海外旅行の予算の相場を解説!費用を安く抑えるコツも紹介

公開日:2020/5/1 更新日:2020/5/8

トラベルパートナー:在住トラベルパートナー

海外旅行の計画を立てるとき、「予算がどのくらいかかるのか」が一番気になる部分ですよね。とくに海外旅行が初めての方は、予算の相場がわからずに不安な方も多いはず。そこで今回は、海外旅行の予算の相場をエリア別に紹介していきたいと思います。予算を抑えるコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

海外旅行に最低限必要な予算はどのくらい?


海外旅行に必要な予算として、旅行前にかかる費用と、旅行先でかかる費用の2種類を計算しておく必要があります。

旅行前に必要な費用の内訳

まずは、海外旅行に行く前にかかる費用を4つ紹介します。

1. 航空券代

航空券代とは、目的地に行くために使う飛行機の往復チケット代です。

航空券代は、購入方法や旅行する時期、渡航先の国によって金額が大きく変わります。

例えば日本から最も近い韓国行きなら1万~3万円、ちょっと距離のある北欧のノルウェー行きなら12万円程度です。

また航空券代には、運賃のほかに以下の代金が含まれます。

航空券に含まれる費用と金額の目安

燃油サーチャージ 飛行機の燃料である原油の価格変動にともない発生する代金 1,000~15,000円程度
旅客サービス施設使用料
※成田空港第1、2ターミナル
日本国内の空港使用料 大人2,660円
子ども(2~12歳)1,600円
空港税 旅行先の諸外国の空港使用料+入国税・出国税などをまとめた代金 3,000円前後が主流
(国により異なる)
航空保険料 飛行機搭乗中の事故に備えた保険 100~300円程度

※旅客サービス施設使用料の参照:成田空港 公式サイト

場合によっては、予約する際に提示されていた航空券代に、上記の代金が含まれていないこともあります。

明確な金額を知りたい方は、事前に航空券を購入した航空会社や旅行代理店に問い合わせておきましょう。

2. パスポート&ビザ取得代

初めて海外旅行に行く方はパスポートの申請が必要なので、パスポート代がかかります。

パスポートがなければ、日本を出国することはできません。

パスポートには有効期限が5年のものと10年のものがあり、自由に選べます。

パスポートの申請代

旅券の種類 都道府県収入証 収入印紙
10年間有効な旅券
(20歳以上)
2,000円 14,000円 16,000円
5年間有効な旅券
(12歳以上)
2,000円 9,000円 11,000円
5年間有効な旅券
(12歳未満)
2,000円 4,000円 6,000円

参照:外務省 公式サイト

また、国によっては観光目的の渡航でもビザが必要になります。

ビザとは、わかりやすく言うと「入国許可証」のこと。

ビザを取得し忘れると、せっかく渡航先の国に着いても入国できません。

ビザが必要な国は、以下のとおりです。

ビザがなくては入国できない国

  • インド
  • ネパール
  • カンボジア
  • ミャンマー
  • ロシア
  • エジプト
  • ブラジル
  • イラン

入国の際にビザが必要な国はほかにもあるので、事前に調べておきましょう。

ビザを取得するための費用は渡航先の国によりますが、数千円~1万円程度が相場です。

ビザの申請時に必要なもの

査証申請書 大使館・領事館で手に入る
パスポート 有効期限に余裕があるか確認しておく
顔写真1枚 サイズを事前に確認しておく
申請手数料 国によって異なる※数千円~1万円程度

ビザの申請は、日本にある大使館や領事館でおこないます。余裕をもって、3ヵ月くらい前までには申請を済ませておくといいですよ。

3. 海外保険加入代

海外保険への加入は任意ですが、お守り代わりに入っておくと安心です。料金の相場は、だいたい3,000円前後です。

海外旅行損害保険が自動付帯されているクレジットカードを所持している方は、「海外保険に新規加入しない」という選択肢もあります。

4. 空港までの交通費

空港までにかかる電車賃なども、忘れてはいけません。空港から離れた地域に住んでいる方は、空港近くのホテルに宿泊する費用もかかるので、あらかじめ計算しておきましょう。

