【旅行体験談】LCCいく激安&の台湾・女子旅をインタビュー

wondertripでは特集「旅行体験談」を連載しています。それぞれの機会や理由で旅にでる日本人たちの、旅行体験記をお楽しみください。本日は、 台湾の台北に渡航した玉リンドウさんから、お話を伺いました。

今回の旅行者

聞き手:wondertrip編集部 katsuya

旅にいくときの荷物がとても少ないことから、旅上手を自称。

旅行体験記の提供者:玉リンドウさん

東京都内在住会社員、30代、女性。休みの日にあちこちで写真を撮ることが趣味で、今回は長めに正月休暇をとり友人とLCCを使って台北を散策。

LCCで台湾旅行

こんにちは。
今回はLCCで台湾の台北へ旅行されたとのことですが、具体的にどのエアラインを使ったのですか。
はい、成田発着のLCCを使い、成田から台北はバニラエア、台湾から日本に戻る際は沖縄を経由してPeachとJetstarのLCC3社に乗りました。

 

往復で3社も使ったのですね!台湾と沖縄って実は近いので帰りに経由して帰ってくるというのもいいですね。
そうなんです。
帰りはせっかく台湾まで来たのだから近くにある沖縄にも行きたい!ということでPeachで沖縄に飛びました。
満席で混雑していましたが、30分程度の遅れで離陸しました。
台湾からのフライトでしたので、大半の方が台湾人のようでした。
低価格が注目されていて最近人気のあるLCCですが、もともとよく使っていたのですか。
いや、初めてだったんです。
片道それぞれ1万円程度で、3社共通して機材が新しく機内の印象が明るい点がよかったです。
なによりこれだけの安さで思い立ったときにすぐ旅行に行けて、台湾から沖縄に寄って帰ることまで出来てしまうLCCにはすごく魅力を感じました。

旅程について

そうだったんですね。
3社も一度の旅行で乗れるとLCCについてのだいたいの感覚もつかめて次回以降も使いやすくなりますね。

それでは今回の旅程について教えていただけますか。

 

はい。
1日目は成田空港からバニラエアで桃園空港へ向かいました。
2日目から4日目までずっと台北市内を観光し、桃園空港からPeachで那覇空港へ向かいました。
5日目は那覇空港からJetstarで成田空港へ帰りました。

台北の面白スポット3選

台湾で3日間台北市内をじっくりまわったのですね。
具体的に面白かったスポットはありましたか。
私はもともと建物やインテリアに興味があるのですが、台北観光で面白かったのは台湾の今と過去が一度に感じられる、古い建物をリノベーションした観光スポットでした。

1.【迪化街】

1.【迪化街】
まずは迪化街です。
台北で最も古い問屋街で、19世紀末から20世紀前半に建てられたと思われるレンガや石造りの建物が道路の両脇にずらっと並んでいます。
扱われている物はドライフルーツやきのこ類などの乾物が多く、通りを歩いていると漢方薬のような独特のにおいがふっとして漂って来てまさに異国の空気を感じてわくわくします。
中にはモダンな内装でユニークな陶器や生活雑貨を売っているお店もあり、つい欲しくなってしまうものがたくさんありました。
写真から歴史のある街並み独特の雰囲気が伝わってきますね。
もう日本にはないような景色で、異国情緒が感じられます。
迪化街の中にはギャラリーもあって、ちょうど展示のオープニングをしてるようでした。
解説はほとんどが中国語で読めなかったのですが、建築家やアーティストが市長に町に関する提案をするというコンセプトの企画だったらしく、変わりつつある台北の街並の基盤を支える活動が様々に行われているのを実感しました。
街自体は古いのにどんどん新しいことをしているってなんだか素敵ですね。
温故知新と言いますか、残すべきものを残して変わっていくところは柔軟に変わっていくということができている街って多くはないと思います。
実際にリノベーション中の建物で、大工さんが窓枠をはめているところを目撃しました。
工事をしばらく眺めて、出来上がりに思いをはせました。

