父の赴任先、インドネシア・ジャカルタへ訪問。現地で見聞き、学んだことまとめ

wondertripでは特集「旅行体験談」の連載を始めました。それぞれの機会や理由で旅にでる日本人たちの、旅行体験記をお楽しみください。本日は、インドネシア・ジャカルタに赴任している父に会うため渡航し、現地でおもてなしを受けながらインドネシアの文化を学んだ「なかの」さんから、お話を伺いました。

聞き手:wondertrip編集部 katsuya

旅にいくときの荷物がとても少ないことから、旅上手を自称。インドネシアは新婚旅行でバリ島の観光経験あり。

旅行体験記の提供者:なかのさん

ジャカルタに赴任する父に会いに、友人と渡航。ハプニングや貴重な体験に恵まれた旅行となる。

こんにちわ。
本日は宜しくお願い致します。

今回の旅を簡潔にまとめると、どのような旅でしたか?

単身赴任している父に会いに、ジャカルタまで行った旅行記です。
父の友人が手配したお食事処が高級レストランだったらしく、まるで大名旅行でした。
なお、私ですが顔が濃く、毎回どこでも現地の方と間違われる旅でもありました。
大名旅行だったり、顔が濃くて現地人に間違われる等、さっそく深掘りしたいキーワードが出てきていますね(^^;)
アジア圏の美しいホリの深さに日本人らしさを足しに足した顔です。
決してエキゾチックな美しさなどないのに、現地人に間違われます。
小学生のころから間違われましたので、お墨付きです。
浅黒い肌なことも一番一役買っているでしょう。
ぜひ機会があればお顔を拝見したいと思います…!

※注:対面のないオンライン・インタビューです。

想定通り、現地人に間違われる経験もありましたが、他にもジャカルタに溢れる異国の風情、そして空気も道行く人との接し方も日本とは異なる情緒をたくさん学ぶことができました。

入国審査で危うく詰問

渡航するきっかけですが、父からは、いつかジャカルだに来い、友達でも彼氏でも連れてこいと散々言われていました。
日本から出たくなく出不精な私でしたが、友人とともにジャカルタに行くことを決心しました。
伊丹空港より成田空港へ、そしてインドネシアへ、という経路でした。
伊丹空港から国際線に乗るわけでもないのに、友人とは朝の5時集合。
三時間ほど友人と時間をつぶし、やっと飛行機に乗りました。
空港あるあるですね。
心配すぎて、めちゃくちゃ早く着いてしまう。
それで、インドネシアの入国の際に何やらトラブルが起きたという話ですが…?
飛行機ではひたすら寝ました。
やっと現地に付き、パスポートを出しながらの審査を受けますが、ここで入国審査で危うく詰問されるところでした。
そろそろ順番、そう思ったときに友人が走ってきて…

「パスポートが逆!それ私のやつ!」

なんともギリギリのタイミングでした。
現地の入国審査の方にも「ソーリーソーリー、イッツアミステイク!」と繰り返し、何とか空港の外に出ることができました。

パプニングが満載ですね(^^;)
学びましたね。
パスポートは大事です。
海外に置いては身分証明書の最たるもの。
そして日本人にとっては、「私は日本人です。
危険などありませんよ」と伝えられる一番の道具です。
失くさないでください。
そして、何がどうなって入れ替わっていたかはわかりませんが、自分のパスポートはご自分での管理を徹底してください。
もう少しで詰問されるところだった私からのアドバイスです。
…とても説得力があります(笑)

ジャカルタの至る所にある「モスク」

モスクについて多くの印象を受けたそうですが、教えてください。
一日目、久々の父との再会を喜んだあと、モスクを拝見しました。
まったくの無神論者である私も友人も、「ここは空気がきれいだね」と感じる厳かな雰囲気に満ちた場所でした。

たくさんの方が自身の信仰を捧げ、モスクで祈る日々を過ごしています。
インドネシアにはムスリムの方が多く住んでいるのです。
豚、酒は絶対のご法度。
レストランにも置いてありません。
観光客向けのレストランでは酒を頼むたびに「この人たちは外国人だ」という目線を感じます。

 

普段なら許されていないお写真を撮ることもできたそうですね。
本来ならば写真はご法度のようですが、日本人であること、そして少し多めのチップにより撮影許可をいただきました。

