【旅行体験談】クロアチア、「アドリア海の真珠」ドブロブニクの美しさと戦争の傷跡

wondertripでは特集「旅行体験談」の連載を始めました。それぞれの機会や理由で旅にでる日本人たちの、旅行体験記をお楽しみください。本日は、クロアチアのドブロブニクを訪問したえいみーさんから、お話を伺いました。

聞き手:wondertrip編集部 katsuya

旅にいくときの荷物がとても少ないことから、旅上手を自称。

旅行体験記の提供者:えいみーさん

アラサー女性、今までで30か国近くを旅行。ずっと行ってみたいと思っていたクロアチア旅行へ、クロアチア内陸も訪問したとのこと。

今回の旅程

今回の旅程
こんにちは。
今回は、クロアチアのドブロブニクを訪れられたという事で、まずは旅程から教えて頂けますか。
今回は、ベルリンからの訪問になります。

1日目

滞在していたベルリンを後にスプリットに到着。
旧市街を中心に観光、それから街を一望できる丘へ。
マーケットにも立ち寄り、果物を購入。

2日目 スプリットからドブロブニクへバスで移動

飛行機で移動ではなく、あえてバスで移動。
スプリットからドブロブニクへの道のりは海沿いのため景色をバスで堪能。

ケーブルカーで丘に登り、市内を一望、その後ドブロブニクの旧市街で、城壁に上り、城壁を一回り。

3日目 ドブロブニク観光

朝からビーチで読書、ドレスアップしてレストランへ。
クロアチアのシーフードを堪能。

4日目 ロクルム島へショートトリップ

午前中戦争博物館でユーゴスラビアの内戦を勉強、その後はドブロブニクからフェリーで10分程のロクルム島へショートトリップ。

5日目 ドブロブニク空港からミュンヘンへと戻る為出発。

クロアチアの旧市街やロクルム島を訪れて

念願だったクロアチアに行かれたのですよね。
印象的だった場所を教えていただけますか。
クロアチアで印象的ったスポットはたくさんありますね。
まず旧市街の城壁です。
中世の城壁がそのまま残っているので、タイムスリップしたような気分になりました。

ただし、ここは一度入場料を払って中に入ると途中で城壁を降りることが出来ないので、燦々と日が照る夏場は少しきついものがありましたけど・・・。

旧市街を訪れられたのですね。
他にはどこか行かれましたか。
ケーブルカーで上った丘の上が印象的でしたね。
アドリア海が一望できる丘からの見晴らしは最高でした。
丘の上に十字架があり、それがとても印象的だなと思いました。

クロアチアは20年ほど前に戦争の経験があるので、この十字架はとても深い意味を持つ光景だと感じました。

そうですね。
20年前と言うのは、最近までの事ですからね。
まだ戦争の傷跡を残していますよね。
他には、ロクルム島も訪問しました。
ドブロブニク近郊には小さな島が多くあり、時間があれば違う島に行ってみたかったのですが、スケジュール的に合わなかったのでこちらの島にショートトリップしてみました。

ビーチでごろごろしていましたが、このビーチというのがおもしろいんです。
砂浜のビーチではなく、ごろごろとした岩のビーチです。
大きな岩の上にタオルを引いて寝転ぶ、というのがここのスタイルで、いつもとは違うビーチ体験はとても興味深かったです。

日本では砂浜のビーチが多いですからね。
光景がちがったのですね。
また、この島は松原がとても多く、松原を歩くだけでもとてもリラックスした気分になれますのでお勧めです。

「戦争博物館」も訪れました。
ドブロブニクは20年前のユーゴスラビアの内戦時、戦地となっていましたので、写真が数多く展示されています。
戦争の記録ですので、暗い気持ちにはなりますが、是非訪れたいスポットですよ。

宿泊したホテルは歴史のある丘の上のアパートメント

現地ではどんな所に宿泊したのですか。
最初の「スプリット」のホテルではアパートタイプのホテルを利用しました。
「ドブロブニク」のホテルは少し高めのホテルにしてアパートメントタイプでもキッチン付きにしました。

まず立地ですが、旧市街はどこも同じようなものだと思いますが丘の上にあったので、スーツケースで旅行をされる方はちょっと大変です。

アパートメントタイプのホテルですか。
歴史がありそうですよね。
アパートメントは古い教会(?)を修復したとのことで、事務室には壁画が残っていて大変興味深かったですが、私たちが止まったホテルは通常のアパートメントで少しがっかりしました。
でもとてもクリーンでお部屋自体も広かったので、リラックスして滞在することが出来ました。
実際に泊まってみた感想はどうでしたか。
ホテルでの生活も教えていただけますか。
ベッドルームとリビングが分かれており、とても広くてよかったのですが、なぜかバスルームに敷居がなく、トイレの音などダダ漏れで残念でしたけど。
キッチンも自由に使えたので、マーケットに行き食材を買って料理する日もありましたね。