現地でかかる費用の内訳

節約旅行を計画している方でも、ある程度のお金を用意しておく必要があります。

海外旅行先で最低限必要な費用を、4つにまとめました。

1. ホテル等宿泊代

宿泊する場所は、ピンからキリまであります。リッチなホテルなら、お値段もかかります。

ユースホステルや民泊を利用すれば、宿泊代をかなり節約できます。

民泊に興味がある方は「Airbnb」というサイトに登録すれば、民泊先を簡単に見つけることができますよ。

2. 飲食代

海外旅行先での食事も、旅の醍醐味ですよね。屋台から高級レストランまで、食事する場所は選び放題。

食事にかかる予算を抑えたい方は、市場やスーパーなどで食材を購入して自炊するのもおすすめです。

3. 遊び代&交通費

旅行先の国で人気の観光地やレジャースポットに行くには、交通費や入場料金などがそのつど必要になります。

旅行に行く前に、ある程度計画を立てて予算を見積もっておくと、後々お金が足らずに困るようなこともありません。

4. お土産代

せっかくの海外旅行。家族や友人、そして自分へのお土産代も忘れずに。

旅行先の国の物価に合わせて、大まかに計算しておきましょう。

エリア別!海外旅行予算の相場【まとめ】

国によって物価や航空券代などが違うので、予算も変わります。

【1週間滞在】エリア別の海外旅行費用の目安

アジア 5万~15万円
ヨーロッパ 10万~30万円
北米&中南米 10万~45万円
オーストラリア 10万~25万円
北欧 25万~50万円

北欧は日本からの距離が遠く物価も高いため、多めの予算が必要です。

アジア旅行の予算の相場

【タイに1週間滞在】予算シミュレーション

航空券代 6万円
ホテル等宿泊代 4万円
飲食代 2万円
遊び代&交通費 2万円
お土産代 1万円
合計 15万円

アジアは比較的物価が安いので、1週間程度の旅なら10万~15万円あれば十分です。

さらに奮発すれば、スパ付き&プール付きの豪華なホテルに泊まることもできます。

タイやベトナム、台湾は、1時間1,000円前後のお得な値段で伝統マッサージやトリートメントを受けられるので、美容目的でプランを立てるのもおすすめ。

アジア料理はヘルシーでおいしいし、屋台なら300円あればお腹いっぱいになります。

ヨーロッパ旅行の予算の相場

【パリに1週間滞在】予算シミュレーション

航空券代 10万円
ホテル等宿泊代 7万円
飲食代 4万円
遊び代&交通費 4万円
お土産代 2万円
合計 27万円

旅のスタイルや場所にもよりますが、ヨーロッパでの1週間の旅の予算は、10万~30万円ほど。

イタリアやフランスに行くなら、世界遺産や美術館巡りがおすすめです。入場料の相場は、だいたい3,000円前後。

物価が高いといわれるパリのコーヒー1杯の値段は平均300~400円。

観光客でにぎわう通りのカフェでは、1杯1,000円のところもあります。

ちなみにヨーロッパのなかでも、「アルバニア」は格安の旅ができる穴場です。

節約すれば、1日の予算が2,000円で済むことも。調べてみると、ヨーロッパにも意外と安い予算で旅行できる国がありますよ。

北米&中南米旅行の予算の相場

【ニューヨークに1週間滞在】予算シミュレーション

航空券代 12万円
ホテル等宿泊代 7万円
飲食代 3万円
遊び代&交通費 4万円
お土産代 2万円
合計 28万円

アメリカやカナダ、ブラジルなどへの旅行費用の相場は、だいたい10万~45万円です。

アメリカの物価は日本とあまり変わりません。美術館や観光スポットのチケット代の相場は、3,000円程度です。

食事代は、ファーストフードなら1,000円以内、贅沢したければ5,000円は必要です。

北米は広いため、いろいろな場所を観光したい場合は移動距離がかかります。交通費を多めに用意しておきましょう

オーストラリア旅行の予算の相場

【シドニーに1週間滞在】予算シミュレーション

航空券代 8万円
ホテル等宿泊代 5万円
飲食代 3万円
遊び代&交通費 3万円
お土産代 1万円
合計 20万円

オーストラリア旅行の相場は、10万~25万円ほど

物価は日本と比較して、安いものもあれば高いものもあります。食事代は日本より少し高めのイメージです。

コーヒー1杯は、およそ300円程度です。

オーストラリアを旅行するなら、シュノーケリングやダイビングもはずせません。

レンタル器材&ガイド付きで1万円前後の日帰りツアーもあるので、シュノーケリングやダイビング未経験の方もぜひ体験してみてください。



北欧旅行の予算の相場

【フィンランドに1週間滞在】予算シミュレーション

航空券代 12万円
ホテル等宿泊代 7万円
飲食代 5万円
遊び代&交通費 4万円
お土産代 2万円
合計 30万円

北欧は世界的にみても物価が高いエリアなので、1週間の滞在で25万~50万円程度の予算が必要です。

とくにレストランでの飲食代や交通費が高いので、計画的に旅を進めましょう。

せっかくフィンランドに行くなら、オーロラ鑑賞ツアーに申し込むのもおすすめ。

天井がガラス張りの宿泊施設である「ガラスイグルー」は幻想的で人気ですが、1泊3万円以上かかるので覚悟しておきましょう。

北欧はパッケージがかわいいお菓子や雑貨が多いので、ついつい買い物をしすぎてしまうかも。お土産代は少し多めに用意したほうがいいかもしれません。

海外旅行の予算を抑えるコツ

海外旅行にかかる費用は、気を抜くと万単位で増えてしまうもの。

「海外旅行の予算をなるべく抑えたい」という方に、お得な節約方法を3つ紹介するので、参考にしてみてください。

航空券代が安いオフシーズンを狙う

年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなどを除いた時期は、航空券代が安くて狙い目です。

出発日を日曜日から水曜日のいずれかにすれば、さらにお得。

航空券代を比較しながら検索できる「スカイスキャナー」を使えば、格安航空券を手軽に探すことができますよ。

格安パッケージツアーを利用する

まれに、旅行会社から特典付きのパッケージツアーが、破格の値段で販売されていることがあります。

ふだんから海外旅行情報にアンテナを張り、旅行会社のサイトの記事などをこまめにチェックすることが大切です。

海外旅行初心者なら、航空券と宿泊施設、空港から宿泊施設までの送迎がパックになった、お得なツアーに的を絞って探すといいでしょう。

個人旅行にしてとことん節約する

少し面倒でも、宿泊場所の手配などをすべて個別でおこなえば、大幅に節約できます。

女性の一人旅だと不安かもしれませんが、友達と一緒なら移動の際にヒッチハイクにチャレンジするのもいいでしょう。

また、マッチングアプリの「カウチサーフィン」を利用すれば、無料で宿泊することも可能です。

食事の面でも、朝食と昼食を安く済ませて夕食だけ贅沢するなど工夫すると、かなりお金が浮きます。

まとめ

海外旅行には、どうしてもまとまった予算が必要になります。

しかし工夫次第で、費用を抑えることは可能です。

長期の休みがとれなくても、2泊3日のコンパクトなパックツアーもあります。

仕事を頑張ったご褒美に、海外旅行を計画してみてはいかがでしょうか。