「ここ!ここを取るんだ、ジャパニーズ!」

と言っているような現地人の案内に従い、パチリ。
ジェスチャーでもわかるものです。
その時に撮った写真は、モスクの通路です。
日が差し、この場所をたくさんの方が信仰をもって歩かれたのだとわかる一枚になりました。

日本ではモスクを見る機会がほぼ無いと思います。
貴重な経験になったのではないでしょうか?
そうですね、日本ではなかなか見られないものです。
もしくは日本人が何か信仰をしていたら「あの人は宗教にはまっているのよ」と偏見の目で見られることさえあると思います。

なぜでしょうね。
自分の柱ともいえるものを持っていて何が悪いのでしょうか。
きっと信教の自由がある、そしてその恩恵により楽しめる、沢山の気持ちを擁護できる日本人にはきっとわからないことだと思います。

モスクではたくさんの方がお祈りをしていました。
だからこそ、私たち日本人は、「空気がキレイ」と思ったのでしょう。
自分とは違うけれど、美しいものである。
そう考えられる日本に生まれてよかったと思えます。
信仰は穢せない。
その意味をカメラ越しに知る体験でした。

インドネシアには、キリスト教徒もいる

もうひとつ現地のお話をいたします。
ムスリムの方が多いとはいえ、ほかの宗教がないわけではありません。
キリスト教徒のための教会もあります。
このときに、ひとつの国にひとつの宗教と考える自分の浅はかさを思い知ります。

たまたま入らせていただいた教会では、結婚式を挙げていました。
ベールを揺らめかす新婦に幸せな顔の新郎、そして拍手と笑顔がやまない人々。
現地の言葉のため、何を言っているかは分かりませんでしたが、幸せになるのだろうと思える空間でした。
なんだか中座しにくいような、荘厳な時間が流れていました。

 

結婚式と遭遇できるなんて、また貴重なショットですね!
「いいもの見させてもらったねえ」そう父と友人と話していったところ、後方に座っていた現地の方々が振り返り、私たちに向かって笑顔と言葉をくれました。
インドネシア語はわかりません。
せめて挨拶ならば「セラマタパギ」とも言えたのですが。

父に通訳してもらったところ、「涼みに来ただけだったが、美しい場所に来れた。
あなたたちは日本人か?俺が礼を言うから、この祝いをいつでも胸に置いておいてくれ」そう言っていたそうです。

現地の方々との交流もできて、とてもいいお時間でしたね。
ところが聞いてください。
私も感動していたタイミングで、現地の方が私をみながら「で、そこの女性はインドネシア人だろう?恥ずかしがっているのか?」といったのですよ。
台無しです!(笑)浅黒い肌、そしてホリの深い顔、それだけで私はインドネシア人になれるそうです。

父は「私の娘です。
日本人ですよ」といったところ、驚く現地人。
あれはきっと「オーマイガッ」みたいなことを言ってましたね。

友人はずっと笑っていました。
「褒め言葉!褒め言葉だから!」という父のフォローが私の心に刺さる中、オアシスへ向かいました。

またとないタイミングで結婚式と遭遇し、現地の方々との交流もあって、オチもつくとは。
充実した旅ですね。

インドネシアの「オアシス」とは

インドネシアのオアシス、といえば何を思い浮かべますか。
砂漠の中のオアシスではなく、「高級レストラン」を意味するのです。
ご存知でしたか。
しかも、他国の大統領が使用するほどのレストランを指します。

日本人でありコネがあることをこれだけ感謝したことはありません。
なんと、父の友人にお招きをいただき「オアシス」に行くことになってしまったのです。

まず準備がとても大変。
ドレスコードを守った服装、きちんとしたメイクに、香水は禁止。
日本でも由緒正しいホテルにカジュアルスタイルでは入れないことと同じくですが、まさかそのようなところに行って食事をするというので、友人と震えていました。

これはまた、素晴らしいご経験になったでしょう。
中の様子はどうでしたか。
まずはロビーでのお茶でウエルカムドリンクのおもてなし。
その後、お席への案内。
この日はたまたま他のお客様がいらっしゃいませんでしたので、ほぼ貸切状態となりました。
私のような庶民にはあり得ない状況です。
私も友人も、父すら固まりました。

