フライカイザー、それはネバダ州に実在する奇跡の噴泉塔。場所や行き方は?

CG?現代アートのオブジェ?と見紛う程の奇抜な色彩と造形。広大な砂漠に突如として現れる不思議な世界。これは地底より噴出する温泉が作り出した噴泉塔です。今アメリカのフライカイザーについて、その見どころや観光案内、場所、行き方をご案内します。

美しく、グロテスク

アメリカ・ネバダ州北部に広がるブラックロック砂漠にあるフライカイザー。
赤や緑、原色の強烈な色彩を見せる2~3mの岩山。
その頭頂部からは絶えず地底の温水が噴き出し続けています。
温水に含まれる鉱物が地表に堆積してできたのがこのフライカイザー。
美しさとグロテスクさをあわせ持ち、得も言われぬ魅力が見る者を惹きつけます。

何年も賭けて形作られました

とは言え、このフライカイザー、完全な自然の造形物と言う訳ではありません。
1916年、井戸の掘削中に偶然にも発見された熱水源。
それから数十年ごの1960年代、その熱水源は地表のもろい部分を突き破り、温泉の噴出はさらに勢いを増しました。
そして数十年の歳月をかけて形作られたのがこのフライカイザーです。

鉱物と高温の水源に生息する藻類が作りだす色彩

我々を惹きつけるのは、何と言ってもこの色鮮やかな色彩。
温水に含まれる鉱物と高温の水源に生息する藻類が作りだす色彩なのだそうです。
目を覆いながらも、指の隙間から覗きたくなってしまうグロテスクな姿。
これもまたフライカイザーの魅力。

幻想的な絶景となります

青空の下、そのカラフルな色彩を愉しむのもよいですが、夕暮れ時の幻想的なフライカイザーもまた必見。

観光をするには一工夫

phreddiva (引用元:Instagram)

ひとつ残念なのがこのフライカイザー、私有地にあるということ。
その敷地は鉄線と錠によって囲われており、自由に近づくことはできません。
しかし、私有地の外からでもフライカイザーを見ることはできます。
フライカイザーの脇を走る州道34号線からその姿を望むことが可能なのです。
その際は、双眼鏡等を持参することをお勧めします。

アメリカでも隠れスポット?

絶え間なく噴出を続けるフライカイザーは今も尚、成長を続けています。
今後どのような造形を、どのような色彩をみせてくれるのか。
ネバダ住民ですらその存在に気付いている者は少なく、ここは隠れたアメリカの絶景ポイントなんだそう。
静かな砂漠に佇み、自然の造形力の不思議さを感じてみて下さい。

フライカイザー(Fly Geyser)の場所と行き方

東京・成田からロサンゼルス、シカゴ、サンフランシスコ等で乗り換え、リノ・ホタ国際空港へ。
リノ(Reno)からは車で州間高速道路80号線(Interstate 80)と州道447号線(Staet Route 447)を2時間程、ガーラック(Gerlach)まで走ります。
ガーラックからさらに、州道34号線(State Route 34)を北に32km程走ったところにフライカイザーはあります。

奇跡の絶景を見に行こう

アメリカは、グランドキャニオンをはじめ、別の星に来たかのような絶景がたくさんあります。
ぜひフライカイザーも観光地巡りのひとつとして計画してください。