2.【台湾当代芸術館】

2.【台湾当代芸術館】
次に面白かったのが台湾当代芸術館です。
現代アートを中心に扱う小さな美術館が台北市内にあります。
訪れたときには中国の若手アーティストの個展が行われていました。
元々は日本統治時代の小学校だそうですが、とてもきれいな赤レンガの建物でした。
レトロな鍵が可愛らしいです。
台湾と言えば故宮博物館に行く人が多いと思いますが、かつての芸術品だけじゃなく、現代アートの美術館もあるのですね。
こちらも建物は昔の小学校ということで、よい雰囲気がありそうです。

3.【華山1914文化園区】

3.【華山1914文化園区】
3つ目は華山1914文化園区です。
日本統治時代の酒工場をリノベーションした複合施設で、映画やアート展示からおしゃれなセレクトショップまで様々なお店が入っているところです。
工場跡地の雰囲気を活かしたウエディングフォトの撮影も行われていました。
工場の建物の間で南国の木に囲まれながらおいしいコーヒーを飲むのは非日常的で、時間がゆっくりと経つ気がしました。
複合施設にもこのような歴史のある施設をリノベーションしてしまうのですね。
とってもおしゃれです。

ホテルについて

次に宿泊についても教えていただけますか。
ホテルはMRT中山國小駅近くのランディス台北に泊まりました。
行天宮という古いお寺のそばにある大きな通り沿いにある比較的大規模なホテルです。
フロントには女性のスタッフさんが数人いて、チェックイン、チェックアウト時には英語と日本語で対応してもらいましたが、ほんのちょっとしたトラブルがあって、その時には日本語のとても上手な方が来てくれました。
MRTの近くだと夜市など夜まで行動するときも帰りやすくて便利ですね。
スタッフも日本語と英語を話せる人がいるとは心強いです。

それにしてもトラブルがちょっと気になります・・・。

ホテルの部屋の貴重品入れが開かなくなってしまい、部屋まで何度も来ていただくことになってしまったのです。
説明書と実際の操作が異なっていたことが原因だったようでしたが・・・。
こういったトラブルは起きていないそうで、意外と他の人は説明書など読まないのだということと、どうやら自分がけっこう真面目なタイプであるという事実に気がつきました(笑)。
貴重品入れが空かないのは大問題ですね(笑)。
でもきちんと解決してもらえたようでよかったです。
そして説明と実際の操作方法が違うのに同じトラブルが起きてないとは、説明を読まなくても感覚で操作してしまっている人が多いのですかね。

ホテルの居心地はどうでしたか。

毎日ウエルカムフルーツをたくさん部屋に置いてくれるようなホテルでしたので、フルーツ好きな私は喜んで全部食べていたのですが、3日目に部屋に戻ると、ルームサービスの食事メニューが大きく広げた目立つ状態で果物のとなりに置いてありました。
お腹がすいてるなら他にも食べるものはありますよ!というルームキーパーの方の気持ちを感じました。
毎日フルーツが食べられるって素敵ですね。
部屋でも食べながらゆっくり時間を過ごせそうです。
そしてルームキーパーさんの心遣いにも脱帽です(笑)。

台湾グルメについて

さて、台湾といえばやはりグルメを目的にする人も多いと思うのですが、どうでしたか。
はい、私も台北散策の目的のひとつは台湾グルメを楽しむことでした。
地元の方に愛されているお店を探していろいろと訪れましたが、特に印象に残ったのは夜市と朝ご飯専門店でした。
本当に台湾旅行にはグルメが欠かせないですよね。
夜市はどこの夜市へ行ったのですか。
寧夏夜市というところに行きました。
台北の夜市というと士林夜市が有名ですが、お店が多いと目移りしそうだし地元の方が食べているものが食べたかったので、比較的小規模な夜市に的を絞って、中心部の中山などからほど近い寧夏夜市を訪れました。
なるほど。
確かに士林は観光地という位置付けが強い感じでお店はたくさんあって規模も大きいのですが、少しローカル感は少ないかもしれませんね。
より地元目線で現地を楽しむには、少し小さめのところを探した方がよいのかもしれません。
実際にこちらの夜市ではこの日はほかに日本人を見かけませんでした。
お客さんは地元の人がほとんどなので屋台の人には日本語も英語も通じませんでしたが、言葉が通じないと分かっても中国語で辛いのかける?かけない?このお餅も食べる?などみなさんいろいろと親切に聞いてくれていることは分かり、楽しく食べ歩きしました。
他に日本人や外国人を見かけないだけでぐっと地元感が増しますよね。