また、宿泊施設の方もとてもフレンドリーで、私たちの質問にもきちんと答えてくれましたし、いろいろなおすすめのレストランについても教えて頂き、全体的によい思い出があります。

現地でのグルメについて

クロアチアの料理についてはどうでしたか。
どんな料理になるのか、ご紹介してもらえますか。
クロアチアに行ったら絶対にシーフードを食べた方がいい!と言われていたので、毎日シーフードを食べていました。
私は最近はドイツで仕事で滞在することが多く、なかなかおいしいシーフードが食べられないので実はとても期待していました。

特にタコを食べられたのはとても嬉しかったです。
もちろん全体的においしかったのですが、観光地だったからか、比較的味が雑な面も。
これは個人の感想ですし、レストランにもよると思いますが・・・。

一番おいしかったのは、シーフードを使ったパスタとリゾットでした。

シーフードが美味しいならばパスタとリゾットも確かに美味しそうですね。
クロアチアはイタリアにも近いので、イタリア料理にも似ている気がしました。
あとは、クロアチアに行ったらイカスミリゾットとタコサラダは召し上がっていただきたいと思います。

また、数日外食を続けているとやはりどうしても飽きてしまうので、宿泊施設にキッチンがあったこともあり、スーパーマーケットで食材を買って料理しました。
お魚とイカ、後はポテトを買って、簡単な料理でしたが、外食に疲れた胃には優しく響きました。
(笑)

キッチン付きの宿泊施設というのは確かに長い旅だと嬉しいですよね。
どうしても外食に飽きてしまうので(年もあるでしょうが)、一日だけでも宿泊施設で料理が出来るとだいぶ違いました。
ほとんどのアパートメントタイプの宿泊施設にはお皿などは取り揃えてありますし、調味料などについても事前に尋ねておけばよいと思います。

クロアチアの海の美しさと戦争の傷跡

今回のクロアチアの旅で感じたことはありますか。
念願の旅の実現だったと思いますが・・・。
まずクロアチアをなぜ選んだのかということですが、アドリア海の真珠と歌われている「ドブロブニク」を一度見てみたかったことが一番の理由です。

アドリアの海はとても美しく、景色もとても素晴らしいものでした。
私が行ったのはちょうど夏場で天気もよかったこともクロアチアの印象をよくしたと思います。

アドリア海の真珠と呼ばれていると歌われているのですね。
天候がいい条件で今回見る事ができてラッキーでしたね。
ただ、その美しい景色とは対照的に、20年ほど前まで内戦があり、市内にもまだまだ戦争の傷跡が残っていることがとても印象的で、悲しく思えました。
歩いているだけで、壁に残った銃痕を見つけた時はさすがにとてもショックでしたね。

実はユーゴスラビアの戦争について本を読んだことがあり、旧ユーゴ圏についてはとても興味を持っていたんですよ。

そうですね。
クロアチアと言うと内戦の歴史から切り離しては考えられない場所ですよね。
それでもクロアチアは観光という武器があることで、戦後いち早く立ち直った国だと思います。
クロアチアの人は常にニコニコしていて、フレンドリーでこの人たちがつらい歴史を背負ってきたのだと思うと胸が痛くなった時もありました

戦争の歴史を学ぶことで旅も深いものに

ぜひ、あらためて、クロアチアを訪れる人へのアドバイスをお願いします。
クロアチアはとても美しいところです。
今、とても観光に力を入れている国ですので、日本からの観光客もこれからは増えると思いますね。
クロアチアの歴史についても一度しっかりと勉強した上でクロアチアを訪問することをお勧めします。

70年前に戦争を経験した日本人としても、きっとユーゴスラヴィアの戦争から学ぶことは多いと思います。
その国の歴史を知れば、旅行はもっと深いものになると改めて思ってクロアチア旅行でした。

本も読まれて、永年の夢だったクロアチアを訪れられたのは有意義なひと時でしたね。
確かに、その国の歴史を知って旅行することは大事なことですね。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

さあ、旅にでよう

いかがでしたか。
クロアチア、ドブロブニクの旅行体験記として、本日はえいみーさんのお話を聞くことができました。
他人の旅行記は、不思議と旅に出かけたくなるパワーがありますね。
ぜひクロアチア、ドブロブニクへの旅行の際には参考にしてください。