友人「なかのさんの娘さんが来るから、張り切りましたよ!」

父親「張り切りすぎだ、娘が恐縮してるだろう!」

娘の私をだしに、自分の震える手を隠している…。
そうわかるのが親子です。

ご友人の方もきっと見栄を張ったのでしょうか…。
レストランで緊張するというのは、よっぽどですね。
お料理はいかがでしたか?
オアシスの名物は、十人以上並んだ美人が代わる代わるやってきて、お客様の皿へ、担当する料理を盛り付けていくもの。
食事はどれもおいしく、生まれてきてよかったと思える状況!たくさんの美人に少しずつ配給してもらい、ドラの音の後、引きさがる彼女たちは最後まで美しい佇まいです。
いい思いをたくさんしました。

料理の味は緊張でわかりませんでしたが(笑)、日本では食べられないものだと断言しておきます。
本当に、どこかのお姫様にでもなった気分でした。

さすが大統領クラスの要人も使うといわれる「オアシス」ですね。

ジャカルタ旅行を振り返って

以上が主な日程だったようですが、ジャカルタ旅行を全般振り返っていかがでしたか?
まず全般的に言えることとして、食事が大変おいしかったです。
香辛料が使われている料理もありますが、辛いものが苦手な方にもおススメしたいものばかり。

また、インドネシアは暑い国です。
ジャカルタは加えて空気の悪さもあります。
発展する最中ですので、工場からの廃物と浄化が間に合わないのでしょう。

 

日本よりも多くの島で構成されているインドネシアですから、バリ島とはまた違った雰囲気でしょうね。
そして、南国特有なのでしょうか、明るくおおらかな方が多いということはきっと他の国では見られないものではないでしょうか。
これは、私がたくさんの方から声をかけられた経験からも言えます。
きっと顔が濃いために、現地人に声をかけられてとコミュニケーションをする機会が多かったように思います。
(笑)

 

ええ、顔が濃いという話は思う存分楽しませていただきました…。
最後に、私が現地人に間違わえれために多く実践できたのですが、現地で使用される挨拶をご紹介いたします。
実はインドネシアでは、それこそ日本以上に多彩な、いろいろな「こんにちわ」があるのですよ。

「スラマタパギ」…朝だと思う時に使います。
「おはよう」です。

「スラマタシアン」…昼から16時までの「こんにちは」。

「スラマタソレ」…16時から18時までの「こんにちは」。

「スラマタマラム」…18時以降の「こんばんは」を含む言葉。

「スラマタ」の発音は、少し滑舌を悪くして、「スラマッタ」、「セラマタ」でも十分通じます。
「パギ」「シアン」「ソレ」「マラム」でも通じます。

ホテルの方仲良くなりたい際には、お使いください。
「私は今、現地語であなたに挨拶したいのです」というその気持ちがあれば通じます。
そして返してくれます。

 

日本にも朝昼晩の挨拶はありますが、16時から18時までの「こんにちは」は面白いですね。
挨拶をする文化なんでしょうね。

 

ありがとうは「テレマカシ」。
最後の「シ」を少し飛ばす感じで、スタッカートをつけるように「シッ」と発音してください。
そうして帰ってくる言葉の大半が、「サマサマー」です。
「どういたしまして」と訳されます。

また、私もこれくらいしか分かりませんでしたが、多くの現地人とコミュニケーションがとれました。
言葉がわからないなら、必要なものだけ覚えてやり過ごせばいいのです。
それを受け入れてくれる。
それがインドネシア。
そしてジャカルタではないでしょうか。
楽しんで、ご旅行いただければ幸いです。

ジャカルタに旅行にいきたくなってきました。
最後に、余談ですが、もし現地人に間違われてしまったら、「Sorry、I’m Japanese!!!!!」とお伝えください。
「OH……」という言葉の後、きっと英語で話しかけてくれます。
顔が濃くってホリの深い方にだけオススメします(笑)
参考になります(笑)ありがとうございました。

 

さあ、旅にでよう

いかがでしたか。
インドネシア、ジャカルタの旅行体験記として、本日はなかのさんのお話を聞くことができました。
他人の旅行記は、不思議と旅に出かけたくなるパワーがありますね。
ぜひインドネシア、ジャカルタへの旅行の際には参考にしてください。
海外航空券を今すぐ検索・購入する

出発地

目的地

大人 子供 幼児

大人:ご搭乗時の年齢が11歳以上、子供:11歳未満 幼児:2歳未満