実際に食べておいしかった!!というものがあったら教えてください。

まず食べたのが串焼きでした。
山のように積んである野菜や肉の串から自分で選んで渡すとその場で焼いてくれます。
豆腐、鳥、ピーマンの串を食べました。
一番おいしかったのは豆腐!スモーキーな香りがして厚揚げのようなみっちりと詰まったしっかりとした質感になっていました。
串の種類がたくさんあって選べないですね!豆腐の串焼きもとってもおいしそうです。
それから台湾グルメの定番魯肉飯も食べました。
八角の効いたやや甘めのそぼろ肉とご飯の相性は最高でした。
青菜の炒め物とか卵焼きとかも頼んで晩ご飯にしている人がたくさんいました。
屋台の料理は一皿が小さくて、色々食べたい人にはうってつけの場所でした。
ほかにもビーフン炒めや生のグアバ、ピーナツのお汁粉のような花生汁や豆花などのほんのり甘い台湾スイーツも食べて大満足でした。
主食からデザートまで色々な料理を食べられたのですね。
夜市によってはボリューム満点のところもありますが、一つ一つが小さいとあまり量が食べられない人でも色々試せて楽しめますね。

台北旅行で感じたこと、思ったこと

最後に、台北旅行全体を通して感じたことや思ったことがあったら教えていただけますか。
台湾は物価が非常に安かったです。
台北滞在3日間で使ったお金はひとり8000円ほどで、うち食費は3000円くらい、残りは交通費が2000円ほどであとがお土産代です。
屋台やローカルなお店ばかりで食べていたので食費がとても安く住みました。
一歩小さな通りに入ると生活に密着したお店がたくさんありますから、言葉が通じなくても積極的に入ってみることをおすすめします。
交通網などは発展していて観光しやすいのに物価が安いって気軽に出かけやすくていいですよね。
屋台に行けばお腹いっぱい食べても数百円で済んでしまいますから、コストパフォーマンスは最高ですね。
はい、台北はとくに近代化していて、東京と同じように見える場所がたくさんあります。
地下鉄などに関しては東京よりも清潔感があって乗り換えも非常に便利ですし。
電車内で車椅子の方を多く見かけましたが、地下鉄の駅に電動車椅子の充電器があったり、構内の段差等も極力少なくおさえられている印象でした。
日本の都市部でこうだったらいいのに、という部分が実現されているようにも思えました。
地下鉄のきれいさは私も感動しました。
飲食禁止のルールもしっかり守られていて。
電動車椅子の充電器は気づきませんでしたが、そのようなものまで完備されているのですね。
日本もまだまだ改善できるところがたくさんありますね。
私、海外に旅行に行くときには、地元のスーパーでサランラップはいくらか、野菜は安いのか、レトルト食品はどんなものがあるのか、とかを見ながらいつも現地での生活を想像するのが好きなんです。
あとは街の中のどこでトイレを借りられるかもひとつのチェックポイントです。
どのくらい街が開放的か、治安がいいか、清潔に配慮しているかがよく分かります。
そういった点から見て、滞在期間は短かったですが台北はとても清潔で安全で、生活がしやすい街だと思いました。
ただ観光するだけでなく、ここに実際に暮らすことになったらどうなるか考えながら旅するのも楽しいですよね。

本日は長い間取材にご協力いただき、どうもありがとうございました。

さあ、旅にでよう

いかがでしたか。
台北の旅行体験記として、本日は玉リンドウさんのお話を聞くことができました。
他人の旅行記は、不思議と旅に出かけたくなるパワーがありますね。
ぜひ台湾、台北への旅行の際には参考にしてください。