々の表情を見せてくれますが、勝林院へは秋か冬に行くのが特におすすめです。情緒溢れる景色を、ぜひ写真にもおさめてみてはいかがでしょうか。

勝林院の御朱印は2種類

大原問答と御詠歌の御朱印

勝林院の御朱印は2種類あります。大原問答と書かれた御朱印と、御詠歌の御朱印です。どちらにも、法然上人二十五霊跡第21番札所の朱印が押してあります。

拝観前に御朱印帳を受付に預けると、拝観している間に書いていただけます。拝観時間は16時半までですが、御朱印をいただけるのは16時まで。御朱印希望の場合は、16時までに拝観受付を済ませましょう。

勝林院へのアクセス

電車・バスでの行き方

勝林院は、京都バスの大原停留所より徒歩約10分のところにあります。京都駅や四条河原町から向かうなら、17系統のバスに乗りましょう。乗車時間は、京都駅からなら1時間9分、四条河原町からなら49分ほどです。

車での行き方

名神高速道路京都東ICから約40分、京都南ICからは約60分で到着します。勝林院には、専用の駐車場はありません。周辺に有料の駐車場がいくつかあるので、そちらを利用しましょう。

住所|〒601-1241 京都府京都市左京区大原勝林院町187
営業時間|AM9:00-PM4:30
定休日|なし
電話|075-744-2537(実光院)
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