【旅行体験記】屋久島でもう一度訪ねたい霧にかすむ屋久杉

wondertripでは特集「旅行体験談」の連載を始めました。それぞれの機会や理由で旅にでる日本人たちの、旅行体験記をお楽しみください。本日は、 日本の屋久島に旅行したはなゆりさんから、お話を伺いました。

聞き手:wondertrip編集部 katsuya

旅にいくときの荷物がとても少ないことから、旅上手を自称。

旅行体験記の提供者:はなゆりさん

大学生、女性、旅行好き。海外から国内まで行った中で、また行きたいと思う屋久島への旅行について語るとのこと。

今回の旅程

こんにちは。
今回は、屋久島に行かれた時のお話をしていただけるということでまずは旅程からお願いします。
4日間の屋久島旅行に行きました。

1日目 羽田空港より鹿児島空港到着、その後フェリーで屋久島に到着、翌日の縄文杉のツアーの準備

2日目 朝の3時から屋久島の縄文杉を見るために登山スタート

3日目 白谷雲水峡を観光、きつい山登りではなく、のんびりと景色を見ながら山道を歩く

4日目 フェリーで屋久島を後にし、鹿児島空港から羽田空港で帰宅

屋久島のお土産屋さんでは屋久島のポストカードや、屋久島出身の作家さんのガラスのコップなどを購入

体力の限界に挑戦しながら見た屋久杉

屋久島での旅行でまず印象的だったことを教えて頂けますか。
やはり、屋久島の縄文杉ですね。
朝の3時、真っ暗闇の中から登山が始まり、夕方に下山し終えるという一日がかりで見ました。

登山ガイドさんとパーティーを組んで山を登っていくのですが、途中、初心者のわたしは四つん這いにならないと登れないところなどもあり、思ったよりもハードで驚きました。
山を登っている最中は真夏だったのですが、雨が降って寒くて凍えたり、かと思えば、汗をかいて日が照ってきて、暑くてしかたなくなったり……。

屋久島と言うと天候が不順でよく雨が降りますからね。
山だけは降っているという事もありますからね。
本格的な登山の様で大変でしたね。
ものすごく大変でしたが、なんとかたどり着いた先にそびえる縄文杉は、本当に感動しました。
見上げても一番上までは霧もあり見ることができなかったのですが、その雄大さは見て取れました。

途中途中に、大人が10人ほども入れる大きな切り株や、ハート形をした切り株など、見所もたくさんありましたね。
今はもう、縄文杉に触れることはできず、遠くから眺めるだけになってしまっているのですが、いつまでもそびえたっていればいいなと心から思います。

また足腰が丈夫なうちに、縄文杉を見に行きたいです。

屋久島の民宿での嬉しい歓迎のふるまい

霧がかかった縄文杉ですか。
巨大だからこそ霧もかかるんですしょうね。
もう一度見たいと思わせるほど、とても幻想的だったのですね。

屋久島ではどんな所に泊まられましたか。
結構体力を使われたのでそこでゆっくり休むことができましたか。

素泊まりの民宿に泊まりましたが、実は嬉しい事にまったく素泊まりにはならなかったんです。
(笑)民宿はおっちゃんが一人で切り盛りしていたのですが、そこの民宿のおっちゃんと仲良くなったことで、夕飯を毎回ごちそうになりました。

しかも、とても豪華で、鹿肉や亀の手など珍しいものも食べさせてくれてお刺身もたくさんふるまってくれました。

屋久島のお酒や、おっちゃんが漬けてつくったという甘露酒が絶品で、本当に素泊まりの値段でいいのといった感じでした。

屋久島なりのふるまいをしてくれたのですね。
話を聞くと、泊まって仲良くなった宿泊客とみんなでこうして過ごしているそうです。

ごはんを食べた部屋の障子やふすまには、今まで来た宿泊客からのメッセージがあふれていて、本当に素敵な宿だなあと思いました。

部屋は二段ベッドになっていて、シャワーや洗面所も問題なく清潔で、便利でした。

一応、共同で使うキッチンなどもついていましたが、食事面はおっちゃんにお世話になってしまいましたので、使うことはありませんでした。
(笑)

島の物づくしの手作り屋久島グルメ

すごくいい思い出ができましたね。
そういう人の優しさに触れるのも屋久島の良さですよね。

それでは屋久島のグルメと言うとその時に食べた料理になりそうですね。

そうですね。
おっちゃんが手作りしてくれた、サバの刺身、鹿肉の焼肉、亀の手などどれも非常に美味しくてびっくりしました。
「カメノテ」は見た目だけ見ると、少し食べるのをためらってしまうのですが、口に入れてみると、コリコリとした歯ごたえがたまらなく美味しかったですね。
また鹿肉も、新鮮なものだからか、生臭さもなく肉のうまみがしっかりと感じられる一品でした。

鹿肉を焼肉にして、おっちゃんが屋久島の海で作ったという塩を少しふって食べると、肉のうま味がダイレクトに口の中に広がりました。

まさに、島で捕れたものを島の塩で食べると言う美味しさ間違いなしの料理ですね。
また、帰る日にはお店で名物のトビウオの唐揚げと、鯖のすき焼き料理「サバスキ」を食べるました。
「サバスキ」は生臭いような気がしていたのですが、食べてみると脂がたっぷりとのっているのに、魚だからか、さっぱりと食べることができました。

トビウオの唐揚げも、見た目がそのままなので驚きましたが、ぱりぱりとしていて、淡白な白身がカラっと揚がっていて、あっという間に食べてしまいましたね。

今回の屋久島の旅で感じた事

屋久島の魅力を充分満喫されたようですが、特に旅を通して感じたことはありますか。
屋久島はとにかく、体が元気なうちに行ったほうがいいですね。
年を取ってあの山登りは、何かで鍛えていれば別だけれど、そうでなければかなりきついと思いました。
20代前半で運動経験のないわたしが、なんとかぎりぎり登り終えることができたくらいに山登りはきつかったです。

しかし、縄文杉は見る価値があります。
ガイドさんによると、樹齢何千年の木でも、雷が落ちてしまってあっというまに根こそぎ倒れてしまうといったこともよくあるそうで、いつまで屋久島にそびえたってくれているかもわかりませんよね。

そうですね。
世界遺産にも登録されている屋久島ですが、大事にしていかないと、いつこれが見れなくなるかもわからないですよね。
縄文杉が倒れてしまうのはなかなか考えにくいですが、地下の土壌が腐っていき、病気になってしまうことはあり得ますよ。
縄文杉が立派に立っている屋久島へ、また、必ず自らの足がしっかりしているうちに向かいたいと思っています。
そうですね。
もう一度行きたいと思いを強くされていますね。
私も屋久島は様々な自然の命のパワーを感じる島の気がします。
今度はウミガメの産卵で有名なビーチにも足を運びたいと思います。
屋久島は山自体が神聖なものとして扱われていて、人間が住まわせてもらっているような感覚が今もしっかりと残っています。
自然に対する畏怖の念を感じることができるのが最大の魅力の場所です。
本日はどうもありがとうございました。
屋久島の魅力は、自然に対する畏怖の念を感じる場所であるという貴重な言葉を頂きました。
ここに多くの人達が出掛けてありのままの自然のパワーを感じてほしいですね。
屋久杉などの貴重な自然の姿はそのまま大事に残しながら・・・。

さあ、旅にでよう

いかがでしたか。
日本 屋久島の旅行体験記として、本日ははなゆりさんのお話を聞くことができました。
他人の旅行記は、不思議と旅に出かけたくなるパワーがありますね。
ぜひ日本 屋久島への旅行の際には参考にしてください。