共星の里は未来へとつながる魅力あふれるスペース

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トラベルパートナー: elly

出身は福岡。福岡を中心に、九州の記事も書いています。 自然が好きで、山や海に行っては風景を楽しんだり、地元の美味しいお店を探した後は、温泉に入ってリフレッシュ。美術館や博物館めぐりも趣味のひとつで、出会いや発見には毎回ワクワクしています。 近場なら一人旅、県外なら主人とのドライブを楽しんでます。

廃校の小学校からゆったり時間が流れる癒しのギャラリーへ!!

朝倉市黒川にある共星の里は標高200~300mの自然豊かな場所にあり、廃校となった小学校の校舎は現在ギャラリーとなり、国内外のアーティストの作品等を展示しています。その共星の里の展示や魅力について詳しくご紹介いたします。

共星の里とはどんなところ

2000年4月に開館し今年で約20年目を迎える共星の里、常設展だけでなく年間4~5回の企画展が開催されます。また100年前のエジソンの蓄音機の生音や、明治・大正・昭和の蓄音機のどこか懐かしい音色も聴くことが出来、今も昔も沢山の方が学べるスポットです。展示は教室だけでなく廊下にもあり、まっすぐ伸びる廊下であっても、まっすぐ進むことが出来ないほど多くの展示物があります。

歴史ある物から身近な物の展示

廊下にある大きなオブジェ

共星の里は時を忘れ一日中ゆっくりと過ごせるアートスペースであり、なかでも石ころアート・Tシャツアート・段ボールアートなどのワークショップは人気です。集うみんなが星のように輝きながら生きていけるようにという意味が込められ、地域の方々と自然を結んだり、人とアートを結ぶ場所でもあります。時間を忘れ、アートを身近に感じつつ、自然につつまれた共星の里では様々な感動を味わうことが出来ます。

懐かしさも残るギャラリー

館内に入ると、昔懐かしい思い出の詰まった木枠の窓や板張りの廊下そして扉、廊下には中央に線があり全てが当時の小学校の校舎のままであり、校舎全体がギャラリーとなっています。教室も展示室となっており、蓄音機がズラリと並んでいたり、日本だけでなく世界中のアーティストの作品の展示もあります。また廊下の中央や壁などにも貴重な展示があり、その中には黒川小学校の校歌や当時の小学生が作ったと思われる可愛らしい作品も展示されており歴史も感じることができる場所です。

様々な場所にある作品

1階から順序よく見学し、廊下や2階へ上る階段の途中にも展示があり、クスッと笑えるユニークな展示から、じっくり見入ってしまう展示もあり来館者は飽きる事はありません。あまりにも展示物が近くにある為、歴史を調べたり作り方や意味など自分なりに考えたりするといくら時間があっても足りない程です。

講堂とは思えないアートスペース

木造の講堂はレストランと作家の作品が気軽に購入できるギャラリーとして活用されています。ユニークな彫刻などが飾られていますが、四季折々の地元の食材を使った食事も楽しめる場所です。共星の里は有料ですが、最後に飲み物をいただきながらアート空間もじっくり楽しめます。また薪ストーブもあり寒くなってくると薪ストーブの暖かいぬくもりを感じることが出来ます。木製の廊下や天井を見ると懐かしい木の温もりを感じ、また足音でさえ心地よく聞こえてくるようなスポットです。

どこかノスタルジックでありつつ現代アートとの融合が素晴らしく感じ、廃校となった小学校ですが、こうやって今はギャラリーとなり人と人のつながりを感じ羨ましくも思えます。共星の里に行くまでには、山道を車で登っていきますが、山や川は工事の途中でありまだまだ震災の影響は大きく行っていいものかと心配になるほどでした。しかし共星の里にあるアートに出会い、見て体感するとパワーを感じる程素晴らしい展示ばかり、そしてどこか安らげる場所でもありました。

九州北部豪雨による震災の影響

共星の里は平成29年7月の九州北部豪雨により甚大な被害を受けてしまいました。雨だけでなく、山からは大きな岩や木々、土砂が流れてきてしまい、校庭は大変なことになってしまいましたが、校庭にある大きなオブジェが校舎を守ってくれました。地元の方々をはじめ多くのボランティアさんのおかげで震災から約一年後には共星の里が復活し現在に至っています。そして復興の証としても多くの方に共星の里を訪れて欲しいものです。

共星の里へのアクセス

車を利用

・九州自動車道太宰府ICより、大分道甘木ICを経由し約50分

・二日市より、朝倉街道を経由し約1時間

住所|〒838-0072 福岡県朝倉市黒川1546-1
営業時間|11:00~17:00
定休日|月曜日・火曜日(祝日の場合は翌日振替有り)  冬季休館:12月~2月
電話|0946-29-0590
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